こんにちは、ちゃぶ台です。
今回は Merge And Blade というパズルゲームを紹介します。落ちモノパズル+RPGという変わったジャンルで、パズルパートでユニット同士を組み合わせて強化し、自動で繰り広げられる戦闘パートに挑むゲーム性です。シンプルながら奥が深く斬新なゲーム性が魅力的な作品なので、気になった人は是非覗いてみてください。
それでは早速紹介していきます!
概要
タイトル | Merge And Blade |
対応機種 | Steam |
価格 | 1,200円 |
プレイ人数 | 1人 |
言語 | 日本語対応 |
ジャンル | パズルゲーム |
開発元 / 発売元 | Magic Cube / Magic Cube |
一言 | 射程無限のウィザードが1番好き |
ストーリー
平和な村にモンスター達が襲い掛かってきます。村人達は一揆団結力を合わせて戦います。
こんなゲーム
落ちものパズルとRPGが組み合わさった作品です。メインとなるキャンペーンモードでは20個のステージのクリアを目指します。各ステージではパズルパートと戦闘パートを交互に繰り返し、規定のウェーブをクリアすることが目標です。パズルパートでは5×5のマスの中で、ランダムに2つずつ落ちてくるユニットを回転、移動して落とします。
同じユニットが3つ以上繋がるとユニットは1つにまとまり、次のランクのユニットにレベルアップします。連鎖を決めたり、4体以上のユニットを繋げるとアイテムや追加のターンを獲得できます。時間制限は無いので、ゆっくり考えながら進めることができます。
プレビューアイテムは消費することで次のターンに落ちてくるユニットを確認できます。偵察は次の戦闘パートで出現する敵の数やステータス、攻撃方法を確認することができます。
新しく置いたユニットが5×5のマスからはみ出してしまうかターンが終了すると戦闘パートに突入します。戦闘パートはパズルパートで作ったユニット達が自動でモンスターと戦い、自軍か敵軍が全滅するまで続きます。プレイヤーは交換というアイテムを消費することで隣り合ったユニットの位置を入れ替えることができます。遠距離攻撃可能な距離を後ろに据えたり、正面三方向を攻撃できるキャラクターを真ん中に持ってくることができます。
倒されたユニットは消滅し、戦闘を生き残ったユニットを引き継ぎで次のパズルパートが始まります。
ステージ内ではコンボや倒した敵の数に応じてお金を獲得することができます。お金は各ランクのユニットを強化したり、各ステージに持ち込むアイテムの数を増やすことができます。メインとなるキャンペーンでは購入した強化は繰り越されますが、ローグライクモードでは引き継がれません。
1ステージは5~10分程度とサクッと楽しむことができます。メインとなるキャンペーンモードのクリアまでは8時間程度でした。他にもローグライクモードやエンドレスのウェーブでハイスコアを目指すディフェンスモードに挑むことができます。
おすすめポイント
・単純に見えて奥が深いゲームシステム
5×5のマス中にユニットを敷き詰めていくだけですが、非常に奥深いゲームシステムです。
序盤は出現するユニットの種類が少ないため、コンボが組みやすくどんどんユニットがレベルアップします。敵も弱くどんどん倒すことができるため爽快感があります。
中盤以降は様々なユニットが出現するため、5×5のマスの中からユニットが溢れてしまいターンを使い切ることができなくなることがあります。低レベルのユニットは後半は役に立たないので如何に要らないユニットを消しつつ強いユニットを敷き詰めるかが重要となります。敢えて弱いユニットを前線に配置して敵に倒してもらったり、交換を使って同じユニットを一か所に集めるといった戦術をとることができます。
また、攻撃力は高いものの前方1マスしか攻撃できないユニットを後方で作ってしまったり、周囲の仲間の体力を回復するメディックを最前線で作って敵を攻撃できなくなってしまうといった事態も発生します。パズルパートでは戦闘を見据えてむやみにレベルアップさせず、タイミングや配置を考慮する必要があるため、意外と戦略性がありました。最初はクリアできないことも多いですが、プレイヤーの腕前向上と永久強化により何度か繰り返していると自然にクリアできる難易度に設定されていたため中毒性がありました。
・2P 対戦対応
本作は2P対戦プレイのバトルモードに対応しています。両者同時にパズルパートに突入し、一定時間内にユニットを作成します。2人の持ち時間が無くなったタイミングで戦闘パートに移行し、相手を全滅させると勝利となります。持ち時間は15秒しかありませんが、連鎖や4体以上を同時に消すことで待ち時間が伸びていくため、パズルの実力が重要となります。
このゲームに向いている人・向いていない人
こんな人におすすめ
・パズルゲームが好きな人
キャラクター毎に攻撃範囲や特性が大きく異なることから、ユニットを3つ並べて強化するだけでは無く、適切な位置に配置したり、交換の使い所を攻略する必要があります。奥深いゲームシステムをじっくりと楽しむことができるためパズルゲームが好きな人にはおすすめすることが出来ると思います。
一方で、以下の人にはおすすめできないです。
・飽きやすい人
・マルチプレイのために購入する人
ユニークで新鮮味もあるため最初は面白いのですが、ステージが進んでもやることは同じなので、やや飽きやすいです。単調な作品が苦手な人、飽きやすい人にはおすすめすることができないと思います。
またマルチプレイはおまけ要素で、パズルの実力が勝敗に大きく影響を与えます。ルールやハンデの設定などは特に無いため、10分も遊べば十分に感じます。物足りなさを感じたため、マルチプレイのために購入するにはおすすめできないと思います。
ここに注意!
個人的には一時停止やスロー、倍速モード、いつでも仲間の攻撃範囲が見ることができる機能などが用意されているとありがたいと感じました。
類似のゲーム
ビビッドナイト・・・ローグライク形式でキャラクターを集めて強化する探索RPG。紹介はこちら。
総括
落ちものパズルとRPGが組み合わさった作品で、パズルパートでユニットを3人組み合わせて上位のユニットを作成し、戦闘パートで戦わせます。ただ単にコンボを重ねたり上位のユニットを作ればいいという訳ではなく、タイミングや配置を考慮する必要があり、斬新かつ奥が深いゲームシステムでした。若干単調という面があるものの、強力なユニットを作成することが楽しい作品なので、気になった人は是非遊んでみてください。
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