Endless waves survival ワンコインサバイバル作品【レビュー】

こんにちは、ちゃぶ台です。

今回は Endless waves survival という 2D アクションの紹介を行います。Vampire Survivors の雰囲気を継承した作品で、迫り来る大量の敵を返り討ちにする作品です。本家と比べて低価格でよりカジュアルな難易度に仕上がっていることが特徴なため、気になった人は是非覗いてみてください。

それでは早速紹介していきます！
#本稿は2022年7月3日段階のアーリーアクセス版の記事となります。

概要

タイトル	Endless waves survival
対応機種	Steam
価格	100円
プレイ人数	1人
言語	日本語非対応（ですが、英語が分からなくてもプレイ可能です。）
ジャンル	2D アクション, ローグライク(ローグライク要素は皆無ですが、Steam にタグがあったため追加しました。)
開発元 / 発売元	Jeferson Belmiro / Jeferson Belmiro
一言	Vampire Survivors ブームのおかげで類似作品が同じ価格帯で販売されるの滅茶苦茶ありがたいです。

ストーリー

ストーリーは一切ありません。

こんなゲーム

見下ろし型の2Dアクションです。WAVE単位で出現する敵を倒してどれだけのWAVE数を生き残ることができるかを目指します。タイトルの通り、死ぬまで延々と続くためゴールはありません。

ゲーム開始と共に大量の敵が押し寄せて来るので、避けながら返り討ちにして生き残りを目指します。操作は移動、アイテムの使用のみで周囲の敵を自動的に攻撃してくれます。

敵を倒すと左上の経験値バーが増加し、バーが最大まで貯まるとレベルが上がります。レベルアップ時には新しいスキルの習得・既存のスキルの強化を行うことが出来ます。新しいスキルを習得して攻撃手段を増やすのか、1つのスキルを特化して強化するのか、プレイスタイルに併せて強化の方針を決めることができます。

敵を倒すとお金が出現し、集めたお金を使って移動速度や攻撃頻度、アイテム回収範囲といったステータスを強化することができます。また、体力回復や一時的に移動速度・攻撃力がアップするポーションを購入することもできます。

画面左上に表示される体力ゲージが0になるとゲームオーバーとなります。現状はステージやキャラクターの選択はなく、1.5時間程度で全てのパラメーターを最大まで強化することができます。また、死んでしまっても同じWAVE数から再開することもできるため、敵の猛攻を防いでハラハラするというよりは、強化の過程を楽しむ作品であるように感じました。

おすすめポイント

・Vampire Survivors に類似した作品。

話題作の Vampire Survivors に類似した作品で、本家同様アップグレードを重ねて敵をなぎ倒していくことが楽しい作品です。敵もプレイヤーも順当に強くなっていくため、常に緊張感のある戦いを楽しむことができます。強化がレベルアップ、ポーションや基礎スキルの購入の2パターンがあるため、頻繁にアップグレードできる点が魅力的でした。

下記の要因により延々と生き残る事ができます。本家よりも難易度が簡単でデザインも可愛らしいため遊びやすい作品であるように感じました。

・攻撃が自動で回避のみに徹することができ
・HPの自然回復のアップグレードが優秀な
・ポーションの重ね掛けが可能
・そもそも難易度が易しめ

■Vampire Survivors との相違点

・目標時間がなく、死ぬまで続く
・Wave 毎に敵の出現、攻撃が区切られる
・キャラクター選択、ステージ選択、ゲーム終了後の永久アップグレードがない
・ステージはループせず、外壁がある
・レベルアップの強化とは別に貯めたお金での強化、ポーションの購入が可能
・やりこみ要素は現段階で皆無

・価格が安い

100円で購入可能で、セール時には60円で購入可能です。1~2時間程度は楽しむことができるため、コスパは良いと思います。ただし同じ系統の Vampire Survivors やよりはクオリティ・ボリューム・中毒性が全て下回っているように感じました。現状やりこみ要素も無いため、アップグレード待ちの作品だと思います。

このゲームに向いている人・向いていない人

こんな人におすすめ

・低コストの作品が好きな人

100円で購入可能で Vampire Survivors の 1/3 の価格で購入可能です。結果的には Vampire Survivors の方が長時間楽しむことが出来ると思いますが、低価格の作品を求める人にはおすすめする事ができるかもしれません。

一方で、以下の人にはおすすめできないです。

・スリルを味わいたい人
・やり込み要素とボリュームを求める人

現状ゴールが設定されておらず、死んでしまっても同じWAVEから再開する事ができます。やられてしまっても気にせずに再開する人が殆どだと思うので、スリルを味わいたい人にはお勧めすることが出来ないと思います。また、現状やり込み要素は皆無で何度も遊べる作品ではないので、やり込み要素を求める人にはおすすめする事ができないと思います。

ここに注意！

記載の通り、ローグライクタグではありますが、現状繰り返し遊ぶような作品ではないためご注意ください。

類似のゲーム

Vampire Survivors ・・・本家ローグライクサバイバル作品。価格は3倍ですがおすすめの作品です。

Seraph’s Last Stand・・・同じ価格のサイドビュー形式サバイバル。こちらもエンドレスですが個人的にはこっちの方が面白いと感じました。紹介はこちら。

総括

見下ろし型の2Dアクションで、Vampire Survivors に類似した作品です。100円という価格が魅力的ですが、やり込み要素やボリュームが皆無でやや残念でした。現段階ではローグライク成分が皆無で周回性に欠けるので、今後のアップデートに期待したいと思います。気になった人は是非遊んでみてください。