こんにちは、ちゃぶ台です。
今回は McPixel 3 というバカゲーを紹介します。以前紹介した McPixel の続編にあたり、おバカなギャグがてんこ盛りの、100種類以上のステージをクリアする作品です。前作からクオリティが向上していますが、ゲーム性や内容は前作とほぼ同じです。前作との比較をメインに記載するので、ゲームシステムや雰囲気は前作のレビューを参照ください。
#2作目は闇に葬られたため、本作が2作目です。
それでは早速紹介していきます!
概要
タイトル | McPixel 3 |
対応機種 | Steam, IOS, Android |
価格 | 1,200円(Steam), 400円(IOS), 330円(Android) |
プレイ人数 | 1人 |
言語 | 日本語対応 |
ジャンル | バカゲー |
開発元 / 発売元 | Sos Sosowski / Devolver Digital |
一言 | Among Us ステージとアメーバステージの難易度が高くてバカになりました。 |
ストーリー
前作同様、主人公の McPixel が身の回りに潜む危機から脱するために奔走する作品です。
大体周りの人物も一緒に救いますが、たまには周りを犠牲にして生き残ることも・・・
こんなゲーム
ポイント&クリックのバカゲーで、100種類以上のステージに挑みます。ゲーム性は前作と同じで各ステージは20秒で完結します。操作はマウスでアクション出来る場所をクリックすることで即エンディングを迎えます。各ステージには何度も挑むことができ、1つだけ用意されている正しいエンディングを見ると銀メダル、全部のエンディングを見ると金メダルを獲得できます。
エンディングは下記のように大体碌でもない事や突拍子もない顛末となるため、見ていて飽きません。
・ミサイルの上にその辺に寝ているおじさんを落とすことで軌道をずらして爆発を回避する。
・爆発する建物から徒歩で逃げて回避する。
・足をプロペラのように回転させて空を飛ぶことで、走り幅跳び大会で優勝する。
前作からの進化した点として、一部のステージではミニゲームが用意されています。シューティングやカーレース、ベルトスクロールの格ゲーとジャンルは多岐に渡り、結果によってエンディングが変化します。どれも難易度は簡単で、アクションゲームの腕前は不要なため気軽に楽しめます。
また、スティーブという一般男性を操作するステージも追加されました。ゲーム性はほぼ変わりませんが、一般男性という言葉の定義を再考させられるようなシュールな展開が待ち受けていました。
クリアしたステージ数に応じて着せ替え用の服を買ったり、次のステージをアンロックすることができます。着せ替え要素はゲームには直接影響しないものの、シュールな見た目が多くツッコミどころが多めでした。
完全クリアまでは10時間程度、若干DLC等も用意されているものの、複数回遊ぶようなゲーム性ではないと思います。
おすすめポイント
・前作からの大きくパワーアップした作品
前作の雰囲気を維持したまま、クオリティやバリエーションが増えて正統進化を果たしています。ドット絵はきめ細やかになり、日本語を含め多くの言語に対応、ステージのバラエティも増えています。時にはFPSのアクションやタワーディフェンス等、無駄にクオリティが高いステージも実装されており関心させれました。多数のエンディングやミニゲームが収録されており、製作者の愛が溢れた作品でした。
持ち前のシュールさは健在でツッコミどころが欠かせませんでしたが、今作は一部、複数のステージを跨いでストーリー性が用意されているステージもあります。最終ステージは超大作となっており、とても楽しめました。
このゲームに向いている人・向いていない人
こんな人におすすめ
・前作の雰囲気が好きな人
・手軽にゲームを楽しみたい人
前作を大きく拡張した作風です。前作のおバカな雰囲気が好きな人にはおすすめできます。
また、本作も未クリックの部分をクリックするだけなので、頭を空っぽにして楽しむことができます。疲れた時にも楽しめる作品なので、手軽にゲームを楽しみたい人にもおすすめできます。
一方で、以下の人にはおすすめできないです。
・ゲーム性を求める人
・前作から大規模な進化を求める人
前作同様ゲームシステムはほぼありません。ミニゲーム要素が増えましたが、ほとんどのステージではしらみつぶしでクリックするだけの作品なので、ゲーム性を求める人にはおすすめすることができません。
また、クオリティが上がったと言っても目を見張るような出来栄えではありません、あくまでも値段相応の作品なので、過度な期待を寄せる人にはおすすめできないです。
ここに注意!
前作同様、一度見たエンディングはスキップできるものの、ステージ開始前のムービーが長かったり、マップ移動が面倒だったりとテンポはやや悪いように感じました。
また、シュールではあるものの、爆笑できるというレベルのギャグは少ないのでその点もご注意ください。
類似のゲーム
総括
短時間で危機を回避するポイント&クリック形式のおバカな作品です。前作から正統進化を遂げてステージのバラエティやおバカ度、ミニゲームなどが増えました。クオリティは高いですが癖が強く、価格の安い前作とゲーム性が変わらないため、前作を遊んでハマった人は今作を購入することをおすすめします。
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