こんにちは、ちゃぶ台です。
今回は NeverAwake という2Dシューティングを紹介します。病院で眠ったままの少女が心に持つトラウマと戦う作品です。身近なものをおぞましくした手書き風のビジュアルや、ループ構成を活かしたステージ構成が特徴的な作品なので、全方向シューティングが好きな人は是非ご確認ください。
それでは早速紹介していきます。

概要
タイトル | NeverAwake |
対応機種 | Steam, Nintendo Switch, PS4, PS5 |
価格 | 1,980円(Steam), 2,530円(Switch, PS) |
プレイ人数 | 1人 |
言語 | 日本語対応 |
ジャンル | 2D シューティング |
開発元 / 発売元 | Neotro Inc. / Phoenixx Inc. |
一言 | 最後のステージのチャレンジがクリアできたけど未だによくわからず。 若干もやもや。 |
ストーリー
病院で入院したまま眠ったままの少女、レム。
彼女は悪夢として出てくる自分の嫌いなものに打ち克ち、目覚めることができるでしょうか。
こんなゲーム
サイドビュー形式の全方向シューティングで、80個のステージのクリアを目指します。操作は移動・攻撃・ダッシュ・スキル利用とシンプルです。各ステージでは敵を攻撃・撃破した際に出現するソウルを集めることが目標で、100%まで溜めるとクリアとなります。

ステージは画面が自動スクロールで進んでいきますが、1分前後で1周します。ソウルが100%にならないまま1周すると、ステージがループしてクリア条件を満たすまで無限に続きます。ループした際は、敵の攻撃が激しくなるなど難易度が上がる一方で、スコアに倍率が付くというメリットもあります。


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スキルはステージ開始時に1つを選択して持ち込みます。周囲に弾をばら撒く、前方にショットガンを打ち出す等の効果を持ち、ステージ毎に利用できる回数が決まっています。ピンチが迫った時はもちろん、ソウルを稼ぐために、通常ショットだと倒しきれない画面外にフェードアウトする敵を倒すために利用することもあります。


各ステージではプレイ状況に応じてコインを得ることができ、ショップで新しいスキルのアンロックや強化、装備アイテムの購入ができます。装備は最大体力やスキル利用回数の増加、ダッシュの性能強化など様々な効果を持ちます。

本作はマルチエンディング性で、全ステージクリア後はノーマルエンディングの後、トゥルーエンドを目指して裏ミッションに挑めるようになります。裏ミッションではステージがループするまでにソウルを100%にする、ソウルを回収せずにボスを撃破する、ステージ内に隠された隠しゴールを見つける等の特殊条件を満たすことが目標になります。ノーマルエンディングまでは3時間程度、完全クリアまでは7時間程度でした。

おすすめポイント
・手書き風の身近な悪夢
主人公のレムは病院で眠っている女の子で、彼女の心の闇に立ち向かうというコンセプトになっています。彼女の嫌いな近所の犬、野菜、歯医者さんのような身近なものがモンスター化して現れる点が特徴です。手書き風でおぞましいデザインですが、よく見ると身近なものが原型になっているため面白いです。

また、各ステージクリア時にはにレムの日記の一部が表示されます。意識を失う前の断片的な情報を得ることができ、レムの暮らしぶりを知ることができます。怖いものに怯えつつも、立ち向かっていくというストーリーは、王道ではあるものの元気づけられました。

各ステージの初回クリアは比較的簡単ですが、チャレンジモードは難易度が高く立ち回りや装備の調整含め、試行錯誤が必要となります。1プレイがすぐに完結し、ランダム要素も少ないため、挑みやすい点が高評価でした。ビジュアルはもちろん、陰鬱な雰囲気を盛り上げるBGMや操作性も良好でクオリティの高い作品だと思います。

このゲームに向いている人・向いていない人
こんな人におすすめ
・サイドビュー形式の2Dシューティングが好きな人
手書き風のビジュアルや豊富なボリュームが魅力的です。シューティングとしても癖がなく遊びやすいため、2Dシューティングが好きな人にはおすすめすることができます。短めのステージをループしたり、クエストを達成することがメインとなるゲーム性です。敵の出現位置や攻撃を覚えながらクリアルートを開拓することが好きな人にもおすすめできるとおもいます。
一方で、以下の人にはおすすめできないです。
・高難易度シューティングが苦手な人
・死にゲーが苦手な人
序盤はそれほど難しくないですが、弾幕成分があり中盤以降の難易度は高めです。救済要素はそこそこ多めではあるものの、難易度の調整はできないため、高難易度のシューティングが苦手な人にはおすすめすることはできないと思います。
また、ループが短くリトライも一瞬なのであまり気になりませんが、後半は若干初見では回避しづらい攻撃が含まれます。若干死に覚えしながら進めていくステージもあるため、死にゲーが苦手な人にはおすすめすることはできません。
ここに注意!
一部の装備はゲームオーバーになったタイミングでアンロックされるようです。
見た目はグロテスクなモンスターが多めですが、ホラー要素はほぼありません。
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総括
少女が抱える心のトラウマに立ち向かう全方向シューティングです。難易度は高めですが1ステージが短めで完結し、救済要素も多いため遊びやすいです。グロテスクだがどこか身近に感じる敵や背景のデザインが秀逸でした。全体的にクオリティ高めで2Dシューティングが好きな人にはおすすめの作品なので、気になった人は是非遊んでみてください!
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