こんにちは、ちゃぶ台です。
今回は Infernax という2Dアクションの紹介を行います。ドット絵形式のメトロイドヴァニア作品で、2022年発売の作品ですがイメージは完全に悪魔城ドラキュラです。昔ながらの操作感やゲームシステム、辛口な雰囲気を楽しみたい人はぜひ遊んでみてください!
それでは早速紹介していきます。
#本作はグロテスクな表現を含むためご注意ください。
概要
タイトル | Infernax |
対応機種 | Steam, PS4(2022年上旬発売予定), Switch(2022年上旬発売予定) |
価格 | 2,499円(Steam) |
プレイ人数 | 1人 |
言語 | 日本語対応 |
ジャンル | 2D アクション・メトロイドヴァニア |
開発元 / 発売元 | Berzerk Studio / The Arcade Crew |
一言 | 死んでしまった時の映像が凝っていて驚きました。 |
ストーリー
Infernaxで描かれるのは、ひとりの勇敢な戦士の冒険。物語は邪悪な魔法に蝕まれた故郷へと戦士が帰ってきたことから始まります。
プレイヤーは、あらゆる手を使って呪いの原因を特定し破壊することを目指します。しかし、その行く手には、冷酷な怪物や獰猛な獣、厄介な地形などが立ちはだかることになります。(Steam Store より抜粋)
こんなゲーム
サイドビュー形式の 2D アクションです。主人公の ALCEDOR を操り、5つ+αのダンジョンを攻略することで自身の国に迫る怪物達を退けます。操作は移動・ジャンプ・近接攻撃・魔法・しゃがむです。近接攻撃はメイスを振り下ろすだけのシンプルな攻撃、魔法はマナを使用して体力の回復や高威力の攻撃を行います。
フィールドはオープンワールド形式で、自由に探索することができます。各ダンジョンでは空中ジャンプやダッシュ等、新しいアクションや魔法を入手することができます。新規アクションでこれまで壊せなかった壁が壊せるようになったり、新しい所に届くようになりと、行動範囲が徐々に広がっていきます。
本作は残機制で、体力がなくなり倒れてしまった場合は同じマップから再開することができます。残機がなくなってしまった場合は、最後に訪れたセーブポイントからの再開となります。敵を倒すと経験値が貯まり、セーブポイントで経験値を消費することで攻撃力・最大体力・マナを強化することができます。セーブポイントでは体力・残機・マナを回復することができる他、中盤以降はセーブポイント間でワープすることもできるので非常に重宝します。
また、敵を倒すことでコインを獲得することができ、ショップで防具や残機、ポーション等を購入することができます。ストーリーの攻略に欠かせないアイテムもあるので、お金稼ぎは重要です。
本作は時間経過で昼と夜が切り替わり、出現する敵や発生するイベントが変化します。夜の方が基本的に敵が強いのですが、その分経験値やお金を貯めやすいです。途中から魔法で時間を進めることもできるため、プレイスタイルや進行中のミッションに合わせることができる点が高評価でした。
また、村人達から依頼されるサブクエストを行うことで報酬を受け取ることが可能です。一部のクエストには選択肢が表示され、善意のある行動を取ったか、悪意のある行動を取ったかでエンディングが変化します。
エンディングまでは 6-8時間程度で、やりこみ要素はほぼありませんが、上記の通りマルチエンディング制なので複数回楽しむことができます。
おすすめポイント
・昔ながらのメトロイドヴァニア作品
見た目も中身も古き良きメトロイドヴァニア作品で、マップ探索で地図を広げていく楽しさ・自身を強化する楽しさ・緊張感のある戦闘を感じることができます。
ファミコン・スーファミ時代の作品を雰囲気そのままに、少しだけ遊びやすく・グラフィックを綺麗に仕上げた作品といった感じでした。
全体的な難易度は高めですが、チートコードの使用やレベリングを行うことでゴリ押しすることもできるので、アクションゲームが苦手な人もクリアできるような難易度に仕上がっています。体力を回復できるポーションが無料で入手出来たり、カジュアルモードに変更できるなど、全体的にプレイの敷居は低めに設定されているように感じました。
このゲームに向いている人・向いていない人
こんな人におすすめ
・悪魔城ドラキュラシリーズが好きな人
・シンプルなゲームシステムが好きな人
シンプルかつ王道なメトロイドヴァニア作品です。BGMから操作感、ゲームの雰囲気全体が悪魔城ドラキュラをかなり意識しています。悪魔城ドラキュラシリーズやシンプルなゲームシステムが好きな人にはお勧めすることができると思います。
一方で、以下の人にはおすすめできないです。
・アクションゲームが苦手な人
・コストパフォーマンスを求める人
1マスしかない狭い足場を連続ジャンプで渡ったり、敵が放って来る攻撃をメイスで打ち返したり細かい操作を要求されます。カジュアルモードも用意されていますが、この辺の動作は変わらないので、アクションゲームが苦手な人にはおすすめできないと思います。
また、マルチエンディング制であり、ルートによって出現する敵や一部のダンジョンに変更はありますが、話の大筋はあまり変わらないため、個人的には一度エンディングに辿り着ければ満足だと感じました。全体的なボリュームは少なめで定価で買うにはやや割高だと感じたので、コストパフォーマンスを求める人にはお勧めできないと思います。
ここに注意!
体力制ではありますが穴に落ちると1発でミスとなります。プレイヤーを強化しても最低限の実力がないと何度も死んでしまうのでご注意ください。
類似のゲーム
悪魔城ドラキュラシリーズ・・・説明不要の探索アクションの名作。
総括
サイドビュー形式の2Dアクションです。主人公のALCEDORを操り、自国の民を守る為に魔物たちが出現する原因を突き止めます。レベリング要素あり・マルチエンディング制が特徴的な作品で、悪魔城ドラキュラをインスパイアした作品なので、古き良きメトロイドヴァニア作品が好きな人にはお勧めできると思います。定価だとやや割高な印象を受けたので、セール中の購入をお勧めします。
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