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フロッピー・ナイト ディスクから飛び出した仲間達【レビュー】

ゲームレビュー
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こんにちは、ちゃぶ台です。

今回は フロッピー・ナイト というデッキビルド形式のカードバトル作品を紹介します。カードゲームとストラテジー要素が組み合わさったターン制バトルで、ステージ毎に敵の全滅や仲間の防衛といったミッションのクリアを目指します。シンプルなゲーム性とポップなデザインで初心者から上級者まで遊びやすい作品に仕上がっているので、気になった人は是非覗いてみてください。

それでは早速紹介していきます!

概要

タイトルフロッピー・ナイト(Floppy Knights)
対応機種Steam, Nintendo Switch
価格2,050円(Steam), 2,060円(Switch)
プレイ人数1人
言語日本語対応
ジャンルカードバトル
開発元 / 発売元Rose City Games / Rose City Games, wiip
一言デュエルディスクの先駆けですね。

ストーリー

発明家のフィービーは自身が発明したロボットのカールトンと暮らしていた。

フロッピーディスクからナイトと呼ばれるキャラクターを実体化させる装置を発明したフィービーだったが、生活費の不足や他の発明家による挑戦等様々な問題に突き当たる。

かくして、フィービーは沢山のフロッピーディスクを実体化させながら様々な問題の解決に挑むのであった。

こんなゲーム

ターン形式のカードバトルで計6(+α)つのエリアのクリアを目指します。各エリアは3〜4つのステージから構成されており、全てのステージをクリアすることで次のエリアへと進むことができます。各ステージでは敵を全滅させる、○ターンの間特定のユニットを防衛するといったステージ毎に決められたミッションのクリアを目指します。

ステージ選択画面。ステージ毎にサブミッションも用意されています。

各ターンではスタミナ5とデッキからカードを5枚ドローして手札に加えます。手札のカードとスタミナを消費することで、カードをプレイして自身のユニットを移動・攻撃・強化することができます。フィールドはマス目状に区切られており、ユニットを召喚できる場所は決まっているため、自軍側で仲間を召喚して敵陣に進みながら倒していくこととなります。

左下のバッテリーに描かれた数字が残りのスタミナ、画面中央の青緑のエリアが召喚スペースです。
攻撃時は攻撃力の値を敵に与えます。移動時はスピードの値だけマス移動が可能です。

ターンを終了すると敵のターンとなります。敵の各ユニットがスピードや攻撃力に基づいて移動・攻撃を処理し、新しい敵ユニットが生成されることもあります。敵のターンが終了すると再びプレイヤーのターンとなり、これを繰り返すことでミッションのクリアを目指します。

敵ユニットのステータスや攻撃範囲はカーソルを合わせると確認できます。
自ユニットが倒されてしまった場合、お邪魔カードと共に墓地に戻されます。

利用可能なベースのデッキは下記の3種類でそこからカスタマイズができます。各デッキには1枚チャンピオンという強いカードが存在し、必ず最初のターンに手札に入ります。チャンピオンは攻撃の要となりますが、倒されてしまうと即ゲームオーバーとなるため扱いが難しいです。

  • 植物デッキ – 自身の能力を高めたり、味方を回復したり、地形を有利にする。
  • モンスターデッキ – アーマーを追加し、HPを消費してバフをかける。
  • ゴロツキデッキ – 毒を使ったり汚いやり方をする。すばしっこい。
三つのデッキのチャンピオン。
1.5ターンの動画を撮ってみました。

ステージクリア時は新しいカードやお金を獲得することができます。お金は新しいカードの購入に利用することができ、得たカードをデッキに組み込むことができます。1ステージは10~20ターンでクリア可能で、エンディングまでは8-12時間程度でクリア可能です。やり込み要素として、決まったデッキで特定のミッションクリアに挑むチャレンジモードも用意されています。

新しく購入・作成したカードをデッキに追加します。
チャレンジモードは1ターンでクリアを目指すような、詰将棋のような問題も用意されています。

おすすめポイント

・シンプルな戦略カードバトル

コミカルで柔らかな世界観とデザインが魅力的です。シンプルなルールでチュートリアルも丁寧なため、カードバトル初心者でも遊びやすい作品になっていると感じました。ストーリーモードはさほど苦労しませんが、チャレンジモードはかなりの難易度なので、上級者まで楽しむことができると思います。

殲滅戦やボス戦、防衛ミッション等ステージ毎に挑むミッションが異なる点も魅力的です。○ターン以内にクリアや1体もユニットを失わないといったサブミッションのおかげで、無理な攻めを強いられて後悔したり、ハラハラさせられることも多いです。難易度も絶妙で序盤は簡単ですが、中盤以降考えなしにプレイしているとすぐにサブミッションのクリアができなくなるため、慎重に立ち回る必要があり挑みがいがありました。

ボス戦も用意されています。時間経過で雑魚敵がどんどんと湧いてくるため攻めるタイミングが難しいです。

このゲームに向いている人・向いていない人

こんな人におすすめ

・シンプルなカードバトル、ストラテジー成分が好きな人

ルールが単純で複雑な分遊びやすい作品です。それほど先のターンを見据えて戦う必要もなく、場当たり的にプレイすることでクリア可能なため、シンプルなカードバトル作品やストラテジー作品が好きな人にはおすすめすることができると思います。

一方で、以下の人にはおすすめできないです

・様々なプレイスタイルでクリアしたい人
本格的なカードバトル作品を楽しみたい人

攻撃の度に移動速度と攻撃力が入れ替わるというようなトリッキーなキャラクターもいるものの、シナジー持つコンボや何枚もカードをドローしたりスタミナを回復するようなカードは控えめです。ヒット&アウェイを中心とした同じような立ち回りになりがちなので、様々なプレイスタイルでクリアを目指したい方・何度も遊びたい人・本格的な戦略バトルを楽しみたい人にはあまりおすすめできないと思います。

ここに注意!

若干テンポが悪い点、霧のステージがストレスが溜まる要素満載な点が少し気になりました。

類似のゲーム

Death Roads: Tournament・・・ローグライク形式のカードバトル作品。気になっているので紹介するかも。

総括

デッキビルド形式のターンバトル作品で、ユニットを召喚・移動・攻撃させて各ステージのミッションをクリアします。シンプルなゲームシステムと可愛らしいデザインが魅力的ですが、コンボカードや全体のカードの種類が少ない点がやや残念でした。本格的なカードバトル作品を求める人にはやや物足りないかもしれませんが、初心者から上級者まで楽しむことができる難易度に仕上がっているので気になった人は是非遊んでみてください!

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