こんにちは、ちゃぶ台です。
今回は Gravity Circuit というロックマンライクの2Dアクションを紹介します。ワイヤーアクションや近接攻撃で戦うというオリジナリティを出しながら、ロックマンの世界観やゲーム性を踏襲した解像度の高いリスペクト作品です。ロックマンが好きな人にはおすすめできるリスペクト作品なので、気になった人は是非覗いてみてください!
それでは早速紹介していきます。
概要
タイトル | Gravity Circuit |
対応機種 | Steam, PS4/5, Nintendo Switch |
価格 | 1,900円(Steam), 3,500円(Switch, PS) |
プレイ人数 | 1人 |
言語 | 日本語対応 |
ジャンル | 2Dアクション |
開発元 / 発売元 | Domesticated Ant Games / PID Games |
一言 | 斜めワイヤーむずくて無限に穴に落ちた。 |
ストーリー
数十年前の戦争で倒れた、ウィルス軍。
彼らが復活し、世界征服を目指してロボット達を侵略しはじめます。
立ち上がったのは前戦争の英雄で不思議な力、グラビティサーキットを扱う孤高の戦士カイ。
世界を救う救世主として、悪の首謀者を打ち倒しましょう。
こんなゲーム
サイドビュー形式の2Dアクションで、主人公のカイを操作して12個のステージに挑みます。操作は移動・(壁)ジャンプ・ダッシュ・攻撃・スキル・ワイヤーの利用です。ロックマンライクなアクションゲームですが、近接攻撃がメインで攻撃のリーチは短めです。
カイはワイヤーを前方上、後方上、真上に伸ばすことができます。ワイヤーが天井刺さるとぶら下がることができ、長さを調整したり体を振ってジャンプすることができます。また、小さい敵にワイヤーを当てることで、敵を引き寄せてそのまま投げることができます。一撃で弱い敵を倒せるうえ、他の敵に当てることもできるため様々なシーンで使うアクションになります。
スキルはエネルギーゲージを消費して繰り出します。敵に高威力で攻撃する突進技や投げ技だけでなく自分の体力を回復したり、一時的に移動速度を上げたり足場を作るスキル等も用意されています。
また、装備アイテムとしてブースターチップを3つまで装備することできます。敵を攻撃した際のエネルギーゲージのチャージ効率を上げたり、被ダメージを減らしたり、2段ジャンプができるようになったりと様々な効果を持ちます。
各ステージには助けを待っているロボットが8人おり、救出することでお金をもらうことができます。壁を壊して入る隠し部屋や、分かりやすいけれど入るのが難しい場所に配置されており、やりこみ要素の1つとしても挙げられます。
本家では棘に当たったり穴に落ちるとミスになりますが、本作ではダメージを受けて少し前に戻されます。その分、若干意地悪な配置になっている所もありますが、残機の概念もなく何度でもリトライできるため、難易度としては本家よりもマイルドでクリアしやすい設計になっていました。
難易度はイージー・ノーマル・ハードの3つから選択することができ、ノーマルでエンディングまでは4時間半でした。クリア後もミッション攻略や強くてニューゲーム等のやりこみ要素を楽しむことができます。
おすすめポイント
・ロックマンをとことんリスペクトした作品
必殺技や攻撃方法、ワイヤーアクション等の本作固有の要素が沢山あるものの、キャラクターの造形やステージギミック、ゲームシステムは2Dロックマンをリスペクトしていてなじみ深いです。既視感のある演出やギミックも出現し、ロックマンファンであればニヤリとさせられる部分も多数ありました。操作感は良好で、ダッシュ+ジャンプやワイヤーを使ったアクションで縦横無尽に動くことができます。パンチやキックが当たった時のエフェクトやSEが重厚でプレイしていて爽快感がありました。
難易度はやや高めですが、豊富なセーブポイントや残機撤廃、チップによる救済要素により初心者でも楽しむことができます。一方で、難易度選択や難易度高めのミッションも用意されており上級者でも楽しみやすい設計でした。その他、BGMやSEも世界観にマッチしており、全体的なクオリティは高めでした。
このゲームに向いている人・向いていない人
こんな人におすすめ
・2Dロックマンシリーズが好きな人
世界観や出現する敵、操作性やBGM等、2Dロックマンに近いゲーム性です。ロックマンリスペクト作品の中でも特に操作性や世界観が良く、クオリティも高いのでロックマンシリーズが好きな人にはおすすめすることができます。
一方で、以下の人にはおすすめできないです。
・遠距離攻撃での戦いを求める人
攻撃のリーチがかなり短く、当てるにはかなり敵に近付く必要があります。本家の様に遠くから敵を倒すことができず、ワイヤーアクション含め立ち回りは本家とは異なるため、遠距離攻撃で戦う主人公を求める人にはおすすめすることはできません。
ここに注意!
記載の通り近接攻撃で戦う作品なのでご注意ください。
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総括
ロックマンライクなサイドビュー形式の2Dアクションです。ワイヤーアクションや近接攻撃メインという本作固有の要素が、ロックマン本来の世界観やシステムと上手くフュージョンしており爽快感がありました。全体的なクオリティが高めで爽快感・やりこみ要素もある作品なので、ロックマンシリーズが好きな人は是非遊んでみてください!
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