こんにちは、ちゃぶ台です。
今回は ENCODYA というポイント&クリック形式のパズルゲームを紹介します。サイバーパンクな世界で孤児の少女と護衛のロボットが消えた父親を探して+世界を救うために冒険に出ます。サイバーパンク世界観ならではのストーリーと難易度高めの謎解きが特徴的な作品なので、気になった人は是非覗いてみてください。
それでは早速紹介していきます!
概要
タイトル | ENCODYA |
対応機種 | Steam, Nintendo Switch, IOS, Android |
価格 | 2,699円(Steam), 1,998円(Switch), 1,120円(Android) |
プレイ人数 | 1人 |
言語 | 日本語対応 |
ジャンル | パズルゲーム |
開発元 / 発売元 | Chaosmonger Studio / Assemble Entertainment |
一言 | 正義のためとはいえ結構エグい事をする主人公 |
ストーリー
2062年、ネオベルリン。9歳の孤児であるティナは、組織の管理下にある暗黒のメガロポリス、ネオベルリンにある屋上のねぐらで、護衛ロボットのSAM-53と共に暮らしている。ティナはゴミ箱をあさって廃品で生計を立て、都会のジャングルを一人で生きるたくましい少女だ。彼女のロボットはいつも彼女と一緒にいて、何があろうと彼女を守るようにプログラムされている。
ある日、少女は父親が彼女に重要な使命を託したことを知る。それは、灰色の世界を救うための計画を完成させることだったのだ!ティナとSAMは、奇妙なロボットとグロテスクな人間のいる異なる現実を横断する驚くべき冒険に乗り出す。ワクワクする対話とパズルを通じて、ティナは生きることの真の意味を見つけるだろう。(Steam Storeより抜粋)
こんなゲーム
ポイント&クリック形式のパズルゲームで、孤児の少女のティナと護衛ロボットのSAM-53を操作して、父親が隠した世界を救うための計画の完成を目指します。
操作は移動・調べる(話す)・ダッシュ・キャラクターの切り替え・アイテムの利用(組み合わせ)です。用意されたミッションをこなすために、複数のマップを移動しながら人と話して情報を得たり、気になるところを調べてアイテムを入手・利用します。パズルは特定の法則に従って解くわけではなく、アイテムを使う場所や組み合わせを考えることがメインとなります。
プレイヤーはティナとSAMの操作をいつでも切り替えることができます。それぞれ出来ることや話す内容が異なるため、適切なキャラクターを選択しながら探索を進めます。ティナは小さい体を活かしたり、細かい作業が得意です。SAMは体が頑丈で力持ちなので、大きなアイテムを運んだり、技術的な知識を使った会話や作業を行えます。
難易度はイージーとハードの2つから選択可能です。私はハードを選択し、攻略サイトを見つつ10時間程度でクリアしました。やり込み要素として10個のシークレットが隠されていますが他のやりこみ要素はありません。
おすすめポイント
・難易度高めのポイント&クリックパズル
出現するアイテムが多い、キャラクター毎にできることが異なる、アクション出来るポイントも多いと選択肢が多く難易度が高めです。序盤から用途の分からないアイテムも多く、次に何をすれば良いのか分かりづらいため、苦労させられます。ファミコン時代のようなやや意地悪なゲーム性でしたが、難易度が高い分、謎が解けた時やストーリーが大きく進展した時は大きな喜びを感じることができました。
また、ストーリーはサイバーパンクな世界観を活かした展開となっています。電子ドラッグの虜になった通行人のお使いをしたり、VRの利用が前提の真っ暗なクラブに乗り込んだり、電脳世界を冒険したりと近未来ならではの冒険が楽しめます。ストーリーは王道展開でしたが、孤児の少女とロボットが主人公という点が斬新で、2人の設定を活かした展開も多いため、最後まで楽しむことができました。
このゲームに向いている人・向いていない人
こんな人におすすめ
・高難易度のパズルが好きな人
・サイバーパンクな世界観が好きな人
プレイヤーの取れる選択肢が多く、ヒントも少ないため、難易度は高いです。ボリュームも十分で挑みがいがあるため、高難易度の作品が好きな人にはおすすめすることができます。
また、様々な言語が混ざった看板やネオン溢れるアングラな街並みが魅力的です。近未来ならではのストーリー、人間関係も魅力的な作品なので、サイバーパンクな世界観が好きな人にはおすすめすることができます。
一方で、以下の人にはおすすめできないです。
・高難易度のパズルが苦手な人
・作業ゲーが苦手な人
ジャンル的にはパズルゲームであるものの、論理的な思考はほぼ不要で、試行錯誤が必須となります。難易度が高く、選択肢も多いことから総当り的な作業ゲーとなりがちなため、高難易度なパズルが苦手な人、作業ゲーが苦手な人にはおすすめすることができません。
ここに注意!
移動速度が遅い、ロードが長い、マップ移動や話しかける時の判定・アクション出来る場所が分かり辛いと操作性はやや微妙でした。
また、キャラクターの使い分けもパズルが複雑になるだけでやや活かしきれていないように感じました。
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総括
サイバーパンクな世界で少女とロボットを操作してこの世界を救うために冒険します。選択肢の多さから難易度が異様に高く、操作性や挙動もイマイチな点からおすすめし辛い作品だと感じました。高難易度なパズルゲーやサイバーパンクな世界観が好きな人にはおすすめすることができるため、気になった人は動画を確認の上でぜひ遊んでみてください!
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