記事内に広告を含む場合があります。

Gunfire Reborn ローグライクは爆発だ!【レビュー】

ゲームレビュー
ゲームレビュー

こんにちは、ちゃぶ台です。

今回は Gunfire Reborn というローグライク形式のFPSを紹介します。ローグライクらしい派手な成長と多数のアイテムやキャラクターによる繰り返し遊べる作風が魅力的な作品です。マルチプレイにも対応したおすすめの逸品なので、気になった人は是非覗いてみてください。

それでは早速紹介していきます。

概要

タイトルGunfire Reborn
対応機種Steam
価格2,050円
プレイ人数1-4人
言語日本語対応
ジャンル3D アクション, 3D シューティング, ローグライク
開発元 / 発売元Duoyi Games / Duoyi Games
一言やっぱりこの手のローグライクが個人的には一番好きですね。

ストーリー

ストーリーは一切ありません。

こんなゲーム

ローグライク形式のFPSで現在は2つのゲームモードが用意されています。操作は移動・ジャンプ・発砲・ダッシュ・スキル・サブスキル・武器の切り替えです。ローグライク形式なのでマップ構成や出現するアイテムはランダムで、ゲーム開始時は毎回何も持たない状態から始まります。

メインとなる通常のゲームモードでは、5つのエリアのクリアを目指します。各エリアは3-4つのステージ+ボス戦から構成されており、各ステージでは多数出現する敵をなぎ倒しながらゴールを目指すことを目標とします。

敵は粘土細工のようなキャラクターです。

武器はレーザー光線やガトリング砲、遠近両用の剣等様々なものが用意されており、敵を倒すことで新しい武器がドロップします。武器毎にパラメーターや特殊効果がランダムで割り当てられるため、新しい武器が出現した際には手持ちの武器との入れ替えを検討することとなります。各武器は通常弾薬・特殊弾薬・大型弾薬のいずれかを消費し、同じ系統の武器を使用すると弾切れになってしまった時に何もできなくなってしまうため、異なる2つの系統の武器を保持することが一般的です。

右が新しく見つけた武器。+の数字が大きい程同じ武器でも基礎攻撃力が高いです。

スキル・サブスキルはキャラクター毎に効果が異なります。いくつかのキャラクターのスキルとサブスキルを下記にまとめてみました。スキルは時間経過で再利用可能に、サブスキルは敵を倒したり障害物を壊した際に出るアイテムを回収することで再利用可能になるため、惜しみなく使うことができます。

スキルサブスキル
猫(太子)敵を2秒間拘束するエネルギー弾を放つ敵を腐食状態にするグレネードを投げる
犬(オボイ)一時的に2つの銃で同時に攻撃できるようになる高威力のグレネードを投げる
鳥(青燕)敵に跳び蹴りで攻撃する。アーマーも回復する斬撃を飛ばして広範囲に攻撃する
虎(雷落)一時的にステータスアップ+雷で周囲の敵を攻撃する近くの敵に連鎖する雷を放つ
猫のスキルの拘束はボスにも通用するので非常に重宝します。
犬の2丁拳銃スキル。攻撃力が倍増するので超強力です。

道中では敵を倒したり、宝物庫というミッション部屋に挑むことでオカルトスクロールというパッシブアイテムを獲得することができます。オカルトスクロールでは攻撃力や体力、移動速度、獲得するコインやクリティカル率の増加等様々な恩恵を受けることができます。クリアまでに累計20~30のオカルトスクロールを獲得することとなるため、攻撃力や防御力がどんどんと上がっていくこととなります。

レア・伝説レベルのオカルトスクロールもどんどんと出るため、集めることが楽しいです。

また、ステージクリア時には金爵というアイテムを獲得することができます。金爵はキャラクター毎のスキル・サブスキル・得意な戦い方を強化・補強する効果を持ちます。同じ効果を複数回強化することもできるため、目当てのビルドに近づけやすい点が魅力的です。

どれも1つで戦略が大きく変わるほどの効果を秘めています。

また、ショップ・鍛冶屋ではゲーム内で獲得したコインを使うことで、アイテムの購入や武器の強化も可能です。序盤は次々とよりランクの高い武器が出現するため、強化を始めるのは後半となります。

ショップではオカルトスクロールが売り出されることも。
武器の強化や武器特性の追加等が可能です。

各エリアの最後には強力なボスが待ち受けています。エリア毎に2種類のボスが用意されており、ランダムで出現します。どちらもHPが膨大で攻撃力も高いですが、クリア時には大量の武器やオカルトスクロール・金爵が手に入るため戦いがいがあります。

敵の攻撃は広範囲に渡るので要注意です。

ゲームプレイ後はゲーム内で集めたクレジットを使ってタレント(主人公)の強化が可能です。攻撃力・最大体力・マガジン装填数・初期コイン数やクリティカル率の上昇等、さまざまな恩恵を得ることができます。後半に行くほど強力な効果が用意されているため、プレイを繰り返すことでより先に進むことができます。

画面右にはキャラクター固有のスキルも用意されています。

通常のゲームモードでは難易度はノーマル・エリート・悪夢・輪廻(+8段階)から選択することができます。一周は90-120分程度とやや長めです。最初は利用可能な武器・キャラクター・オカルトスクロールは少ないですが、ゲームの進行度に応じて徐々にアンロックされていきます。

■霊界狂瀾モード

アップデートに伴ない霊界狂瀾というサバイバルモードも追加されました。無限に出現し続ける敵を倒して30分間の生き残りを目指すモードです。通常のゲームモードとは異なり、タレント(ゲーム内クレジットによる主人公)の強化は反映されない代わりに霊玉の陣という強化を設定して持ち込むことができます。

つぼ型のフィールドに強化のパーツを埋めていきます。

敵を倒してもオカルトスクロールや金爵は出現しませんが、経験値の欠片が出現するため、これを集めることでレベルアップ時にスクロールや武器を獲得することができます。とにかく大量の敵が出現して、息をつく暇さえないので非常に厳しい戦いを強いられます。難易度の設定はありませんが、文句なしで最難関レベルなので、通常モードでアイテムの知識を得てから挑むことをおすすめします。

大量の敵を片っ端から倒していくハードなサバイバルです。

おすすめポイント

・ローグライクらしい爆発性と中毒性を秘めた作品

強力な効果を持つ強化アイテムが多く、1プレイで大量のオカルトスクロール・金爵を獲得することができるため、みるみると主人公が強くなっていきます。複数のオカルトスクロールから1つを選択するような機会も多く、目当てのビルドを構成しやすいため、オカルトスクロール同士がシナジーを発揮することもあります。

引き次第では敵を一切寄せ付けない攻撃力を得たり、不沈艦のようにダメージを受けない(被弾ダメージより体力やシールドの回復のペースのほうが早い)ようなビルドとなります。ローグライク特有の無敵感・全能感を味わうことができるため楽しいです。

キャラクターは属性攻撃主体や近距離・遠距離特化等がしっかりと分かれています。特定の属性攻撃に特化したり、爆発やラッキーショットに特化した構成を目指したりと色々なビルドを目指すことができ、複数の難易度やデイリーチャレンジも用意されているため、何度も遊ぶことができる作品だと感じました。

キャラクター毎にパラメータも異なるため、戦い方が大きく異なります。

後半はジェミニという武器の特性が強力です。2つの武器で同じジェミニの特性を揃えると強力な効果を発揮します。


・マルチ協力プレイに対応

本作では、2から4人でのマルチプレイに対応しており、どちらのゲームモードも協力して挑むことができます。(Remote play togetherには対応していないのでご注意ください。)

マルチプレイの場合は、オカルトスクロールや武器を仲間に共有できる他、倒れた仲間を救出することができるため、難易度が大幅に下がります。(霊界狂瀾モードは1人の方がクリアしやすいかもしれませんが、)オカルトスクロールの共有が特に強力なので、攻略で躓いた人はマルチでの攻略をおすすめします。

救助中は無防備になるので要注意。共倒れになってしまうことも。

このゲームに向いている人・向いていない人

こんな人におすすめ

・ローグライクアクションが好きな人
マルチ協力プレイ用の作品を探している人

ローグライクらしいランダム性と爆発力、中毒性を秘め込んだ作品です。アイテムの種類が多く、武器も毎回異なる性能となるので、何周も遊ぶことができます。やりこみ要素も十分に用意されているため、ローグライク成分が好きな人にはおすすめすることができる作品だと思います。

また、本作では2-4人での協力プレイに対応しております。それぞれの武器やオカルトスクロールを共有して目当てのビルドに近づけたり、役割分担や作戦を練ったり、仲間を助けたりすることが楽しい作品なので、協力プレイ用の作品を探している人にもおすすめすることができると思います。

一方で、以下の人にはおすすめできないです

・サクッと遊びたい人
高難易度アクションが苦手な人

通常モードは1プレイ90-120分程度要します。やや一周が長く中断もできないので、サクッと遊びたい人にはあまりおすすめすることができないと思います。

また、通常モードはそれほど難易度が高くないですが、霊界狂瀾は特に難易度が高く、クリアには相当の時間を要します。高難易度のアクションが苦手な人にはおすすめすることができないかもしれません。

ここに注意!

属性攻撃の特徴や組み合わせが非常に強力かつ重要なのですが、ゲーム内での説明がやや不十分です。攻略Wiki等を確認したうえでプレイする事をおすすめします。

序盤は利用できるキャラクターが少なく、タレントの強化も無いのでかなり苦戦させられます。他のキャラクターが利用可能となったり、クリアの安定まではある程度の試行回数が必要となるためご注意ください。

類似のゲーム

Roboquest・・・似たようなゲーム性のローグライクFPS。紹介はこちら

Risk of Rain2・・・時間経過と共に難易度が上がるローグライクFPS。4人までプレイ可能。紹介はこちら

ボーダーランズ3・・・4人で協力可能なFPS。ローグライクではないもののゲーム性は似ている。

総括

ローグライク形式のFPSで主人公の動物達を操り、2つのゲームモードをクリアします。キャラクター毎に立ち回りが大きく異なり、100種類以上のオカルトスクロールや金爵の効果によって爆発的なインフレを楽しむことができるため、中毒性に溢れた作品です。マルチプレイ対応作品やローグライクアクションが好きな人にはおすすめできると思います。

2023年に最後の大型アップデートが用意されており、新しいゲームモードや新キャラクターが用意されているとのことですが、現段階で十分楽しむことができる良ゲーなので、気になった人は是非遊んでみてください!

コメント

タイトルとURLをコピーしました