こんにちは、ちゃぶ台です。
今回は Moonglow Bay というアドベンチャーゲームを紹介します。見習いの猟師を操り、釣りと料理で朽ちた街を発展させていくアドベンチャーゲームです。どうぶつの森のような釣りシステムや住人との交流、収集要素が好きな人にはおすすめすることができるスローライフ作品なので、気になった人は是非覗いてみてください。
それでは早速紹介していきます!
概要
タイトル | Moonglow Bay |
対応機種 | Steam |
価格 | 2,570円 |
プレイ人数 | 1-2人 |
言語 | 日本語対応 |
ジャンル | アドベンチャー |
開発元 / 発売元 | Bunnyhug / Coatsink |
一言 | 20人前の料理を一気に作る主人公の手際の良さよ。 |
ストーリー
君は、パートナーの「最後の願い」を叶えようと奮闘するひとりの「見習い」漁師だ。破産の危機に直面する寂れた街をなんとか立て直したいともがこうとしている。日記と釣り竿を握りしめ、君は広い海へと繰り出し、Moonglow Bayに横たわる秘密の数々を解き明かしていく… (Steam Storeより抜粋)
こんなゲーム
見下ろし型の3Dアクションで釣った魚を調理して売ったり、住人達の依頼をこなすことで街を発展させていきます。操作は移動・釣り・乗り物に乗る・調べる(話す)とシンプルです。主人公は海に面した家に住んでおり、いつでも釣りをすることができます。
釣りはルアーが沈んだタイミングで引き上げを行い、魚が逃げる方向と反対側にスティックを倒します。タイミングよく引っ張ることで大きく魚を手繰り寄せることができますが、失敗すると逃してしまいます。魚の種類は豊富で釣る場所や使うリール、餌などによって釣れる魚は異なります。
捕まえた魚は自宅の庭にある自販機にセットすることで売ることができます。魚の販売価格は自動でセットされ、一定時間経過後に自動的に売却されますが、釣った魚を家で料理することでより高い値段で売ることができます。
料理は手持ちのレシピから作るものを選択し、カットやボイル等の工程を経ることで完成します。作業によって特定のボタンをタイミングよく押す、左右のスティックを前後に動かすといった操作が入ります。操作の成功率に応じて料理のランクが変化し、売価が変化します。
魚や料理を売って得たお金は街の復興費用や船の改装費用に充てたり、自販機の改造や魚の餌の購入に使用します。お金を使うことでより効率の良い漁が可能となったり、船がアップデートされて移動速度が上がったり、料理の販売額の売価が増加するといった恩恵があります。
釣り上げた魚は水族館に寄贈することでコレクションが増えていきます。街も最初は廃墟やゴミで溢れていますが、寄付を重ねることで新しい施設がオープンしたり、住人達との繋がりが強固になったりと徐々に活気が戻っていきます。
ストーリーは5章から構成されており、メインクエストを進めることでシナリオが進んでいきます。メインクエストは特定の場所に向かって魚を釣ったりアイテムを回収したり、情報通から話を聞いたりすることが多いです。各ストーリーの最後にはボス戦として海の主のような巨大な魚と戦うこととなります。
ゲーム内では時間帯によって特定のイベントが発生したり店が開閉しますが、○○日までにクリアするといったノルマはないため自由に楽しむことができます。クリアまでは15時間程度、やりこみ要素の図鑑埋めなどのサブミッションを含めると20時間以上は楽しめると思います。
おすすめポイント
・自由気ままなスローライフ
海辺の片田舎で犬のペットと触れ合ったり、のんびり読書したり、住人達の困りごとを解決したりとスローな生活を楽しむことができます。街の住人たちと話して新しい料理のレシピや未知の魚についての情報を仕入れたり、住人達の好みの料理を振る舞って仲良くなったりと、どうぶつの森チックな穏やかな雰囲気が魅力的です。魚を捕まえて水族館に寄贈したり、目当てのレシピを獲得したりと収集要素を掻き立てるような要素が多く、ついつい長時間遊んでしまう作品でした。
釣りも最初は一本釣りのみですが、途中からはまとめ釣りや氷上釣りができるようになります。アップグレードはそれほど多くありませんが、徐々に豊かになっていく街や船をみるとニヤニヤしてしまいました。ストーリーはややお使い要素が多めですが、ボス戦はしっかりと用意されているため、普段ののんびりした雰囲気とは打って変わって緊張感があり楽しむことができます。街が徐々に活気づいていき、人々も明るくなって行くため、自然とモチベーションが引き上げられる点が魅力的でした。
なお、本作はローカル2Pの協力プレイにも対応しています。ただし、2人でできることはかなり少ないため、おまけ程度と考えておくことをおすすめします。
このゲームに向いている人・向いていない人
こんな人におすすめ
・スローライフな作品が好きな人
・コレクション要素が好きな人
どうぶつの森の釣りをメインに据えたような作品で、時間に囚われずに釣りや料理、住人達との交流を楽しむことができます。アクション要素も少なめで釣りや魚・料理のコレクションを楽しむことができるため、スローライフな作品が好きな人にはおすすめすることができると思います。
一方で、以下の人にはおすすめできないです。
・単調な作品が苦手な人
・キャラクターの魅力に期待している人
どうぶつの森の釣りをメインシステムとして拡張したような作品で、ボス戦や冒険はあくまでおまけ程度です。釣りや料理は細かいアクションの違いはあるものの、最初から最後までやや同じようなゲームシステムなため、飽きやすい人にはおすすめすることができないと思います。
また、住人達との交流は盛んですが、住人達の個性は薄めで印象に残りづらいです。どうぶつの森のような個性豊かなキャラクターは出現しないので、キャラクター重視の人にもおすすめすることができないと思います。
ここに注意!
主人公が変な所に挟まってしまい、進行不可能となることがしばしばあります。メニュー画面から主人公の位置をリセットすることができるものの、メニュー画面を開けないタイミングでハマってしまうこともあったので、こまめにセーブしておくことをおすすめします。
また、一部のボス戦やストーリーで何をすればいいのか分かりづらいポイントがあることもやや残念でした。
類似のゲーム
どうぶつの森シリーズ・・・説明不要のスローライフ作品。紹介は不要。
総括
見下ろし型の3Dアドベンチャーで釣りと料理を活かしてに廃れた街の復興を目指します。アクション要素は不要で、時間に追われないスローライフな世界観にちょっぴり冒険が加わったアドベンチャーが魅力的です。釣りや漁、調理がやや単調ではあるものの、コレクションを埋めたり住人達と交流を深めることが楽しい作品なので、気になった人は是非遊んでみてください!
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