こんにちは、ちゃぶ台です。
今回は Haiku, the Robot という2Dアクションを紹介します。有名アクション Hollow Knight に似たゲーム性で、小さなロボットが広大なフィールドを冒険するメトロイドヴァニアです。スピード感のある戦闘と充実したアクション、可愛らしいデザインが魅力的なので、メトロイドヴァニア作品が好きな人は是非覗いてみてください!
それでは早速紹介していきます!
#Hollow Knight との比較が多いため、先にHollow Knightの記事をご確認ください。
概要
タイトル | Haiku, the Robot |
対応機種 | Steam, Nintendo Switch |
価格 | 2,050円(Steam, Switch) |
プレイ人数 | 1人 |
言語 | 日本語対応 |
ジャンル | 2D アクション, メトロイドヴァニア |
開発元 / 発売元 | Mister Morris Games / Mister Morris Games |
一言 | 敵との接触より爆発の方がダメージヤバそう |
ストーリー
かつて起きた核爆発により、大地は焼かれ、生命は絶滅した。
唯一生き残ったロボットたちは寄り添いながら暮らしていたが、一部のロボットはコンピューターウィルスに感染し、暴走してしまう。
荒れてしまった世界を救うために眠りから目覚めた小さな勇者Haiku。
世界を救う使命を背負った彼は剣を片手に冒険にでるのでした。
こんなゲーム
サイドビュー形式の2Dアクションで、広大なフィールドを自由な順路で攻略します。操作は移動・(壁)ジャンプ・攻撃・修理・ダッシュです。攻撃は短い剣を素早く振ります。上下左右に繰り出すことができますが、敵に当たった際は反動で少し後ろに下がるため少しクセがあります。
敵を倒すとパーツを獲得することができ、パーツを使うことで自身の体力の回復や買い物が可能です。戦闘に負けてしまった場合はパーツを一定数失って最後のセーブポイントから再開となります。落としたパーツは消えてしまうため、Hollow Knight のようにやられた場所に戻る必要はありません。
最初は取れるアクションが少ないため、行動範囲も狭いですが、ゲームの進行と共に新しいアクションが入手可能で行動範囲も広がっていきます。最大体力の増加や装備アイテムの獲得に伴い、徐々に強敵にも立ち向かえるようになります。
Haikuはダッシュや新しく獲得するアクションを繰り出す際に熱を生み出し、左上のゲージが溜まっていきます。ゲージは時間経過で下がっていきますが、赤色の時はオーバーヒートしてアクションが繰り出せなくなります。戦闘中にオーバーヒートすると予期せぬ被弾が発生するため、熱量をうまく管理しながら冒険する必要があります。
セーブポイントでは体力を回復できる他、集めたチップを装備することができます。チップには攻撃速度や最大体力の増加、パーツの獲得量増加、攻撃時の反動を無くす等の恩恵を得ることができます。チップも最初は3種類しか装備することができませんが、装備できる数が徐々に増えていきます。
各エリアの最奥にはボスが待ち受けています。ボス戦は1画面内で完結しますが、体力が高めで攻撃も激しいため激戦必須です。仲間を呼び出したり範囲攻撃を繰り出してきたりと厄介な攻撃が多いため、緊張感があります。
各エリアにはショートカットに利用できるトレインが止まる駅が用意されています。新しいアイテムを獲得した時は、他のエリアでも同時に新しい場所に進めるようになるため、積極的に活用していきましょう。
エンディングまでは8時間弱で、やりこみ要素を含めると10時間程で完全クリア可能です。クリア後は新しいエリアやボスが出現する無料のDLCとより高難易度で戦いに挑める無料のDLCが用意されていました。
おすすめポイント
・オーソドックスで遊びやすいメトロイドヴァニア
ゲーム性はHollow Knightをフォローしており、高速な戦闘を楽しむことができます。壁ジャンプやダッシュ等、移動に関する追加アクションが多く、操作性も進行に合わせて劇的に改善するためプレイしていて楽しいです。攻撃は繰り出しも早く、上下左右への打ち分けが可能です。剣での攻撃に追加アクションを回避にも戦いに組み込むことができるため、意外と戦略性がありました。
Hollow Knightよりも攻撃の密度や敵の数は少なく、ボリュームもやや少なめといった印象です。本家よりもプレイの敷居は低いため、手軽に楽しむことができました。
また、世界観の掘り下げは少ないものの、Haikuの可愛らしい動きと対照的な退廃した世界描写が魅力的です。全体的にクオリティは高めで、メトロイドヴァニアとしておすすめできる作品だと感じました。
このゲームに向いている人・向いていない人
こんな人におすすめ
・メトロイドヴァニア作品が好きな人
難易度がマイルドになって、ボリュームが少なくなった Hollow Knight といった印象です。クオリティは十分で、本家が面白いためフォロワーである本作も面白いといった印象でした。メトロイドヴァニアの良いところはしっかりと抑えられているため、メトロイドヴァニア作品が好きな人にはおすすめすることができると思います。
一方で、以下の人にはおすすめできないです。
・派手な戦闘を求める人
・謎解き要素を求める人
攻撃は最初から最後まで剣を用いた単距離攻撃です。雑魚敵やボスの攻撃もバリエーションは少なめで、敵の攻撃の合間を縫ってこちらの攻撃を当てたり回復することとなります。沢山の手数を用いた戦闘や派手なアクションを求める人にはおすすめすることはできないと思います。
謎解き要素は皆無で戦闘と探索に特化した作品です。謎解き成分を求める人にはおすすめすることはできないと思います。
ここに注意!
被ダメージ後の硬直やや長い一方で、無敵時間が短い点が少し気になりました。
マップの機能がやや物足りなく、重要なポイントにマークを付いていなかったり、手動でマークを付けることができない点が残念でした。
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総括
サイドビュー形式の2Dアクションで、小さいロボットが広大なフィールドを冒険します。アクション性、ゲーム性は有名アクションHollow Knightをリスペクトしており、ボリュームを少なくして難易度をやさしくしたといった印象でした。本作独自の要素(熱やチップ)はやや影が薄かったものの、メトロイドヴァニア作品としてのクオリティは十分なので、メトロイドヴァニア作品が好きな人は是非遊んでみてください!
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