こんにちは、ちゃぶ台です。
今回は Forager というクラフト系の2Dアクション作品を紹介します。ドット絵で作製された可愛らしいデザイン、程よいボリューム感で手軽にクラフト成分を楽しむことができるおすすめの作品です。土地を買ったり、レベルを上げたり、新しい物を作って豊かになる過程を楽しむことができる作品なので、気になった人はぜひ覗いてみてください。
それでは早速紹介していきます。
概要
タイトル | Forager |
対応機種 | Steam, PS4, Nintendo Switch |
価格 | 2,050円(Steam), 2,016円(PS4), 1,980円(Switch) |
プレイ人数 | 1人 |
言語 | 日本語対応 |
ジャンル | 2D アクション |
開発元 / 発売元 | HopFrog / Humble Games |
一言 | この世界の銀行凄すぎて家に銀行を建てたいです。 |
ストーリー
特にありません。
こんなゲーム
見下ろし型のサンドボックスアクションで、素材を集めてアイテムをクラフトし、レベル上げや拠点の充実、エリア拡張を目指します。操作は移動、持ち物の切り替え、持ち物を使う、ダッシュ、特定の方向を狙うとシンプルです。主人公はつるはしで木や鉱石を掘ることで素材を見つけたり、剣を振って敵に攻撃します。
見つけた素材を組み合わせることでアイテムや装備のクラフトが可能となります。作ったアイテムが他のアイテムの素材となっていたり、新しいクラフト用の機材を作ることで新しいアイテムの作製が可能となります。敵が入ってこないようにドアを作ったり、移動速度の上がるタイルを敷き詰めて拠点を構えることも可能です。
主人公は武器を振ったり移動するとエネルギーを消費します。エネルギー消費や敵の攻撃で死んでしまっても、少し時間が巻き戻るだけなので気軽に遊べますが、定期的にご飯を食べることでエネルギーを回復することができます。そのため、近くの動物を倒して肉を得たり、魚を釣ったりすることで食料を確保します。
本作は木を切ったり敵や動物を倒したり、新しいアイテムをクラフトをすることで経験値を獲得することができます。経験値が一定数貯まり、レベルが上がるとスキルを獲得し、新しいアイテムのアンロックやパッシブ効果の恩恵を受けることができます。スキルは戦闘・採取・金銭・魔法の4種類に分かれており、選んだスキルに応じて新しいスキルが解放されます。
また、金の延棒からコインをクラフトしたり、銀行を建てることでお金を稼ぐことができます。貯めたお金はアイテムの売買や新しい土地の購入に利用します。最序盤は小さなマップからスタートしますが、新しい土地を購入すると、新たなバイオームで新種の植物を入手することができます。新しいマップにはパズルやクエストも用意されており、クリアすることでアーティファクトを得ることができるため、冒険するほどステータスも充実していきます。
時には複数のマップから構成されるダンジョンも用意されています。他の作品よりは小さい規模のダンジョンで5-10分もあればクリア可能ですが、簡単なパズルや新しい武器が用意されていたり、ボスモンスターとの戦闘が待ち受けていたりと楽しむことができました。
レベルは65まで上げることができますが、ストーリー等は用意されておらず明確なゴールは設けられていません。チャレンジとして手持ちのコインを〇〇枚にする、全てのアイテムを集めるなどの達成項目が用意されているため、クリアの指標としても良いかもしれません。ちなみに、私はレベルを最大にするまで10時間程度要しました。
おすすめポイント
・一度始めるとやめられない作風
序盤からやる事が山積みで非常に忙しい作品です。操作は簡単で戦闘やアイテムの回収も手軽、何をしても経験値が貯まりますし、どんどんと利便性が上がっていくので、ついつい次のレベルアップや次の土地をアンロック・クリアするまでと遊んでしまいます。時間制限等は無く、適当にプレイしているだけでもアイテムが右肩上がりで増えていくゲーム性なので、気軽に遊べる点が魅力的でした。
途中からは武器の強化で硬い鉱石も簡単に壊せるようになったり、自動的に鉱石を壊す装置や作ったアイテムを自動で回収する装置、自動でアイテムを拾ったり敵を攻撃する仲間などが出現するため、お金がお金を稼ぐような状態となるため壮観です。博物館に全てのアイテムを寄贈する・最大レベルまで上げる・全ての土地を購入するという目標はちょうどいいレベル設計で、夢中で遊べるボリュームに仕上がっていました。
また、ショベルナイトやホロウナイト、wizard of legend等の有名作品とコラボしており、見覚えのある コスチュームを着ることができる点も個人的には嬉しかったです。どことなくゼルダの伝説を参考にしたような可愛らしいデザインで、操作性含めて取っつきやすい点も魅力的でした。
このゲームに向いている人・向いていない人
こんな人におすすめ
・手軽なクラフト要素が好きな人
素材集めとクラフトがメインの作品です。死んでも即時復活可能、戦闘は単純で素材も次々リスポーンするため、適当にプレイしても十分発展していきます。ボリューム含めてかなり緩めのクラフト系作品ですが、クラフト系作品の肝となる楽しい部分は見事に抑えられているので、手軽にクラフト作品を楽しみたい人にはおすすめすることができると思います。
一方で、以下の人にはおすすめできないです。
・アクション性を求める人
・明確なゴールや凝ったシステムを求める人
武器は複数用意されているものの、基本的には殴りがメインでアクションも武器毎に1種類なので、戦闘はかなり地味です。戦闘要素を楽しみたい人にはあまりおすすめすることができないかもしれません。
また、ストーリーや明確なゴールが設けられていません。全ての土地を探検する、64レベルに到達する、博物館のアイテムを全て埋める、チャレンジを全てクリアするといった目的が考えられますが、途中で飽きてしまうかもしれないので、明確なゴールが設定されていない作品が苦手な人にはおすすめすることができないかもしれません。
また、FactorioやMinecraftのように凝ったシステムの自動化などは作成できないので、滅茶苦茶造り込んだ拠点を作製したい人にもおすすめすることはできないと思います。
ここに注意!
ストーリーはなく、明確なエンディングも無いためどこをゴールとするか悩まされます。中盤以降は放置ゲーの様相を呈してくるため、一度目的のものが作れてしまうと飽きたり暇になってしまうかもしれません。
また、実績解除を目的とする場合、2つほど非常に時間がかかるものが用意されています。他の目的よりも格段に面倒なので、ある程度覚悟する方が良いかもしれません。
類似のゲーム
Terraria・・・超有名サンドボックス系のクラフト作品。いずれ紹介予定。
総括
見下ろし型の2Dアクションで、つるはし片手に辺りの木や鉱石を掘りまくってクラフトや戦闘、土地の購入や実績のアンロックを行います。明確なストーリーやゴールが設けられていない点が個人的には残念でしたが、レベルアップや武器の強化、クラフトによりどんどんと利便性が上がるため、時間を忘れて延々と遊ぶことができます。見た目も可愛らしく手軽に遊べるクラフト作品なので、気になった人は是非遊んでみてください!
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