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Her Name Was Fire 火が全てを洗い流す【レビュー】

ゲームレビュー
ゲームレビュー

こんにちは、ちゃぶ台です。

今回は Her Name Was Fire というローグライクアクションを紹介します。以前紹介した20 minutes till dawnに良く似たVampire Survivorsライクな作品です。ボリューム・難易度は控えめで、カジュアルで遊びやすい作品に仕上がっているので、気になった人は是非覗いてみてください。

それでは早速紹介していきます!

概要

タイトル Her Name Was Fire
対応機種Steam
価格410円
プレイ人数1人
言語日本語対応
ジャンルローグライク, 2D アクション, 2D シューティング
開発元 / 発売元Tissue Inu / Tissue Inu
一言The Witch を取ってひたすら耐え凌ぐスタイルが1番好きです。

ストーリー

ストーリーは一切ありません。

各ステージ名は「否認」「抑うつ」「怒り」といったネガティブな感情がテーマとなっています。
悪夢の中でこれらの発生源となるサーバー、具現化した感情を倒していきましょう。

こんなゲーム

見下ろし型のローグライクシューティングで、全方向から迫る敵を倒して5体のボスの討伐を目指します。ローグライク形式なので各プレイは独立しており、出現するアイテムは毎回ランダムとなっています。操作はツインスティック形式(左スティックで移動・右スティックで攻撃)+ダッシュとシンプル操作です。攻撃・ダッシュは全方向に打ち分ける事ができ、攻撃ではプレイ開始時に選んだ魔法(魔法弾やメテオ)を放ちます。

攻撃は一定間隔でカーソルの方向に魔法を打ち出します。
ダッシュは一時的に無敵となるため、回避の要となります。

敵を倒すと白い経験値の塊が出現します。これを一定数集めるとレベルが上がり、アップグレードを獲得して主人公を強化することができます。アップグレードには経験値収集範囲の増加や攻撃間隔の短縮、新しい攻撃の追加、移動速度や最大体力の増加など、様々な効果があります。

アップグレードは3択から選択です。取得済みの効果を再獲得して強化することもできます。

強化の内容は、ランダムに表示される3つの内容から1つを選択しますが、毎回1度だけリロールすることができます。リロール時にはペナルティーが発生し、一定時間攻撃力が減少する、敵の移動速度が2倍になるといったデメリット効果が発生します。

ペナルティの内容も3つから選択することとなります。

ゲーム開始後、一定時間経過後にサーバーの場所が矢印で指し示されるようになります。矢印の方向に進み続けるとビルのようなオブジェが出現し、近づくと戦闘が始まります。サーバー撃破後は大量の経験値と体力回復アイテムを獲得する事ができます。

サーバーの攻撃は単純で避けやすいですが、周りから次々と敵が出てくるので

また、サーバーを一定数破壊するとボスに挑むことができるようになります。ボスは強力で、弾幕やレーザーで攻撃してきますが、撃破すると大量の経験値と新しいアップグレードを獲得する事ができます。ボスを倒すとステージクリアとなり、5体のボスを撃破するとゲームクリア、クリアまでに3つの体力を失うとゲームオーバーとなります。

ボス戦は狭いエリアの中で戦うこととなります。
青色のカードはボス撃破時固有のアップグレードです。
10秒のプレイ動画

本作には時間無制限の中で5つのステージのクリアを目指すモードと15分の中で5つのステージのクリアを目指す2つのモードが用意されています。ゲーム終了後はプレイ状況に応じてクレジットを獲得し、クレジットを使って真髄という強化アイテムをアンロックすることができます。真髄はゲーム開始時に1つだけ持ち込むことができる強化アイテムで、攻撃力の上昇や1プレイに1度の復活、リロード時のデメリット効果が無くなるなど様々な恩恵が用意されています。

使用可能な魔法は4種類。神髄は12種類用意されています。

おすすめポイント

・カジュアルなVampire Survivorsライク作品

数々のVampire Survivorsライクの中では難易度が低めで、操作もシンプルなため遊びやすい作品です。

敵の数・敵弾の数が少なめで緊急回避も用意されているため、アクション要素が得意な方は1~3回のトライでクリア可能な難易度に仕上がっています。1プレイ15分という短い時間の中で、強化がどんどんと進んで攻撃が徐々に派手となり、次々と敵を薙ぎ倒せる点は魅力的です。周回プレイによるアンロック要素はあるものの、持ち込みがなくてもクリアは容易な点は個人的に助かりました。

残り3分(12分経過)段階でもこれくらいの敵の密度と敵は少なめです。

プレイ中は新しい攻撃スキルを獲得することもできますが、基本的には最初に選んだスキルをメインに据えて強化するようなシステムです。どのアップグレードも強化効果が強めで、目当ての強化を引くためにペナルティを受け入れてリロールをするかどうかといった駆け引きが発生する点は独特で楽しむことができました。

4方に剣を出す攻撃や炎を吐く攻撃は使い勝手が良好でした。

このゲームに向いている人・向いていない人

こんな人におすすめ

・手軽にVampire Survivorsライクの作品を楽しみたい人
難易度低めのアクションに挑みたい人

難易度高めのVampire Survivorsライクな作品の中では比較的難易度が易しめな作品です。1プレイ15分でサクッと楽しむ事ができるうえ、周回プレイで解放されるアンロック要素もおまけ程度なので、手軽にVampire Survivorsライクの作品を楽しみたい人にはおすすめすることができると思います。

一方で、以下の人にはおすすめできないです

・高難易度のアクションを求める人
やり込み要素重視の人

ゲームシステムとしては以前紹介した20 minutes till dawnと似ていますが、本作は装備が少なめでシナジー要素も無いため劇的な変化はなく単調に感じられました。遊びやすい作品ですが、敵の種類や強化の種類が少ない、ステージも1つとボリューム・やりこみ要素も少なめなので、何度も遊びたい人にはそれほどおすすめすることができないと思います。

ここに注意!

若干日本語訳が怪しいものの、プレイするうえでは問題はありませんでした。

類似のゲーム

Vampire Survivors・・・説明不要の元祖ローグライク生き残りアクション。紹介はこちら

20 minutes till dawn・・・ゲームシステムがかなり似ている。ボス戦はないもののこちらの方がキャラクターが豊富。紹介はこちら

総括

見下ろし型のVampire Survivorsライクなローグライクアクションで、5体のボスの撃破を目指します。難易度が易しめで操作も単純なため遊びやすさはあるものの、敵やスキル、メイン武器の種類とやりこみ要素が少ないためボリューム不足感は否めませんでした。20 minutes till dawnと似たようなゲームシステムですが、20 minutes till dawnの方がボリューム・難易度共に遊びごたえがあったため、そちらを先に遊んで、似たような作品を遊びたいと感じた人は本作を購入しても良いかもしれません。

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