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Molecoole 私とあなた、原子レベルのおつきあい【レビュー】

ゲームレビュー
ゲームレビュー

こんにちは、ちゃぶ台です。

今回は Molecoole というローグライク形式の 2D シューティングの紹介を行います。様々な特性の原子を自機の周りにくっつけて戦うユニークな全方向シューティングです。見た目のシュールさと意外な奥深さ、短時間でサクッと遊べるゲームシステムが特徴的なので、気になった人は是非覗いてみてください。

それでは早速紹介していきます!
日本語非対応ですが英語が分からなくてもプレイ可能です!

概要

タイトルMolecoole
対応機種Steam
価格820円
プレイ人数1人
言語日本語非対応
ジャンルローグライク, 2D シューティング
開発元 / 発売元Marton Kiss / Marton Kiss
一言みんな真顔なのがじわじわきますね

ストーリー

ストーリーは一切ありません。

こんなゲーム

見下ろし型のローグライク形式の 2D シューティングです。主人公の原子を操り、計5つのステージをクリアします。

操作は移動・左(右)回転・攻撃・ボム・パージです。主人公は攻撃ボタンを押す事で一定間隔で周りを攻撃します。主人公の上下左右には手がついており、道中に出現する同じ色の手を持つ原子を体にくっつけることができます。

最初は原子は無く、主人公のみです。初期キャラクターでは真上に弾を発射します。
原子には複数手を持つものもいるので、更に他の原子をくっつけることができます。

くっついた原子は下記のように色々な効果を持ちます。

  • 主人公のショットを強化してくれる(1度に出す弾数を増加させる・壁に当たった球が跳ね返るようになる等)
  • 原子が周りの敵を攻撃してくれる
  • 敵の弾をブロックするシールドを出してくれる

くっついた原子にも当たり判定があり、敵の攻撃が原子に当たってしまうとその原子を失うこととなります。周りの原子はどれだけ消えても問題がありませんが、主人公が被弾すると1発でゲームオーバーとなります。

原子が結合することで、主人公が1度に攻撃する弾数が増加しています。

各ステージはいくつかのエリアに分かれており、出現する敵を全て倒すことで次のエリアに進むことができます。各ステージ内にはフリーの原子が落ちている(?)ので回収しながら先に進みましょう。

エリア内の全ての敵を倒すことで、次のエリアに進むポータルと原子が出現します。
各ステージの最終エリアにはボスが出現します。

ボムを使うと、画面左上に表示されるボムを消費して周りの敵弾を消すことができます。ボムは稀に敵からドロップするので、出し惜しみは不要です。

また、パージボタンを押すことで、現在くっついている原子を全て切り離します。攻撃や守りに特化した並びに組み替えたり、原子の手の色を考慮して新しい原子をつけられるように並び替えたりすることができます。

パージしてから原子を並び替えしている図

ローグライク形式なので、出現する原子や敵の配置はランダムです。ワンプレイ 15 分程度でクリア可能とボリュームは少なめです。全てのキャラクターでクリアを目指すトロフィーはありますが、やりこみ要素やクリア後のお楽しみ要素はありません。

キャラクターは全部で5種類。それぞれ攻撃方法が異なります。
緑のキャラクターは毒ガスで攻撃します。

おすすめポイント

・原子を組み替える楽しさ

主人公だけでは攻撃・防御共に心もとないので、道中で出会う原子を次々とくっつけていくこととなります。原子の種類が70種類と多く、1つくっつけるだけで攻撃力が2倍以上に膨れ上がることも多いため、原子をくっつける時にワクワクします。

原子毎に性能や効果を発揮する向きが異なることから、配置に悩まされます。原子をくっつけるには同じ色の手を合わせる必要があるため、思い通りの順番に並べることが出来なかったり、全ての原子をくっつけることが出来ないこともあります。攻撃する方向を揃えて攻撃力に特化させた配置にするのか、主人公を守るような防御特化の配置にするのか等、意外と戦略性があり奥深いと感じました。

また、時には有用な原子に向かう敵弾を避けようとして主人公に敵弾が当たってしまうなど、予想外なハプニングもありましたが、どこか憎めない原子達の表情や1プレイが15分程度という手軽さから一切気になりませんでした。

焦って沢山の原子を一気に失った大惨事の図(ボムを使うべきでした)

このゲームに向いている人・向いていない人

こんな人におすすめ

・ユニークなシューティングを求める人
・手軽にシューティングを楽しみたい人

下記のように特徴的な点が多いため、ユニークな作品を求めている人にはお勧めすることが出来ると思います。

  • 基本操作は移動と左右回転
  • (自機に敵弾が当たらない限りミスにはならないものの)、仲間の原子が増えるにつれて自分の当たり判定が増えていく
  • 強化が約70種類から完全ランダム

また、1プレイ15分程度でクリアできるため、手軽にシューティングを楽しみたい人にもお勧めすることが出来ると思いました。

一方で、以下の人にはおすすめできないです

・高難易度のシューティングを求める人
ボリューム、やりこみ要素を求める人

1プレイ15分程度でクリア可能で、シューティングが上手い人であればすぐにクリア可能です。(私はゲーム購入後、40分程度で初回クリアしました。) やりこみ要素や難易度設定は無く、ボリュームも少なめなので、高難易度のシューティングやボリュームを求める人にはお勧めすることが出来ないかもしれません。

ここに注意!

敵の種類やボスの行動パターン、マップの種類が少ない点がやや残念でした。
ただ、原子自体は70種類以上用意されているため、クリア後も何度か楽しむことはできると思います。
(何十回、何百回と楽しむのは厳しいかもしれません)

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見つけたら追記します。

総括

見下ろし型のローグライク2Dシューティングで、原子を自機の周りにくっつけながら5つのステージのクリアを目指します。操作性はシンプルながら、連れていく原子の取捨選択や原子をつける場所等、考慮事項が多く楽しめました。ボリュームややりこみ要素は控えめなものの、原子自体は70種類も存在するので、数時間は楽しむことが出来ると思います。シュールな顔に惹かれた方は是非遊んでみてください。

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