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Ninjin: Clash of Carrots 人参求める忍者の集い【レビュー】

ゲームレビュー
ゲームレビュー

こんにちは、ちゃぶ台です。

今回は Ninjin という2Dベルトアクションを紹介します。奪われてしまったきゃろっとを奪い返すため、可愛らしい動物忍者が盗賊達を追いかける作品です。魅力的なキャラクターデザインと骨のあるアクションが特徴的な作品なので、気になった人は是非覗いてみてください。

それでは早速紹介していきます。

概要

タイトルNinjin: Clash of Carrots(ニンジン:クラッシュ・オブ・キャロット)
対応機種Steam, Nintendo Switch, PS4
価格1,010円(Steam), 1,528円(Switch, PS4)
プレイ人数1-2人
言語日本語対応
ジャンル2D アクション
開発元 / 発売元Pocket Trap / Modus Games
一言道中で数千本も拾ったら帰っても良くない?

ストーリー

『きゃろっと』を食べ食べ平和にくらすウサギ村に忍び寄る黒い影……。
「なんだ! あれはなんだ!!」
あれはもぐらのモー将軍の軍勢だ!!
ニンジャうさぎ『ニンジン』と、ニンジャきつね『アカイ』は、軍勢に奪われてしまった『きゃろっと』を取り返すため、戦いの旅に出立するのであった…!! (Nintendo Store より抜粋)

こんなゲーム

サイドビュー形式のベルトアクションで、村から盗まれてしまった大量のきゃろっとを取り戻すために26個のステージをクリアします。主人公は常に前方に走っているため、強制的なスクロール要素を含みます。操作は移動、近接攻撃、遠距離攻撃、ダッシュとシンプルです。各ステージは複数のウェーブから構成されており、前後から出現する敵を倒すことでウェーブクリアを目指します。

キャラクターは自動で走るので、前後上下に移動します。

近接攻撃は剣やナイフで攻撃しますが、前方にしか攻撃判定がないため、背後から敵が出現した際には敵の背後に回り込んで攻撃する必要があります。遠距離攻撃は手裏剣やクナイを360°全方向に狙いをつけて打ち出します。ダッシュは一時的に無敵となり、敵をすり抜けることができます。遠距離攻撃とダッシュはスタミナを消費しますが、スタミナは時間経過で回復するため気軽に使うことができます。

主人公は常に走っているので前後の移動には慣性が乗ります。ダッシュ攻撃で勢いよく斬りかかることもできます。

敵に連続で近接攻撃を当て続けると、徐々に必殺技ゲージが溜まります。必殺技ゲージが最大まで溜まると強力な姿に変身して一定時間無敵となります。敵に当たるだけでダメージを与えることができるので、積極的に敵に体当たりしましょう。

必殺技ゲージは紫のゲージです。炎の宝石をもっていると赤い龍に変身します。

プレイヤーは近距離武器、遠距離武器、3つのアクセサリーを装備して冒険に挑むことができます。敵を倒した時に出現するきゃろっとを集めることで、ショップにて新しい武器やアクセサリーを購入することができます。近距離武器は武器によって攻撃速度やリーチが異なり、遠距離武器は貫通属性や爆発属性を持つものもあるため、ステージによって使い分けが可能です。

敵を倒すときゃろっとが飛び散ります。
ブーメランは投げた後戻ってきます。
体力回復特化やスタミナ特化、攻撃力特化等にビルド変更が可能です。

色々な形態の敵・ボスが用意されていたり、各ステージクリア時には、被ダメージやクリアタイムによってランクが決定されたりと

C, B, A, S の4つのランクが用意されています。全てのステージでSランクを取ると…?
全体マップ。モー将軍の手下を追いかけて冒険を進めます。

ストーリーは5時間程度で攻略可能です。また、やり込み要素として ONI TV というローグライク形式のゲームモードも用意されています。アイテムの持ち込みができない代わりに、道中で出現するランダムなアイテムを利用しながら多数のウェーブの攻略を目指すシステムでここでしかもらうことができない武器も用意されています。

アイテムは現地調達で100ウェーブを目指します。

おすすめポイント

・爽快感のあるアクションから高難易度アクションへ

前半は雑魚敵が大量に出現するため、勢いに任せてなぎ倒していくことができます。敵を一掃して大量に出現するきゃろっとを拾ったり、コンボ数が100を超えたり、必殺技で敵をまとめて倒したりと爽快感を得るタイミングが多く遊んでいて楽しいです。前半は難易度も程よくサクサクと進めることができたため楽しめました。

かたまった敵の背後から斬りつけるタイミングが一番爽快でした。

一方、中盤以降はダッシュ・近接武器・遠距離武器のいずれかの利用が一時的に不可となったり、画面上半分・下半分が立ち入り禁止となったり、透明な敵が出現したりとあの手この手で邪魔が入ります。敵の攻撃も激しくなり弾幕要素が増え、スタミナ管理も複雑となるためガラッと印象が変わりました。

赤いチェーンは通り抜けることができません。

やや難易度の上昇には戸惑いましたが、コンボ数や被ダメージに応じてウェーブ毎に体力が回復するシステムによって、立ち回り次第では大ダメージを受けてもリカバリーが可能な点や武器やアイテムの種類が150種類と豊富で全体的に戦略性がある点は魅力的で最後まで楽しめました。

・可愛らしいキャラデザイン

主人公達は無口ですがニコニコ笑ったりマスクをつけてオシャレをしたり、ステージクリア時にポイーンと可愛らしい効果音を出してジャンプしたりと意外と表情豊かです。敵キャラクターも憎めない名前や特徴的な話し方をするキャラクターが多く個性豊かです。また、武器については他のゲームのパロディが多数含まれていたため、見ているだけで楽しめました。

ステージクリア時のニッコニッコの忍者
新しい敵が出現する時は見覚えのあるカットインが発生します。
見覚えのある花の剣。フレーバーテキストも凝ったものが多く見ているだけで楽しめました。

・2P協力プレイ対応

本作は2人協力プレイに対応しており、Steam版であればRemotePlayTogetherやオンラインマッチングに対応しております。互いのキャラクターがぶつかると押し出してしまい、不便に感じる部分もありましたが、敵の攻撃が分散して回避に専念しやすくなるため、2人プレイの方が攻略しやすいと感じました。

前後、上下に別れた敵を2手に別れて倒すことができるため、集中しやすいです。
仲間を助けるようなアクセサリーも用意されています。

このゲームに向いている人・向いていない人

こんな人におすすめ

・2P協力プレイ作品を探している人

1人でも十分楽しむことができますが、2人で冒険することでより楽しむことができると思います。敵の配置や装備を考慮して素早く声を掛け合ってウェーブの生き残りを目指すことが楽しいです。キャラクターデザインが可愛らしく操作もシンプルなので、2人用の協力プレイ対応作品を探している人にはおすすめすることができると思います。

一方で、以下の人にはおすすめできないです

・高難易度のアクションが苦手な人
テンポよく冒険楽しみたい人

可愛らしいデザインですが終盤は難易度が上昇し、弾幕要素も含まれます。救済要素も含まれていますが、敵の攻撃を連続で受けるとテンポが悪く、やる気も削がれるので高難易度のアクションが苦手な人にはおすすめすることができないと思います。

また、1ステージが10分程度とやや長く、ミスした際に最初からとなる点、通常攻撃が右方向にしか繰り出せないため敵が左画面端に行くと倒しにくい点から、テンポが若干悪いです。ストレスフリーで冒険したい人にはおすすめすることができないかもしれません。

ここに注意!

2人プレイでの攻略も可能ですが1人が死んだタイミングでゲームオーバーとなります。1人がどれだけ上手くても相方が下手だとフォローできないのでご注意ください。

セールによって90%OFFとなることがあります。急ぎでなければ体験版のプレイやセール中の購入をお勧めします。

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見つけ次第追記します。

総括

サイドビュー形式の2Dアクションで、動物の忍者を操り、奪われてしまったきゃろっとを探して冒険にでます。可愛らしい見た目やオマージュが豊富な点は魅力的ですが、難易度が高いためアクションゲームが苦手な人にはあまりおすすめできないと思います。2人でも楽しむことができる作品なので、気になった人は是非遊んでみてください!

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