こんにちは、ちゃぶ台です。
今回は Hotline Miami という2Dアクションを紹介します。謎の電話の指示に従いロシアンマフィアを殺害し続けるという狂ったストーリーの作品で、サイケデリックな見た目と先手必勝のスピィーディーな戦闘が特徴的な作品です。ステルスアクションや高速アクションが好きな人にはおすすめできる作品なので、気になった人は是非覗いてみてください。
それでは早速紹介していきます!
#流血表現があるのでご注意ください。
概要
タイトル | Hotline Miami |
対応機種 | Steam, PS4(Collected Edition), Nintendo Switch (Collection) #PS4/Switchは1と2のセットです。 |
価格 | 1,200円(Steam), 2,530円(PS4),2,570円(Switch) |
プレイ人数 | 1人 |
言語 | 日本語対応 |
ジャンル | 2D アクション |
開発元 / 発売元 | Dennaton Games / Devolver Digital |
一言 | 扉の扱いが世界一難しいゲーム。 |
ストーリー
1989年4月3日 フロリダ州 マイアミ
主人公のジャックは自宅の留守番電話にパン屋のティムと名乗る人物からクッキーと材料のリストの配達報告を受けます。
届いた小包みには「地下鉄に向かい、アタッシュケースを強奪せよ」との指令と、ニワトリの頭のマスクが入っていた。
「失敗はない。我々は君を監視している。」
気味の悪いメッセージに後押しされ、ニワトリのマスクをかぶったジャックはマフィアが現れる地下鉄へ向かうのであった。
こんなゲーム
見下ろし型の2Dアクションで、各チャプターでは2ー3フロアに出現する敵の全滅を目標とします。操作は移動、攻撃、アイテムを拾う(投げる)、とどめを刺す、見渡すとシンプルです。攻撃は素手の場合はパンチで、武器を持っている場合は武器で待ち構えるマフィアを攻撃します。
素手で殴ったり、開く扉を当てて怯ませた敵はとどめを刺さないと復活します。一方、武器は倒した敵から奪うしかないものの、敵を一撃で倒すことができるうえ、投げて敵に当てた場合は怯ませることもできます。
銃火器は遠くの敵を攻撃することができますが、発砲時の大きな音を聞きつけて近くの敵が集まってしまいます。一方、近接武器はリーチが短いものの攻撃速度が速く、静かなので敵を引きつけることもありません。状況によっての使い分けが重要となります。
チャプターの開始時には主人公が装着するマスクを選択します。マスク毎に銃弾を1発だけ耐えることができる・移動速度が早くなるといった特殊効果を持ちます。ゲームの難易度を大きく変えるものではないですが、プレイスタイルに合わせた選択が可能です。体力・残機の概念はなく、敵から攻撃を受けると即死してフロアの最初からリトライとなります。
クリア後はコンボ数やクリア時間、大胆さ等に応じてスコアとランクが決まり、スコア毎に新しい武器がアンロックされます。出現する敵の配置は毎回固定ですが、一部の敵が持つ武器や巡回ルートはランダムで変化します。同じ攻略手順でもタイミングによっては上手くクリアすることもできるため、面白いです。
ストーリーは17(+α)つのチャプターから構成されており、マルチエンディング制です。エンディングまでは3~5(+α)時間程度とボリュームは短めです。
おすすめポイント
・中毒性のあるステルスアクション
敵も自分も一撃で即死のため、やられる前にやるを徹底する作品です。シンプルなゲームシステムですが、少しでも敵の射線の前に出れば人間離れした反射神経で一瞬でハチの巣にされるため、常に死角を取りながら進む必要があります。
攻略ルートはもちろん武器とマスクの選択、扉の使い方など考慮する点が多く意外と奥が深いです。敵の巡回ルートや敵の所持する武器がプレイの度に若干異なるため、ワンパターンな攻略方法とはなりにくい点も面白いです。予想外な死も多いですが、ロードが一瞬で完了するためテンポよく遊ぶことができます。何度も死にながら攻略するルートを模索し、最終的に上手く決まった時の達成感はたまりませんでした。
また、狂気に満ちたストーリーとそれを誇張するサイケデリックな色使いと演出、特徴的なサウンドが魅力的です。不気味な登場人物や主人公が抱える謎がカオスを極めるため、少ないボリュームながらも非常に印象に残る、中毒性のある作品でした。
このゲームに向いている人・向いていない人
こんな人におすすめ
・高速アクションが好きな人
・バイオレンスなアクションが好きな人
若干ランダム要素があるため、最終的には土壇場での判断が必要となります。ギリギリの判断で敵を返り討ちにしたり、ハイテンポで死角から敵をどんどん倒していくことが気持ちいい作品なので、高速アクションが好きな人にはおすすめすることができると思います。
また、見ての通り暴力で全てを解決するストーリーです。派手な血飛沫とイケイケのサウンドで気分を盛り上げてくれるため、バイオレンスアクションでスカっとしたい人にはおすすめすることができると思います。
一方で、以下の人にはおすすめできないです。
・死にゲーが苦手な人
・爽快感を求める人
視界外からの銃弾や敵の超エイムにより死にまくります。チェックポイントの間隔が短いため即リトライ可能ですが、理不尽な死を迎えることも多いため、死にゲーでストレスを抱えがちな人、爽快感を求める人にはおすすめすることができないと思います。
ここに注意!
一部ステージが激しく点滅しつつグラグラ傾く等、非常に操作し辛いステージがあります。激しい点滅が苦手な人にはおすすめすることができないと思います。
類似のゲーム
Hotline Miami 2・・・本作の続編でゲーム性は同じ。いずれ紹介予定です。
Katana ZERO・・・同じようなゲーム性の暴力と薬に狂った掃除人のお話。紹介はこちら。
APE OUT・・・ゴリラが人間を虐殺しながら脱出する作品。いずれ紹介予定。
総括
見下ろし型の高速2Dアクションで、拳と武器でマフィアを全滅させることを目標とします。ステルス・サイコ・バイオレンスに特化した作品で、死に覚えながら先手必勝できるルートの構築を楽しむゲーム性です。難易度は高く・暴力的な表現が満載なので人を選ぶ作品ではありますが、死にゲーが好きな人にはおすすめすることができるので、気になった人は是非遊んでみてください!
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