こんにちは、ちゃぶ台です。
今回は McPixel というバカゲーを紹介します。ポイント&クリックのパズルゲームで20秒で世界を救う短編ステージを沢山クリアします。究極にシンプルなゲーム性ですが、怒涛の展開が連続のバカゲーなので、頭を空っぽにして楽しみたい人にはおすすめすることができると思います。
それでは早速紹介していきます!
#日本語非対応ですが、英語力は不要なのでご安心ください。

概要
タイトル | McPixel |
対応機種 | Steam, IOS, Android |
価格 | 498円(Steam), 400円(IOS, Android) |
プレイ人数 | 1人 |
言語 | 日本語非対応 |
ジャンル | バカゲー |
開発元 / 発売元 | Sos Sosowski / Sos Sosowski |
一言 | 3秒で救える世界。 |
ストーリー
ヒーローに憧れる主人公のMcPixelが、身の回りで起こる様々な問題を解決するストーリーです。
※「長時間のプレイは(訳が分からない展開が多すぎて)あなたの脳にダメージを与えます」という表記があります。特に気にしなくてOKです。
こんなゲーム
McPixelという青年を操作するポイント&クリック形式のバカゲーです。全部で16(+α)のチャプターが用意されており、各チャプターでは6つのステージをクリアします。 各ステージでは20秒以内に危険を排除することを目的とします。火のついた爆弾を不発にさせたり、電車の脱線を防いだり、危険な敵を倒したりとステージ毎に潜む危機が異なります。


操作はクリックのみで、各ステージ内では人物やアイテムにアクションすることができます。クリックするとアイテムを持つか即エンディングを迎えてその後の結末が表示されます。危険排除の成否にかかわらず次のステージに移動し、6ステージ全ての危険を排除するまで未クリアのステージを何度も続けます。


説明はこれだけなのですが、クリックした後の結末がとにかくユニークです。
1.爆弾が破裂しそう
→近くにいたおじいさんを蹴ることで、おじいさんが爆弾に尻もちをつく。
→肉厚が爆風をガードしてステージクリア!

2.乗っている巨大客船が氷山にぶつかりそう。
→海をクリックすると主人公が海に飛び込む。
→全力で船を押して氷山との衝突ルートを回避してステージクリア!
3.クラブに来たものの危険が見つからない。
→クラブで机を蹴るとディスクがおじさんの顔に当たる
→怒ったおじさんがディスクを投げる
→近くにいた人のアフロヘアーの人にディスクが当たる
→中に入っていた爆弾ごとアフロがどこかに飛んでいきステージクリア!

各ステージには4~10種類程度のエンディングがあり、そのうちクリアとなるものは1つだけです。失敗の例もユニークなので紹介します。
1.爆弾の近くの人に殴りかかる
→返り討ちにあって終了
2. 孫悟空と天下一武道会で戦う
→近くに落ちていたセーラームーンスティックを近づけた所、大猿に変身してゲームオーバー。

3.近くに立っているエスキモーに近づく
→エスキモーは露出狂だった。露出を眺めていたら爆弾の爆発オチ。
クリアとなるエンディングに辿り着いた場合には、銀マーク、全部のエンディングを回収した場合には金マークがつきます。連続で3つ銀マーク/金マークを獲得するとボーナスステージに挑むことができます。また、全てのチャプターで金マークを入手した場合は隠しチャプターに挑むことができます。


完全クリアまでは4時間程度でした。クリア後もステージエディットモードやエンドレスモード、無料DLCを楽しむことができます。
おすすめポイント
・バカ一点突破の危機回避
突拍子もない展開が目白押しです。爆弾を蹴って爆発でゲームオーバーする(この間3秒)ステージもあれば、爆弾を蹴ると凄い勢いで明後日の方向に飛んでいきゲームクリアできるステージもあります。似たようなシチュエーションでも全く異なる展開に派生し、大体よくわからないツッコミどころのある展開になります。ステージも100以上と豊富で、ステージ毎に複数のエンディングが用意されているため飽きません。各ステージはエンディング込みで数秒~20秒で終わるのでテンポもよくサクサクと楽しめました。


また、一部のチャプターは映画やゲームのオマージュがモチーフとなっており、怒られそうなシチュエーションが出現します。やりたい放題な主人公の動きにワクワクさせられました。


そのままR2D2を足に抱えてダースベイダーに突っ込んだ所、ダースベイダーの服を脱げて危険を排除した名(迷?)シーン。
解像度の荒いドット絵がベースですが、デザインは丁寧でアニメーションもやけに滑らかです。ステージ毎に背景やオブジェクトも異なり、エンディングのバリエーションも豊富なため、値段の割によく作られたゲーム性だと感じました。

このゲームに向いている人・向いていない人
こんな人におすすめ
・バカゲーが好きな人
・気軽にゲームを楽しみたい人
ゲームテンポが早く、ツッコミどころのある展開が目白押しです。1つ1つのギャグは小粒ですが、矢継ぎ早にギャグが流れてくるため、バカゲーが好きな人にはおすすめすることができると思います。
また、頭を使う要素は一切なく、ひたすらその辺をポチポチしているだけでクリアできます。時間制限はあるものの、何度でもトライ可能+ゲーム性は非常に簡単なので、手軽にバカゲーを楽しみたい人にはおすすめすることができると思います。
一方で、以下の人にはおすすめできないです。
・高クオリティの作品を求める人
・ゲーム性を求める人
値段を加味すると高水準という評価ではあるものの、他のゲームを差し置いておすすめできるほど質の高い、面白い作品ではありません。ギャグ自体はシュールですが、抱腹絶倒できるわけではないのでご注意ください。
基本的には全部のエンディングを見るために、まだアクションしていない部分をクリックするだけのゲーム性です。1発クリアを目指そうにも、シュールな展開からクリア方法の予測はできないため、ゲーム性を求める人にはおすすめすることはできません。
ここに注意!
プレイ時間よりもムービーを見ている時間の方が長いです。ゲームテンポがやや悪いため、ゲーム速度1.5倍速機能やスキップ機能を使うことをおすすめします。
どの部分にアクションできるのか若干分かり辛い部分が気になりました。
類似のゲーム
Mcpixel3・・・2はキックで飛んでいったので3。現在プレイ中なので、クリアしたらレビュー。
総括
20秒で平和を守るポイント&クリックのバカゲーで、短編ステージが100種類以上用意されています。簡単操作+短時間で斜め上の展開が連続するため突っ込みがいがあります。滅茶苦茶面白いかと聞かれると決してそんなことはないのですが、ワンコイン(セール中は100円で購入可能)な作品としては、ボリューム・質も高評価でした。手軽にバカゲーを楽しみたい人は是非遊んでみてください!
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