こんにちは、ちゃぶ台です。
今回は Neon Sundown という全方向シューティングの紹介を行います。以前紹介した Vampire Survivors に似た形式の作品で、大量に襲い掛かってくる敵を返り討ちにして制限時間を生き残る作品です。アップグレードによる強化や強化同士を組み合わせるシナジーの作成が非常に楽しい作品なので、気になった人は是非遊んでみてください!
現状日本語には非対応ですが、中学レベルの英語がわかれば十分プレイ可能なレベルです。
YouTube に動画を投稿してみたので気になった人は覗いてみてください。こちらです。
2022年3月27日追記:カードの紹介と攻略記事をまとめてみました。こちらです。
概要
タイトル | Neon Sundown |
対応機種 | Steam |
価格 | 410円 |
プレイ人数 | 1人 |
言語 | 日本語非対応 |
ジャンル | 2D アクション・2D シューティング・ローグライク |
開発元 / 発売元 | Ben Nichols / Ben Nichols |
一言 | アップグレードの3択もそうですが、赤いクリスタルがいいタイミングで引けるかどうかは大事ですね。 |
ストーリー
一切ありません。
こんなゲーム
見下ろし型の全方向シューティングで、計6つのステージをそれぞれ 10 分間生き残ることが目標です。ローグライク形式なのでかならず最弱の状態から各プレイが始まりますが、ステージ構成は毎回同じです。操作はツインスティックシューティング(移動+照準合わせ)で、メインウェポン発射・サブウェポン発射・ダッシュとシンプルです。
ゲームが開始すると自機の周りに敵が大量に押し寄せてきます。ダッシュで回避したり、攻撃で敵を倒しながら10分間の生き残りを目指します。
敵を倒すことで青色のオーブが出現し、一定数オーブが貯まるとレベルが上がってアップグレードを獲得することができます。青色のオーブは自動的に自機に集まってくるため収集は不要です。
アップグレードはランダムに表示される3枚のカードから1枚を選択します。アップグレードにはメインウェポンの攻撃力や範囲強化・自動で攻撃してくれるウェポンの追加・サブウェポンの入手・最大体力やクリティカル発動率の増加等様々な効果を持ちます。既に持っているカードは複数持つことでより強力になります。毎回最大3回(+1)までカードを引きなおしたうえで選択することが可能です。
また、一部のカードにはシナジーが用意されており、複数のカードを集めることでより上位のスキルに強化されます。10分を生き残るにはシナジーの獲得が必須なので、事前にどのカードを集めるかを決めておきましょう。
10分以上経過するとステージクリアとなりますが、体力が尽きるまでゲームが続きます。非常に大量の敵が押し寄せて来るので難易度は高いですが、敵を次々と倒すことができるため、後述する XP を稼ぐことに向いています。
敵を倒すことで経験値とは別に XP を獲得することができます。XP が溜まると新しいカードやシナジーがアンロックされるため、クリアできない場合は何度も挑んでアンロックを目指しましょう。現在は 40 レベルまで用意されていますが、私は 2-3 時間程度で全てアンロックすることができました。
また、敵を倒すと青・緑・赤のクリスタルが出現することがあります。各プレイで集めたクリスタルを使用することで自機の永続アップデートを行うことができます。攻撃力や移動速度の増加、HP の自然回復や敵を倒した時に HP を回復するといった恩恵を受けることができます。ただし、アップグレードは5つまでしか持ち込むことができないので、最初は1つのアップグレードを集中して強化した方がいいかもしれません。
ステージは6つとやや少なめですが、プレイアブルキャラクターとして5つの機体が用意されています。機体毎に性能やパラメーターが異なるため、プレイスタイルやステージの特徴に併せて選択することができます。
本記事投稿時点(2022年3月26日)ではバージョンは 1.1.0 ですが、今後も機能が追加されていくとのことなので、今後の機能拡張に期待したいと思います。
おすすめポイント
・アップグレードを選ぶ楽しさ
10分を超えるまでに 30~40 個以上と多くのアップグレードを獲得することができます。各アップグレードやシナジーの効果を試したり、取得する順番を考えて戦略に組み込んでいく点が楽しいポイントです。上手くカードが集まると、しばらくは敵が次々と溶けていくため爽快感があります。カードの種類は多めですが、毎回引き直しをすることができるため、目的のカードを入手しやすい点がありがたいと感じました。
最期のステージ以外は比較的難易度は低めな点、負けても永続アップグレードで次に繋ぎやすい点、10分でプレイできるためリトライしやすい点が高評価でした。
ちなみに Vampire Survivors と違う点は下記となります。照準を合わせる必要があるため、本作の方が敷居は高いと思います。
・クリア目標が10分
・攻撃 / 照準合わせ / セカンダリ武器を自分で操作する
・レベルアップに必要なオーブは自動的に自機に集まってくる
・宝箱は存在しないが装備は何種類でも持つことができる
・シナジーが用意されており、特定のカードを一定数持つことで強力な攻撃が可能
・一部のステージはループしておらず、四方がダメージ壁で囲まれた広めのエリアの中で戦う必要がある
・永続アップデートでは5つしか持ち込むことができない
・6-10時間もあれば全ての実績がアンロック可能
このゲームに向いている人・向いていない人
こんな人におすすめ
・ローグライク STG が好きな人
・ワンプレイを手軽に楽しみたい人
アップグレードの機会が多く、目的のカードを入手しやすいため強化が楽しいです。強化に伴い攻撃手段がどんどんと増えて、実力と運が噛み合った時には敵を一掃できるような難易度に設定されているため、ローグライク STG / アクションが好きな人にはお勧めすることができると思います。
また、ワンプレイ10分+αで完結するため、手軽に始めることができます。後半は耐久がきつすぎて時間の流れがとても遅く感じる作品なので、濃密な10分を楽しみたい人にもお勧めすることができると思います。
一方で、以下の人にはおすすめできないです。
・避けゲーが苦手な人
・やり込み要素を求める人
中盤以降は凄い勢いで敵が自機に押し寄せてきます。敵の猛攻を上手くかいくぐりつつダッシュやサブウェポンを使い分ける必要があるため、避けゲーやシューティングゲームが苦手な人にはお勧めすることができないと思います。
また、用意されたシナジーの数が少ないため、突き詰めると毎回同じ立ち回りとなります。ステージ数が少なめでやりこみ要素なども無いため、クリア後に何度も遊べるかと言われるかと微妙な作品だと思いました。飽きやすい人ややりこみ要素を求める人にはお勧めすることができないと思います。
ここに注意!
基本的にどのステージも適当にプレイしていてクリアできるのですが、最終ステージのみ難易度は高めでした。シナジーの有無が勝敗に直結するレベルで強力なので、かなり大味な設定となっているように感じました。
また、個人的にはダッシュとサブウェポンの再使用が可能になったタイミングがわからない点がやや不便だと感じました。
類似のゲーム
Vampire Survivors・・・驚異の価格と中毒性で世界中で話題となったサバイバルアクション。紹介はこちら。
Waves・・・成長要素はありませんが、デザインとゲーム性は似ています。紹介はこちら。
総括
見下ろし型のローグライク全方向シューティングです。プレイヤーは自機を操り、6つのステージで 10 分間生き残ることを目指します。Vampire Survivors と似ていますが、サブウェポンの有無やシナジー効果によって上手く棲み分けが行われていました。全体的に大味かつボリューム不足感は否めませんが、410円という価格設定を考えると非常に高い品質の作品だと感じました。
気になった人は是非 YouTube の動画を確認の上で遊んでみてください!
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