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ENDER LILIES: Quietus of the Knights~ダークな世界観のハイクオリティアクションゲーム~

ゲームレビュー
ゲームレビュー

こんにちは、ばとです。ここ最近はカードゲームばかりやっていたこともあり、久々にアクションゲームをやりたいな~と思いSteamを開くと目を奪われたサムネイル画像があったので即購入してプレイしましたのでご紹介させてください。
先日1月21日に早期アクセス版としてリリースされましたENDER LILIES: Quietus of the Knightsのご紹介になります。公式サイトはこちら

プレイした感想ですが、ビジュアル、音楽が素晴らしく雰囲気抜群のゲームになっています。
私がプレイした中だと絵のタッチは十三機兵防衛圏が近く、音楽はNieR:Automataのようなもの悲しい気持ちになる曲が多いなと感じました。もちろんアクションゲームとしても面白く、完成版が出るのが楽しみな作品です。(私はSteamでプレイしています)
今回の紹介では動画を多めにしていますが、音付きなので再生時は音量に注意ください。

概要

タイトルENDER LILIES: Quietus of the Knights
対応機種Steam/Switch/PS4/PS5/Xbox
価格2200円
プレイ人数1人
言語日本語/英語(他11か国語に対応)
ジャンル2D アクション/RPG
開発元 / 発売元Live Wireadglobe/Binary Haze Interactive
一言ソウルライクで雰囲気を楽しむアクションゲーム!!

主人公のリリィの絵がインパクトがあるため、最近Steamを見た方は一度は目にしているのではないでしょうか。キービジュアルが美しく、つられて買った一人ですが、納得のクオリティでした。
アクションゲームが苦手な人は少し苦戦するかもしれませんが、ソウルライクなゲームの中では比較的簡単なレベルかと思います。
チュートリアル的なボス戦の動画ですが、HPによってボスの行動パターンが変更されることもあり、
そこそこ苦戦しました。

ストーリー

昔々、彼方の「果ての国」にて。突如降り始めた「死の雨」は、
生きとし生けるものを狂暴な生きる屍へと変貌させた。
人智を超えた悲劇に成す術もなく、王国は滅びた。
呪いであるかのように、止まない雨。
滅び果てた世界の、ある教会の奥深くで
少女「リリィ」は目覚める。(Steamより)

開幕早々、主人公のリリィはベッドで目覚め、不死の騎士に出会います。
上にも記載の通りですが、屍だらけの地獄のような場所で記憶もない状態でゲームが始まります。
記憶につながるアイテムがマップに点在するとともに、ボスを倒すと回想とともに自分自身の記憶を取り戻すといったイベントもあり、少しずつこの世界の真相を知ることができる作品になっています。
冒頭部分の動画ですが、世界観とグラフィックの良さが感じられるかと思います。

こんなゲーム

プレイしてみた感想として、操作性は抜群で特にストレスを感じるような部分はなかったです。
ソウルライクな部分もありますが、難易度としては比較的低めでサクサク進められるかと思います。
続きが気になって一気に進めてしまいましたが、早期アクセス版は途中で進行が止まってしまうので大体3時間もあれば現時点で進められる部分まで到達できるかと思います。

前置きはこの辺で、このゲームの特徴をいくつか記載したいと思います。

シンプルなゲーム性
①スタミナ管理がない
 スタミナが無いため、連続行動し放題です。しかも、回避行動(ヘッドスライディング)も連続入力できるので、多少雑に動いていても敵の攻撃は避けることができます。操作がシンプルになるので個人的には良かったです。

②状態異常がない
 毒や麻痺といった状態異常がこのゲームにはありません。(今後実装されるかもしれませんが)

③武器と防具がない
 状態異常がないので武器・防具があったとしても攻撃力・防御力しか関係しないと思いますので正直なくても良いかなと思います。(代わりにレリックと呼ばれるアクセサリをいくつか装備できます)

④消費アイテムがない
 これも状態異常に関連するかと思いますが、消費アイテムがありません。代わりに使用回数に制限のある祈りを使うことでHPを回復することができます。

⑤デスペナルティがない
 これは賛否両論あるかと思います。ソウルライクに良くある死んだらお金を落とすといったペナルティがありません。個人的には気楽にプレイできるのでプラスに考えていましたが、逆に緊張感がなくなるので人によってはマイナスかもしれません。
死んでしまった場合は、直近にセーブ(記録)した拠点で復活します。

ボスを倒すと、そのボスの攻撃がスキルとして習得できる
各地に点々と存在しているボスを倒すことでスキルを取得できます。最初に使える剣士のスキルだけでも攻略できますが、持っているとボス攻略が楽になることもあるので色々試してみるのも楽しいです。
また、マップ攻略に必要なスキル(2段ジャンプ、潜水など)を持っているボスもいます。
それまで行けなかったところに行けるようになるので、1度来たマップも攻略しきるまで時間がかかります。
最初のチュートリアル的なボスを倒すと、さっそく2段ジャンプができるようになります。

攻略する順番はプレイヤーが決められる
スキルの話と重複する部分ではありますが、ストーリーが1本道で用意されている訳ではないので、進め方もプレイヤーが好きに選べます。ボスが強くて大変ということがあれば、他のエリアから攻略するといったことをすることも可能です。

ごちゃごちゃ書きましたが、総じてゲームの雰囲気を壊さないレベルのシステムになっています。

おすすめポイント

世界観が良い(グラフィック・音楽がとても高いレベル)
プレイヤーによって好みは勿論ありますが、絵や音楽が世界観をより良いものにしていると思います。
絵に関しては背景が特に好みでした。ゲーム序盤の教会は屍の山に綺麗なステンドグラスが描かれていて雰囲気抜群だったのが印象に残っています。また、暗い雰囲気だけでなく幻想的な背景も用意されていて、何気ない景色に目を奪われることが何度かありました。
下の動画は特にお気に入りの拠点です。直前のマップとのギャップに驚きました。

音楽に関してはもの悲しい雰囲気にさせる曲が多い印象ですが、このゲームの世界観にはピッタリだと思います。ボス戦前には曲が止まり環境音だけになるところも粋な演出だなと感じました。

わかりやすいUI
UIが感覚的で分かりやすかったと思います。アクションゲーム経験者の方であれば理解するのにあまり時間はかからないはずです。
また、この手のゲームはマップ探索を楽しむことも醍醐味の一つですが、マップを表示した場合にそのエリアの探索がすべて終わっているかわかるようになっています。どこに何があるかまでは表示されていないので、ちょうど良い具合で探索を楽しめるようになっていました。
マップ

このゲームに向いている人・向いていない人

こんな人におすすめ

・世界観が気になった方
私もゲームの世界観に惹かれて購入した一人なので、少しでも気になった方は購入して後悔することはないと思います。久々にしっかりゲームに入り込めました。
ゲームのクオリティを決める要因としてゲームシステムだけでなく、絵と音楽も重要な要素だということが感じられる作品でした。

逆にこんな人にはおすすめできないです

・高難度のゲームを求めている人
ゲームの難易度としてはそこまで高くないので、ソウルライクの高難易度ゲームを求めている方にはお勧めできないです。逆にそこそこの難易度で世界観を楽しみたい人にはおすすめしたい作品です。

ここに注意!

・早期アクセス版なので、ボリュームが少なめ
あくまで早期アクセス版なので、ボリュームは少なめです。数時間あれば大方やり切れるかと思います。正式版リリースを待つのもありかもしれません。

類似のゲーム

little witch nobeta
3Dのゲームにはなりますが、女の子が主人公でダークな雰囲気は近いです。
難易度としてはこちらの方が大分高めです。
Touhou Luna Nights
東方シリーズの2Dアクションゲームになります。時間操作が特徴でステージギミックも豊富です。
東方ということもあり、音楽、キャラクターデザインは本作品も高いクオリティになっています。
難易度としてはこちらの方が高めです。

総括

一言で書くと、「世界観を絵と音楽が際立たせてくれる作品」でした。またアクション部分だけを見ても完成度は高く、普通に良ゲームとして評価されるべきだと思いました。
発売して数日時点で、既に攻略サイトが幾つか立ち上がっており早期アクセス版にもかかわらず、プレイヤーの注目度が高いことが分かります。
早期アクセスが終わるのが楽しみですし、この後もじっくりマップ探索を進めたいと思える作品でした。一目見て気になった方は是非購入してプレイしてみてほしいです。

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