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Morkredd 暗闇の中で命がけの大玉転がし!【レビュー】

ゲームレビュー
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こんにちは、ちゃぶ台です。

今回は Morkredd というパズルゲームを紹介します。光り輝くオーブを転がしながら目的地を目指すパズルゲームです。影に飲まれると死亡してしまう独特なゲーム性や、冒涜的で先の読めない展開が特徴的です。ボリュームは少ないですが、2人協力プレイが楽しい作品なので、2人で遊ぶ作品を探している人にはおすすめできると思います。

それでは早速紹介していきます!
#本稿には DLC の内容を含みません。

概要

タイトルMorkredd
対応機種Steam, XBOX
価格2050円(Steam)
プレイ人数1-2人
言語日本語対応
ジャンルパズルゲーム
開発元 / 発売元Hyper Games / Aspyr
一言オーブを運んでいたのか、自分たちが運ばれていたのかわからなくなりました。

ストーリー

あなたは運び屋として光り輝くオーブを目的地に運びます。オーブを運ぶ目的も、オーブの秘密も分かりませんが、とにかくオーブを道なりに運んでいきましょう。

こんなゲーム

見下ろし型の2Dパズルアクションです。操作は移動+アクション(物を持つ・押す・引っ張る)のみです。プレイヤーは2人の人間を操り、光を放つオーブを目的地に届けます。1人のプレイヤーが2人を交互に切り替えて操作することも、ローカルマルチで2人のプレイヤーが1キャラクターずつ操作することも可能です。

主人公達は全身真っ黒の人間。光が苦手そうですね。

主人公は洞窟や遺跡の中を進んでいきますが、あたりに光源は一切ありません。主人公達は光の中でしか生きることができず、身体が影に隠れてしまうと身体が消失してしまい、ミスとなってしまいます。オーブは光源なので、オーブを運ぶ過程で発生する影を避けながら、目的地まで進んでいきます。

木の影は勿論、相方プレイヤーの影に重なってもミスとなるので要注意です。

勿論、ただ玉を転がすだけではなく、道を切り開くために立ちはだかる敵を倒したり、閉ざされた道を切り開く必要があります。多数のパズルが用意されていますが、決まった法則が用意されているわけではなく、状況に合わせて解き方を考える必要があります。

回転する壁で光の当たり方を調整して、影を絶やさないようにしつつ進行方向を照らし出すシーン。
ベルトコンベアーやスイッチを使ったギミックも

残機等の概念はなく、ミスしてしまうと直近セーブポイントから再開されます。2人プレイでエンディングまでは140分程度でした。一部収集要素はありますが基本的に一本道の為、何度もプレイするような作品ではないと思います。

おすすめポイント

・2人の協力で様々な困難を乗り越える

1人でも楽しむことができる作品ですが、2人で遊ぶとより楽しい作品です。アクションの難易度自体はあまり高くはないものの、真っ暗で怪しい雰囲気を醸し出す洞窟の中で延々と大玉を運ぶという繊細な操作を要求されるため、常に緊張感があります。

時には勢いあまって、光の玉を谷底に落としてしまいミスになってしまったり、不用意に動いて相方を自分の影に巻き込んでしまいミスとなってしまう等、様々なアクシデントが発生し、遊んでいて非常に盛り上がります。頻繁にセーブポイントがあり、難易度もあまり高くはないので、手軽に遊ぶことができました。

また、後半は冒涜的なシーンが目立ち始め、徐々に雲行きが怪しくなっていきます。ストーリーは一切語られませんが、主人公が運んでいる弾が一体何なのかの片鱗が少しつ明かされていく緊張感も楽しむことができました。

2人で強風から玉を守りながら運んだり・・・
冒涜的な生き物に狙われたり・・・

このゲームに向いている人・向いていない人

こんな人におすすめ

2人用の協力ゲームを探している人

歩き回るだけでも相方を影に巻き込んでしまい、ミスする可能性があるため、2人でがっつり協力する必要があります。セーブポイントが短い間隔で用意されおり、時間制限も殆どない+操作も移動と玉を押すくらいとシンプルなので、アクションゲームが苦手な人でも楽しむことができます。

一方で、以下の人にはおすすめできないです

・1人でプレイする予定の人
コストパフォーマンスを求める人

1人プレイでの攻略は可能ですが、2つのキャラクターを交互に操るシーンが多く、非常に手間がかかります。テンポがかなり悪くなるので、できるだけ2人でのプレイをおすすめします。また、ボリュームはかなり少なめで、周回プレイややりこみ要素もほぼありません。価格も安くはないのでコスパを求める人には向いていないと思います。

ここに注意!

中盤以降、グロテスクなシーンが存在します。小さい子供がプレイには向いていない作品だと思います。

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総括

見下ろし型のパズルアクションです。2人の人間を操り、光源のオーブを運びながら、様々なパズルを解いていきます。2時間程度でクリアできるためボリュームは少ないですが、独自性のあるゲームシステムと冒涜的なシナリオのおかげで濃密な作品となっています。2人プレイで遊ぶにはもってこいの作品なので、気になった人は是非遊んでみてください!

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