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Necrosmith お手製キメラ爆誕!【レビュー】

ゲームレビュー
ゲームレビュー

こんにちは、ちゃぶ台です。

今回は Necrosmith というローグライク形式の2Dタワーディフェンスを紹介します。死体のパーツを自由に組み合わせてモンスターを召喚し、拠点のタワーを防衛しながら冒険を繰り広げる作品です。周回要素・簡単なアクション要素があり、低価格ながらも長時間楽しむことができる作品なので、気になった人は是非覗いてみてください。

それでは早速紹介していきます。

概要

タイトルNecrosmith
対応機種Steam
価格310円
プレイ人数1人
言語日本言語対応
ジャンルローグライク, タワーディフェンス
開発元 / 発売元Alawar Premium / Alawar Premium
一言「シテ、、、コロシテ、、、」って言いながら戦ってそう

ストーリー

ここにきて一週間が経った。そろそろ気づかれる。

どうにもいい案が浮かばないので、何とか確保した機材で散らばっている遺体を蘇生することにした。生き残るには死んでいるものを利用するしかない。(ゲーム内より抜粋)

こんなゲーム

見下ろし型形式のタワーディフェンス作品で、360度から迫り来る敵を蹴散らして拠点のタワーを防衛します。プレイヤーはモンスターの作成と操作、拠点の強化をします。ローグライク形式の作品なので、毎回何も持たない状態からプレイが開始します。

プレイヤーはマナと死体のパーツを組み合わせることでモンスターを作成します。パーツは頭・左腕・右腕・胴体・左足・右足の6つを使用し、使うパーツによって必要なマナの量やモンスターの攻撃力、体力、攻撃方法などが変化します。モンスターは最大15体まで召喚することができ、自動で周囲を攻撃・探検します。それぞれのモンスターには周囲を探索する・その場に留まらせるといった指示を与えることができ、1体はプレイヤーが操作して好きな方向に移動させることもできます。

未開拓の土地はゾンビが足を踏み入れると明らかになります。時間を止めての操作も可能です。

ズームしてもこのサイズなので非常に小さいです、水色の丸がマナ。
パーツの組み合わせには隠されたレシピが存在し、レシピ通りに作成したモンスターはステータスが強化されます。

フィールドは広大で敵の拠点やパーツを生み出す建物、コインやマナ等が配置されています。探索を進めるほど防衛が有利となるため、拠点を守りながら敵の拠点を壊したり、フィールド上のパーツを回収することとなります。拠点のタワーとは別に、各地に続くポータルが用意されており、作成したモンスターをポータルに召喚することもできるので、余裕がある際にはモンスターをポータルに配置し、余裕がなくなった際に呼び戻すこととなります。

余裕があればどちらも向かいたいポイントです。

また、敵の拠点は壊すと敵の出現を止めるだけではなく、拠点のタワーを強化するアップグレードの設計図を獲得することができます。フィールド上に落ちている資材を回収・消費することでタワーの耐久力やモンスターを強化できるため、必要不可欠の要素です。

死体の視界や攻撃力、移動速度などを強化することができます。

本作では十数分毎の時間経過で強力な敵が出現します。最大3回のウェーブが発生し、最長45分程度でゲームが終了します。ゲーム終了後は集めたコインで設備の永久アップデートが可能です。一定時間毎にタワーの周りに毒ガスを出して攻撃する魔法や、フィールドを駆け巡ってアイテムを回収してくれる猫を召喚できるようになります。

毎朝新しい素材を送ってくれる工房の強化が個人的にお勧めです。

トロフィー要素として特定の条件を満たす、3ウェーブを生き残る等の実績が用意されています。

おすすめポイント

・レシピとマップの開拓が楽しい

パーツの組み合わせは無限大なのでレシピを開拓する面白さがあります。隠しレシピでステータスにボーナスが貰えたり、意外な組み合わせが思わぬシナジーを発揮することがあるため色々試していて楽しいです。一度レシピを発見すると、見つけたパーツを使いまわしたくなるのですが、1つのパーツが足らずに入手するのを待っているうちにピンチに陥ることもよくあるため、チキンレースを強いられることもあります。

時には有り合わせのパーツでその場しのぎすることも。

また、拠点の防衛とフィールドの探索を同時に行うことが難しいです。途中で魔法を使って拠点に帰ることを余儀なくされたり、モンスターの体力が余っているのに拠点が沈んでしまったりすることも度々あります。悔しい思いをしつつも試行錯誤をしているといつの間にか拠点のアップグレードが充実し、サクッとクリアできるようになるという難易度でした。かなり大味なゲームバランスではありますが、価格以上に楽しむことができたと感じました。

フィールドの色が変わると出現する敵や落ちているパーツが変化します。

このゲームに向いている人・向いていない人

こんな人におすすめ

・コストパフォーマンス重視の人
ゆるいタワーディフェンスが好きな人

310円という破格の安さです。何十時間も遊び続けると言う事は難しいですが、3ウェーブの生き残りとトロフィーのコンプリートまで10時間程度は楽しめる作品なので、コスパは十分に良いと思います。また、序盤は生き残ることは難しいですが、強化が進むと無双状態となります。緩いタワーディフェンスや無双系の作品が好きな人にはお勧めすることができるかもしれません。

一方で、以下の人にはおすすめできないです

・アクション要素を求める人
難易度高めのタワーディフェンスに挑みたい人

操作性や自動的に攻撃を繰り出してくれる点は Vampire Survivors に近しい部分がありますが、(強い敵には一瞬で追いつかれて倒されてしまうため)アクション性はほぼ皆無です。あくまでもタワーディフェンス作品として遊ぶことをお勧めします。

また、詰将棋のようなかっちりしたゲーム性ではなく、かなりカジュアルな部類のタワーディフェンスです。強化が進めば雑に立ち回っても十分に生き残ることができるので、手に汗握るタワーディフェンスを楽しみたい人にはお勧めできないかもしれません。

ここに注意!

若干目的が分かりにくい作品です。まずは1日~3日生き残ることを目標としましょう。探索しているとレリックなどのアイテムも回収できるので、自然と何をすればよいのか分かるようになります。

類似のゲーム

Vampire Survivors・・・アイテム回収と回避に専念する超有名ローグライク2Dアクション。紹介はこちら

総括

見下ろし型のローグライクタワーディフェンス作品で、モンスターを造り出して襲い掛かってくる敵を倒して生き残りを目指します。単純ですがパーツを組み合わせて探検しつつタワー防衛し、ゲーム終了後に拠点を強化するループが楽しいです。かなり大味なゲームバランスではありますが、310円という破格の安さで楽しむことができる作品なので、気になった人は是非遊んでみてください。

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