こんにちは、ちゃぶ台です。
今回は Little Robo Climber という2Dアクションの紹介を行います。サイドビュー形式のアクションゲームで、爆発間際のロケットの最上階を目指してひたすら階段を登り続ける作品です。非常にシンプルで無心で遊べるアクションゲームなので気になった人は是非覗いてみてください。
それでは早速紹介していきます。
概要
タイトル | Little Robo Climber |
対応機種 | Steam |
価格 | 620円 |
プレイ人数 | 1人 |
言語 | 日本語非対応 |
ジャンル | 2D アクション |
開発元 / 発売元 | Alley Rock Games / Alley Rock Games |
一言 | 焦ると負けですね。いつでも自分が敵です。 |
ストーリー
遠い未来。人類は既に消滅してしまったが、誰に作られたかわからないロボットはその後も活動を続けていた。彼らはロケットの中で暮らしていたが、ある時ロケットが未確認物質と衝突してしまう。
ロボットは崩壊を迎えるロケットから脱出するために、最上階にある脱出ポットへ向かうのであった。
こんなゲーム
サイドビュー形式の2Dアクションで、燃えているロケットから脱出するために最上階を目指します。ロケットは何と550階以上もの階層で自動構成され、各プレイでは1階より最上階を目指します。
操作は移動・ジャンプ・銃の発砲(上下ボタンで斜め方向に打ち分け可能)・車に変身・アクション(扉を開ける)です。各階には次の階層に続く1-3つの扉が用意されており、開いている扉からジャンプで次の階に進みます。扉は全部開いている階層もあれば、一部しか開いていない階層・全て閉まっておりスイッチで開ける必要がある階層もあります。
道中には敵が存在するので、躱したり銃で倒しながら先に進んでいきます。銃の弾数は無制限ですが、飛距離は短いので、適度に近づいて攻撃する必要があります。
また、主人公のロボットは変身ボタンを押している間、車に変身することができます。車状態では車高が低いことを活かして狭い通路を通ることができたり、ヒビの入った柱を壊すことができます。車の状態では攻撃やジャンプができないので、人型の形態と使い分けて先に進んでいくこととなります。
ロボットには人型の移動速度・車型の移動速度・攻撃力のステータスがあります。それぞれお金を集めてショップで購入したり、10階進む毎にいずれかのステータスがアップします。ライフは3で3回被弾するとゲームオーバーとなりますが、被弾時に全てのステータスが下がってしまうので被弾には要注意です。
一週は長くても20分程度でクリア可能です。いくつかのトロフィーは用意されていますが、やりこみ要素はありません。私は3時間弱でゴールまで辿り着くことができました。
おすすめポイント
・非常にシンプルなゲーム性
ひたすら最上階を目指して駆け巡りますが、1つのフロアは長くても10秒もかからないのでサクサクと進むことができます。難易度は高くないので、アクションゲームが苦手な人でも気兼ねなくプレイすることができます。難易度の上昇も緩やかですが、最上階まで登り切るのはなかなか難しいです。延々と登っていると集中力を欠いたり、操作ミスをしたりと被弾することが多くなります。ミス後はステータスがガクンと下がり、連続で被弾することが多くなるため、集中力との戦いとなります。
全体的に単調な作品ですが、道中では3回のミッションが発生します。30秒以内にショップで買い物をする、水に入る、敵を4台倒すなどのミッションをクリアすることで、体力の回復やステータスの上昇を受けることができます。逆にミスしてしまうと、一定時間操作が左右反転になる、ステータスが低下するというデメリットが発生するため、緊張感がありました。
また、アップグレードをはく奪される・炎が下からせりあがってくるといった、プレイヤーが不利になるイベントも用意されています。如何に冷静さを保つことができるかを試される作品となります。
このゲームに向いている人・向いていない人
こんな人におすすめ
・シンプルなゲームを楽しみたい人
操作はシンプルでステージのバリエーションも少ないので、流れ作業のように進めることができます。(実際は終わりはあるのですが)テトリスのエンドレスモードや一昔前のスマホゲーを極める時のような謎の中毒性がありました。中断することはできないのですが、深く考えずにどんどんと先に進んでいくことができるので、空いた時間の暇つぶしに向いている作品だと感じました。
一方で、以下の人にはおすすめできないです。
・飽きやすい人
・目新しさを求める人
ステージのバリエーションが少なく、クリアまでに幾度となく同じ構成の階層を通り過ぎます。目新しさを感じるのは最初の30分くらいだけなので、飽きやすい人にはお勧めできないと思います。また、ゲーム全体で独特なシステムや要素も見受けられないので、本作品のオリジナリティを求めている人にもお勧めすることができないと思います。
ここに注意!
基本的に変形ボタンを押している間のみロボットに変身するのですが、時たまバグで変形ボタンを押している間のみ人型状態に変身するようになってしまいます。この場合、XBOX コントローラーのYボタン(PSコントローラーの△ボタン)で元の設定に戻すことができるので使ってみましょう。
また、ステージの作成はランダムなので、一部のミッションは運が悪いと必ずクリアできないような場合があります。理不尽さを感じますが割り切るしかないと思います。
類似のゲーム
常世ノ塔・・・日替わり形式で自動生成される塔を登るローグライクアクション。紹介はこちら。
トランスフォーマー コンボイの謎・・・ゲーム性は異なりますが、できることは似てますねw
総括
サイドビュー形式の2Dアクションで、主人公のロボットを操り、燃えるロケットの最上階(550階)を目指して延々と登ります。マリオパーティーのミニゲームの1つをひたすら突き詰めたような作品で、クリアするまで無心で楽しむことができます。ただし、毎回英語のナレーションがハイスピードで流れたり、ギミックやミッションのバリエーションが少なかったりとイマイチな部分も目立ったので、気になった人は動画を見てから購入することをお勧めします。
コメント