記事内に広告を含む場合があります。

Momodora: 月下のレクイエム 綺麗なドット絵の2D探索アドベンチャー【レビュー】

ゲームレビュー
ゲームレビュー

こんにちは、ちゃぶ台です。

今回は Momodora: 月下のレクイエム という 2D アクションを紹介します。女の子が主人公のメトロイドヴァニア(2D 探索アクション)作品ですがストーリーがやや暗く、ダークファンタジーに該当します。ドット絵の造りが非常に丁寧でぬるぬると動くので、綺麗なドット絵が好きな方にはおすすめの作品となります。

エンディングまでの動画を投稿したので気になる方は覗いてみてください。こちらになります。
それでは早速紹介していきます。

概要

タイトルMomodora: 月下のレクイエム
対応機種Steam, Nintendo Switch
価格980円 (Steam), 1653円(Nintendo Switch)
プレイ人数1人
言語日本語対応
ジャンル2D アクション, メトロイドヴァニア
開発元 / 発売元Bombservice / PLAYISM
一言敵キャラも可愛いキャラが多いのがGOOD

ストーリー

カホという巫女が自分の故郷の村に振りまかれた呪いを打ち切るために旅に出ます。呪いはカルストという国の王女が振りまいているとのことで、カホは王女を止めるためにカルスト王国に旅立ちます。

momodara シリーズの4作目に該当し、時系列は最も過去の話にあたります。

こんなゲーム

サイドビュー形式の2Dアクションです。主人公のカホを操り、呪いを操る王国の女王の元を目指します。操作は移動・ジャンプ(2段ジャンプ)・近接攻撃・遠距離攻撃・ローリング(回避)・消費アイテム使用です。敵を倒しつつ、マップを探索しアイテムを収集することで、更に新しいマップへ進んでいきます。

近距離攻撃は殴りのラッシュ。敵に近づく必要がある分、攻撃力は高め。
遠距離攻撃は弓矢で攻撃。チャージすることでより強力なショットを打つことができます。
道中ではトゲや危険なトラップが沢山出現します。

女王に会いに行くまでに様々な強敵が立ちはだかります。ボス戦の動画を下記に張り付けてみました。見ての通り敵も味方もかなり滑らかに動きます。敵の攻撃はスピーディーなものが多いので、適度なタイミングでの回避が求められますが、ローリングの無敵時間が長めなので、見た目よりは簡単です。

執拗に胸を攻撃するカホ

アイテムは道中で拾ったり回収したお金で商人から買うことが可能です。ゲットしたアイテムはパッシブアイテム・アクティブアイテムに分類され、装備画面からセットすることができます。装備できるアイテムの個数には限りがあるので、シーンにあった装備の変更を求められます。回復アイテムはダークソウルのエスト瓶のようなシステムで、セーブポイントでのみ、何回でも補充可能です。

マップはやや広大で、下記で約半分となります。(左上側にスクロールするともう少しあります。)累計プレイ時間は4時間半程度でした。オレンジの四角がセーブポイントですが、旅の途中でアイテムをゲットすると各ポイントにワープすることができるので、移動はあまり苦に感じません。

マップはいつでも確認可能。

おすすめポイント

・綺麗なドット絵

カホのジャンプやローリング、攻撃モーションやアイドリングまで、すべてが非常に滑らかです。敵やボスも可愛げがあり癒されます。背景の書き込みもしっかりしており、最初は緑豊かな森から始まりますが、王国につくとガラッと雰囲気が変わり、怪しげな様相を呈してきます。全体を通してドット絵はかなりいい感じです。

紅い月が非常に不穏。

もう一つの要素はネタバレ回避のために反転文字で記載します。

・マルチエンディング制

この手のゲームには珍しく、エンディングに分岐があります。プレイヤーの行動でエンディングが変わります。分岐点はあまり複雑ではないので、別ルートに入るための要素を探し続けるといったことは少ないと思います

このゲームに向いている人・向いていない人

こんな人におすすめ

・ダークファンタジーが好きな人
・綺麗なドット絵が好きな人

グロ要素などはないですが、やや重めのストーリーが続きます。ストーリーの性質上、王国は呪いで満ち溢れているため、全体的に暗い雰囲気です。BGMもステージの暗さに合わせて、少しもの悲しく落ち着いて静かなものが多いです。ダークファンタジーが好きな人にはたまらないかと思いますが、全くプレイしたことない人は戸惑ってしまうかもしれません。

鬱蒼とした樹木も暗めに描かれている。

一方で、以下の人にはおすすめできないです

アイテムを用いた謎解き要素を求める人

装備アイテムが充実しているものの、新しいアクションが増えるようなことは、数える程度しかないように感じました。また、アクションを用いた謎解きや新しく取得したアイテムを使って新しいマップに進むというようなことはあまりなかったです。

メトロイドヴァニア特有のいろんなアイテムを使ってギミックを突破したいという方には向いていないかもしれません。難易度もやや難しめですが、イージーモードに変更することで初期体力が高め+ダメージを軽減できるアイテムを持った状態でゲームを開始することができるため、初心者の人でもなんとかなるかもしれません。

ここに注意!

個人的には2段目のジャンプがやや低い点、セーブポイント間ワープの移動先が地名で表示され、分かり辛い点が気になりました。また、死んでしまうと最後にセーブした時点まで巻き戻されてしまうため、こまめにセーブしましょう。


中盤でアイテムを組み合わせることでいつでも徐々に体力を回復できるような装備をゲットすることができます。全体的にバランスブレイカーの存在だと感じたので、適度に使いましょう。

また、棘に落ちると即死です。くれぐれも気を付けましょう。くれぐれも・・・

類似のゲーム

Minoria・・・本作の精神的続編。未プレイなのでクリアしたら記事にしようと思います。

Blasphemous その奇蹟は救済?それとも破滅?【レビュー】
宗教色の強いグロテスクなメトロイドヴァニア作品。こちらもドット絵が綺麗です。

総括

ドット絵の綺麗なダークファンタジーのメトロイドヴァニア作品です。登場するキャラクターは可愛いですが、ストーリーは重めの展開が続きます。ダークファンタジー系統のアクションゲームは比較的難しいものが多い印象ですが、本ゲームのイージーであればなんとかクリアできるレベルかもしれません。

綺麗なアニメーションやドット絵に惹かれた方やダークファンタジーが好きな方には向いていると思うので、気になった方は是非プレイしてみてください!

コメント

タイトルとURLをコピーしました