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Eldest Souls ボス戦特化のハードコアアクション!【レビュー】

ゲームレビュー
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こんにちは、ちゃぶ台です。

今回はEldest Soulsという2Dアクションを紹介します。戦闘が高難易度かつボス戦のみという特徴的な作品です。複数の戦闘スタイルを使い分けながら緊張感のある戦いを楽しむことができるため、気になった人は是非覗いてみてください!

それでは早速紹介していきます。

概要

タイトルEldest Souls
対応機種Steam, Nintendo Switch, PS4/PS5
価格2,050円(Steam), 2,200円(Switch), 2,640円(PS)
プレイ人数1人
言語日本語対応
ジャンル2D アクション
開発元 / 発売元Fallen Flag Studio / United Label, CI Games
一言どんな魔物よりも蜘蛛(の巣)が一番強かった。

ストーリー

数世紀もの間、奴隷として生きてきた人類はついに古き神々に反旗を翻す。巨大な厄災の権化たちを要塞の聖なる壁の内側に投獄したのだ。

邪悪な力が渦巻いていることも知らずに…

復讐の最終段階として、神々は世界に大規模な荒廃をもたらした。人類は消えたかに思われたが、わずかな希望の光が残されていた。
たった1人の戦士に課された責務はあまりにも重い。純粋なるオブシディアンの大剣を携えた男に人類の希望は託された。(Steam Storeより抜粋)

こんなゲーム

見下ろし型の2Dアクションで、人類に試練を与える古き神々に1人で挑みます。操作は移動・攻撃・チャージ攻撃・ダッシュ(回避)・スキルとシンプルです。出現する敵はボスのみで、9種類のボスが出現します。

赤いフードと大剣が目印の主人公。たった一人で強大な敵に挑みます。

通常攻撃は剣での3連撃、チャージ攻撃では攻撃後に一定時間「血飢え状態」となります。血飢え状態中は攻撃を敵に当てると体力を回復することができるうえ、より強力なフィニッシュ技を繰り出すこともできます。

血飢え状態中は血飢えゲージが無くなるまで、攻撃時に敵の体力を吸収できます。

回避はダッシュゲージを消費して一定時間無敵になります。ダッシュゲージは時間経過で回復しますが、敵の攻撃を回避した場合は1本が即時で回復するため、連続で繰り出すこともできます。

ダッシュゲージは3本あり、回避を決めると黒いエフェクトができます。計画的な利用が重要です。

ボスを倒すとスキルポイントを1つ獲得できます。下記のような3つの戦闘スタイルがあり、選んだスタイルからアクティブ、パッシブスキルを強化できます。戦闘スタイルやスキルポイントはいつでも再選択ができるため、ボスに勝てない時は他のスタイルで挑むこともできます。また、スキルポイントの強化とは別に、ボスが落とす欠片を装備することでダッシュや攻撃時に追加の恩恵を受けることができます。

ボスから得た欠片は同時に7つまで装備できるため、ボスを倒す毎に強化が進んでいきます。
  • 風のスライディング・・・風を纏い敵に継続的なダメージを与える、移動速度が上がったり、プレイヤーの分身を作って追加ダメージを与えることができる。
  • 狂戦士斬り・・・ダメージを与えると衝撃波が出る。怒りを溜めることでより攻撃力が上がる攻撃的な戦闘スタイル。
  • カウンター・・・ゲージを溜めることで、敵の攻撃を吸収してバリアを作り出しつつダメージを反射することができる。
スキルゲージを利用して突進する風スタイルのダッシュ攻撃。

残機や時間制限といった制限は無く、死んだ場合はボスの近くからコンティニューできます。一部のボスは後回しにすることもできるため、勝てないボスには強化を進めてから挑むような戦い方も可能です。

強化が進むと複数のバフを獲得でき、戦闘が有利になります。

戦闘以外の要素としては、道中でNPCと話すことでイベントアイテムや新しい武器を入手できます。マルチエンディング性でクリアまでは10時間前後、クリア後はスキルを引き継ぎ、より敵の攻撃が強力になった周回プレイやアリーナモードを楽しめます。

各武器をアンロックするためには設計図を入手したうえで、右側に記載のミッションをクリアします。

おすすめポイント

・ボス戦をとことん味わえるゲームシステム

経験値稼ぎやアイテム売買、細かいマップ探索といったまどろっこしい要素はなく、ひたすらボスに挑めるためテンポが良好です。ボスの攻撃力は高めですが、戦いながら体力を回復する手段があるため、多少のミスをリカバリーできる点は高評価でした。敵の攻撃の手数が多く、苦戦を強いられるものの、回避ゲージが3つで攻撃を回避した場合は即時回復というシステムがあるためバランスも良好でした。後半や周回プレイでは敵の攻撃パターンが分かっていても厳しい戦いになるため、挑みがいがありました。

戦闘エリアが狭く敵の攻撃範囲が広いため、ピンポイントでの回避を求められます。
ストーリーやNPCとの会話は最低限ですが、退廃的な世界観や繊細なドット絵の背景も魅力的でした。

このゲームに向いている人・向いていない人

こんな人におすすめ

・ボス戦が好きな人
雑魚敵戦や探索が面倒と感じる人

普段のアクションゲームにありがちな探索・稼ぎ要素をすっ飛ばしてボスに挑むことができるため、テンポ良く戦いを楽しむことができます。どのボスも体力が高めで一筋縄ではいかないため、ボスとの激戦や高難易度アクションが好きな人にはおすすめすることができます。

一方で、以下の人にはおすすめできないです

・様々な戦闘スタイルで戦いたい人
アクションゲームが苦手な人

3つの戦闘スタイルがあり、各2種類のスキルがあるため、アクションには幅がありますが、武器は同じようなものが多く、立ち回りはさほど変わりません。様々な武器や立ち回りを使い分けて戦いたい人にはおすすめすることができません。

また、戦闘はボス戦のみで雑魚敵相手に経験値稼ぎはできません。どれも難易度が高いため、アクションゲームの苦手な人には厳しい戦いになるかもしれません。

ここに注意!

ソウルライクとタグにあるものの、死んでも失うものはないため、ソウルライクシステムではないと思いました。

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総括

高難易度のボス戦に特化した見下ろし型のアクションゲームです。ボスは9種類で周回前提のため、ややボリュームは少なめですが、複数の戦闘システムを使い分けることができ、どのボスも歯ごたえがあるため挑みがいがありました。まどろっこしい要素が一切取っ払われており、戦闘狂にはおすすめできる作品なので、気になった人は是非遊んでみてください!

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