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Half-Life 未知の次元への干渉【レビュー】

ゲームレビュー
ゲームレビュー

こんにちは、ちゃぶ台です。

今回は Half-Life という3Dシューティングを紹介します。Steamの運営会社であるValve社発のFPSで、発売から25周年の今でも色褪せない大作です。25周年記念で無料で配信されていたのをクリアしたので、紹介していきます!

概要

タイトルHalf-Life
対応機種Steam
価格1,010円
プレイ人数1人
言語日本語非対応(日本語化MODあり)
ジャンル3Dシューティング
開発元 / 発売元Valve / Valve
一言今すぐ物理学者を辞めて軍人になるべき存在。

ストーリー

物理学者の ゴードン・フリーマン は、巨大研究施設 ブラックメサ研究所 に着任します。
最初の仕事は特異物質の実験に参加することでしたが、実験の失敗により施設は崩壊し、さらに異次元から異形の怪物が出現します。
ゴードンは、施設から脱出するためにエイリアンと戦いますが、研究所を制圧しようとする政府部隊が横やりを入れてきます。

3つ巴の戦いを生き残り、フリーマンは研究所から脱出することができるのでしょうか。

こんなゲーム

FPS形式のアドベンチャーで研究所に溢れかえったエイリアンを駆除して脱出することが目標です。操作は移動・ジャンプ・しゃがむ・攻撃する・武器を変える・アクションとシンプルです。

施設内ではロボットやエレベーター等の装置が沢山動いています。

研究施設は超巨大で、フリーマンは脱出のために施設内を駆け巡ります。扉が厳重にロックされていることも多く、倒れた電柱から屋根の上に登ったり、通気口の中を這い進んだり、仲間の職員を誘導して網膜認証のロックを解除したりと、先に進むための方法を探しながら冒険します。

施設内では生き残った他の研究者が協力してくれることもあります。。

道中では異形の怪物や怪物を制圧しようとする軍隊が立ちふさがるため、バールや銃で倒しながら進みます。重火器は弾を消費しますが、道中で新しい武器や銃弾を次々と拾うことができるため、使い惜しむ必要はありません。

最初の武器はバールです。敵を倒すだけでなく、木箱等を壊すためにも使えます。
途中からは相手も遠距離攻撃してくるため、重火器で応戦します。
常に孤軍奮闘なので、壁や障害物に隠れて1人ずつ無力化していきます。

体力は左下の数字で0~100の体力と右側にあるアーマーの耐久値を維持します。道中にある救急キッドやエネルギー補給気を使うことで体力・アーマーを回復することができます。頻繁に自動セーブが入る他、プレイヤー自身でいつでもセーブ可能で、ミスした場合は最後にセーブしたタイミングから再開されます。

回復量は40程なので不要な被弾はできるだけ避ける必要があります。

マップは非常に広く、巨大なエリアを行き来することはあるものの、基本的に一本道でクリアまでは10時間程度とボリュームも充分です。Steamとしてのトロフィー要素は用意されているものの、やりこみ要素はないため何周も遊ぶ作品ではないと思います。

おすすめポイント

・未だに色褪せない名作FPS

ゲームシステムは現在のFPSの根幹そのものです。UIやアクションは必要最低限で、普段FPSを遊ぶ人からすると馴染みやすい操作性になっています。一般人が大事件に巻き込まれてとことんもがくというストーリー性に溢れたシステムが当時は斬新でした。

ボーガンやロケットランチャー等も出現します。

研究室の中は様々な部屋や機械で埋め尽くされており近未来感を醸し出しています。開始直後のオープニングから次々と新しい機械や施設、ギミックが出現するため探索がとても楽しいです。流石に25年もの前の作品のため、荒削りな部分もあるものの、現在でも通ずるストーリーやアクション性で最後まで楽しめるため、25年前に発売されたにしては非常によくできていると驚かされました。

ベルトコンベアー地帯を乗り越えていくシーン。
酸の海に落ちないようにしながら進んでいくシーン。

ゲーム性としては戦闘4・探索6といった割合です。敵の攻撃が激しいため難易度は高めですが、いつでもセーブすることが可能でロードも一瞬のため、死に覚えながら進んでいくゲーム性でした。ストーリーは多くは語られないものの、続きが気になる幕引きで終えたため、続編をプレイしたくなりました。

このゲームに向いている人・向いていない人

こんな人におすすめ

・ひと昔前のFPSを楽しみたい人

ゲーム性はシンプルではあるものの現在も遜色無く楽しめるストーリー、FPSです。シンプルなFPSが好きな人、レトロゲーが好きな人、安価で本作を手に入れた人にはおすすめできる作品だと思います。

一方で、以下の人にはおすすめできないです

・レトロゲーが苦手な人
・死に覚えゲーが苦手な人

25年前の作品なので、流石にポリゴンが粗い・怪しい挙動を見せるといったシーンもあります。世界観やストーリー、演出も販売当時は新鮮ではあったと思いますが、現在からはそれほど目新しさを感じることはできないため、昨今の綺麗なCGや整ったゲームバランスに慣れすぎた人には苦痛に感じるかもしれません。

また、難易度調整は不能で何度も死にながら先に進んでいくこととなります。セーブがいつでもできるため、戻し作業は不要ですが、死に覚えゲーが苦手な人にはおすすめすることはできないと思います。

ここに注意!

仲間が鍵を開けてくれなかったり、引っかかって進めなくなったりと、時たま進行しなくなることがあります。こまめにセーブを取ってやり直すことをおすすめします。

類似のゲーム

Half Life2 / Half-Life: Alyx・・・本作の続編。世界観やゲーム性は同じですが大きく進化しています。

総括

FPS形式のアドベンチャーでエイリアンや軍隊達を相手にしながら研究所からの脱出を目指します。25年前の作品ということを考慮すると当時の段階では間違いなく良作という立ち位置だったと思います。どうしても現在からすると新鮮味に欠けたり粗が目立つようにも感じてしまうものの、ゲームシステムは現在のFPSとさほど遜色が無いほど手堅く、シナリオや演出も面白いです。昔の作品に触れてみたい人、安価で入手した方にはおすすめできるので気になった人は是非遊んでみてください!

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