Machinarium ロボの世界の可愛いヒーロー【レビュー】

ゲームレビュー
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こんにちは、ちゃぶ台です。

今回は Machinarium という謎解きゲームの紹介を行います。チェコ共和国で開発されて瞬く間に有名となり、多くの賞を受賞したパズルゲームです。質の高い謎と可愛らしい主人公、綺麗なグラフィックが魅力的な作品です。程よい難易度で万人受けする作品なので、謎解きが好きな方は是非トライしてみてください!

それでは早速紹介していきます。

概要

タイトルMachinarium (マシナリウム)
対応機種Steam, Nintendo Switch, IOS, Android, PS4
価格1,500円(Steam, Switch), 370円(IOS), 500円(Android)
プレイ人数1人
言語日本語対応
ジャンル謎解き、パズルゲーム(ポイント&クリック)
開発元 / 発売元Amanita Design / Amanita Design
一言ロボットの世界も意外とアナログですね。

ストーリー

ロボットのジョセフがブラックキャップ・ブラザーフッドギャングという悪党に誘拐された恋人のベルタを救いにいくお話です。ジョセフは事件に巻き込まれ、ゴミの山でバラバラにされてしまったところからストーリーが始まります。ジョセフは事件のことをあまり覚えておらず、ゲームを進めることで少しずつ記憶を取り戻していきます。

まずは体を治すところからスタート!

こんなゲーム

サイドビュー形式の謎解きゲームとなります。舞台はロボットの街で、主人公のジョセフは街中で困っている人を助けたり、悪党を懲らしめながらヒロイン救出の為に街を奔走します。所謂ポイント&クリックの形式で、気になるところをクリックしたり、アイテムを使ったり、組み合わせることで謎を解いていきます。

クリックした場所に移動するスタイル

取得したアイテムはロボットの体内で管理され、画面上に表示されます。アイテム同士を組み合わせて、使うこともあります。

バーでトランプに興じる悪党3人衆。
よくある移動系パズル。(緑の数珠を緑の色がついた場所に運ぶ)

アクションができるところはカーソルのマークが変わるため、基本的にはカーソルをぐるぐるして、干渉できるところが無いか探していくことが必要となります。ジョセフの手が届く範囲が行動範囲ですが、ジョセフは(謎の技術で)体を伸縮させることができるため、行動範囲は意外と広めです。

背伸びやしゃがみの仕草も可愛いです。

難易度はやや高めです。中盤から行動範囲が広がり、次にどこの謎をクリアするべきかわからないことやアイテムに以外な使い方をすることが多く、時間を使うことが多いです。私はヒントなしで10時間くらいクリアに要しました。ヒントを使えばもっと短い時間でクリア可能です。

謎に詰まった時はいつでもヒントを確認することもできます。ヒントには最低限の情報が表示されるヒントと、より詳しいヒントの2種類が用意されています。最低限のヒントを確認すると下記のようにイラストで謎の核心に触れない程度のヒントをもらえます。

右のロボットのドラムがない様子。

より詳しいヒントを確認すると、唐突にシューティングゲームが始まり、クリアすることで詳しいヒントを確認することができます。シューティングはかなり簡単なので、アクションゲームが苦手な人も一発でクリアできると思います。ヒントに段階が設けられているのはとてもありがたいと感じました。

鍵を操るシューティングゲーム。遊び心があっていいですね。

おすすめポイント

・かわいらしく描き込まれたイラスト

とにかくジョセフの一挙一動が可愛いです。首を激しく振って否定したり、肩をすくめたり、胴体を伸縮させたり、非常に愛嬌があります。一定期間何も操作をしないと腕組みをして考える素振りをしたり、階段の手すりを滑り降りるモーションがあったりと、細かい動きも用意されており制作陣からの愛を感じました。

会話はジェスチャーやイラストの吹き出しで進みます。これも可愛い。

どの背景も非常に丁寧に描き込まれており、ロボットの生活感のある暮らしを目にすることができます。ロボットの生活といっても、最先端の技術が使われているわけではなく、ハエが湧いていたり、騒音問題で苦しめられている住人がいたり、古いゲーム機で遊んだりと私たちの生活とあまり変わらない点が面白いと感じました。

自販機や車椅子等、馴染みのあるものが多いです。

アニメーションもコミカルで、謎が解けた時や新しいマップに来たときに起こるイベント・展開を見ることが楽しいです。たまに予想だにしていない事態も起こるため、適度にストーリーが盛り上がる点も高評価です。時に静かな、時にポップな音楽も世界観にマッチしており、全体的に世界観が造り込まれていることを感じさせてくれました。

このゲームに向いている人・向いていない人

こんな人におすすめ

・謎解きゲームが好きな人
ラブデリック系の作品が好きな人

グラフィック・音楽・謎の質のどれをとっても高クオリティです。ヒント機能も充実しているため、子供から大人まで遊べる作品だと思います。また、過度なシュールさはないですが、登場するキャラクターの雰囲気や心地の良い音楽がどこかラブデリック作品を思わせるようにも感じます。ちびロボ等の作品が好きであれば遊んでみてもいいかもしれません。

一方で、以下の人にはおすすめできないです

明確な指示や目的が欲しい人

何をすればいいかわからないまま投げ出されるため、手掛かりが見つからないまま複数のマップをぐるぐるする事態に陥りがちです。そのため、自分で次に何をするか考えることが苦手な人には向いていないかもしれません。意志が弱い人はヒントを見てクリアすることを繰り返すだけのゲームになってしまうかもしれないので要注意です。

ここに注意!

・やりこみ要素は全くないので、早い人は数時間で完全クリアしてしまうかもしれません。
・やや主人公の移動やモーションが遅い点が気になりました。(世界観的に仕方ないのですが…)
・ストーリーは滅茶苦茶凝っているという訳ではないので、その点も注意です。

類似のゲーム

Tetra・・・動物が出てくる物腰柔らかな謎解きゲーム。紹介はこちら
RainCity・・・同じく動物がメインの謎解きゲーム。紹介はこちら
Creaks・・・同じ Amanita Design による新作。そのうち紹介予定

総括

サイドビュー形式の謎解きゲームで、気になるところをクリックしたりアイテムを使うことで謎を解いていきます。謎はやや難しめですが質が高く、ヒントシステムも充実しているため、クリア自体はだれでもできると思います。描き込まれた絵や音楽もクオリティが高く、ロボットの世界を探索しているだけで楽しい作品なので、謎解きゲームが好きな好きな人にはお勧めできる作品だと感じました。

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