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Myst 謎解きゲームの金字塔ふたたび!【レビュー】

ゲームレビュー
ゲームレビュー

こんにちは、ちゃぶ台です。

今回は Myst という謎解きゲームを紹介します。1990年代に発売された有名謎解き作品のリメイク版で、より綺麗で遊びやすくなっています。奇妙な無人島から4つの世界を旅するという独特な世界観と、ハードな難易度がウリの作品なので、気になった人は是非覗いてみてください。

それでは早速紹介していきます!

概要

タイトルMyst
対応機種Steam, PlayStation(1), PSP
価格3,090円(Steam)
プレイ人数1人
言語日本語対応
ジャンルパズルゲーム, VR
開発元 / 発売元Cyan Worlds Inc / Cyan Worlds Inc
一言PS 版は途中で投げてしまったのですが、これを機に最後まで遊びました。
凄くリアルになっていますが、ゲーム性は雰囲気は変わらずですね。

ストーリー

主人公(プレイヤー)は表紙に”MYST”と書かれた本を見つける。本の最初のページには島の地図の絵があり、突如として動きはじめる。絵の視点は島を一周し、桟橋が見えるあたりで停止し、主人公は本の中の世界、MYST島に入り込んでしまう。ここが何処なのか、これから何をすればよいのか、主人公は島の探索を始める。(Wikipedia より抜粋)

こんなゲーム

FPS 形式のパズルゲームで、Myst島という謎の無人島に迷い込んだ主人公が島の謎を解き明かすパズルゲームです。操作は移動と見渡す、特定のポイントにアクションするのみです。

島には不思議なオブジェクトが沢山あります。

ハイテクな技術も沢山。ロストテクノロジー感があっていいですね。

島の中には書庫があり、多数の書物が保存されています。その中で、赤い本に囚われた男性と青い本に囚われた男性が主人公に話しかけてきます。彼らは自分達の脱出のために赤いページ・青いページを集めてくるように、そしてもう一方の男性の話す内容に耳を貸さないように主人公に依頼してきます。

書庫の中にも仕掛けが沢山隠されています。
本の中から、謎の男が赤(青)色のページを集めるように話しかけてきます。
どちらも胡散臭い男です。

主人公は島の謎を解き明かすため、依頼されたページを探し始めます。島の中には4つの特殊な本が隠されており、その本を覗き込むと本の中に描かれた世界に入り込むことができます。それぞれの本の中の世界に依頼された赤いページ・青いページが隠されているため、見つけ出して持ち帰ります。

他の島はガラッと雰囲気が変わります。

そのため、Myst 島から4つの他の島に移動する方法、各島でページを探す探検、各島からミスト島に戻る方法を解き明かす事となります。謎解きは決まったルールを基に解く形式ではなく、巧妙に散りばめられたヒントから都度解き方を探し出すような形式です。

閃き力や観察力が重要な謎解きが多めです

ストーリーは基本的に一本道ですが、マルチエンディング制です。謎解き力に依存しますが、クリアまでは10ー20時間程度だと思います。やり込み要素はないため、値段を考えると若干割高かもしれません。

おすすめポイント

・独特な世界観の5つの島

本作は主人公が謎の Myst 島に迷い込んでしまったところからプレイが開始します。島の情報や何をすべきなのか、どこに行くべきなのか等の情報は一切与えられず、目につくものを手あたり次第に触っていくようなゲーム性です。

若干不親切ではありますが、ゲーム開始からすぐに惹き込まれるようなアイテムや仕掛けが沢山用意されており、探索していて飽きません。PS 版のMystはポイント&クリック形式でしたが、FPS 形式の作品となり、島の中の細かいディテールを楽しむことができます。島の書物や本に囚われた男性達からの話で徐々に島の謎が明らかになっていく点が楽しいポイントです。

謎が関連するアイテムはぱっと見で分かりやすい点がありがたいです。
Myst島以外の島についても、それぞれ異なる雰囲気で冒険していて飽きません。
書庫の本からはそれぞれの島の解説や謎解きのヒントを確認することができます。

関連するアイテムやヒントの配置は最低限なので、とことん謎解きに熱中することが出来る作品です。難易度は高めですが良質な問題が多く解きごたえがあるため、クリアできた時のすっきり感は最高でした。

このゲームに向いている人・向いていない人

こんな人におすすめ

・謎解きゲームが好きな人

ストーリーや世界観の練り込みも魅力的なポイントではありますが、謎解きに重きを置いた作品です。ヒントは少なめで解きごたえがある高難易度の謎解きゲームなので、自身の観察力・閃き力を糸口に謎を解くことが好きな人にはお勧めすることが出来ると思います。

一方で、以下の人にはおすすめできないです

・忍耐力が無い人
3D酔いしやすい人

昔の作品なので、ヒントやチュートリアルは最低限でやや不親切な部分もあります。ヒント機能も一切なく、詰まるときは1時間単位で停滞することもあるので、忍耐力が無い人にはお勧めすることが出来ないと思います。
また、原作はポイント&クリック形式のパズルゲームでしたが、今作はFPS形式の作品なので、人によっては酔ってしまう人もいると思います。3D酔いしやすい人にはお勧めできないと思います。

ここに注意!

途中で迷路をクリアする必要があるのですが、1マス進む度にロードが発生して時間を要する点がやや残念でした。

類似のゲーム

Obduction・・・同じスタッフが手がけたFPS形式のパズルゲーム。雰囲気は似ている。いずれ紹介予定。

総括

FPS 形式のパズルゲームでMYST島に隠された秘密を解き明かします。昔の作品のリメイク版なので難易度が高く・ボリュームはやや少ないですが、独特な世界観の中で難易度高めの謎解きに没頭することができます。今となっては目新しさには欠けてはいますが、原作の雰囲気を忠実に再現し、遊びやすくしたという良リメイク作品なので、気になった人は是非遊んでみてください。

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