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Dungeon Warfare 今日から始めるダンジョン運営【レビュー】

ゲームレビュー
ゲームレビュー

こんにちは、ちゃぶ台です。

今回は Dungeon Warfare というタワーディフェンスのゲームを紹介します。ダンジョンの管理者としてトラップを仕掛けて、ダンジョン攻略に挑む敵を倒しまくるゲームとなります。自由度が高く爽快感を感じることができ、やりごたえも十分な作品なので、タワーディフェンスが好きな方にはおすすめの作品となります。

それでは早速紹介していきます。
#グロ要素は全くないですが、出血の描写があるので少しだけ注意ください。

概要

タイトルDungeon Warfare(ダンジョン・ウォーフェア)
対応機種Steam, Nintendo Switch
価格980円(Steam),990円(Switch)
プレイ人数1人
言語日本語対応
ジャンルタワーディフェンス
開発元 / 発売元Valsar / Valsar(Steam)
一言個人的には今まで遊んだタワーディフェンスゲームの中で1, 2を争う面白さでした。
後半でバリケードを壊された時の絶望感たるや・・・

ストーリー

あなたはダンジョンの王です。ダンジョンにやってくる冒険者共をトラップで蹴散らしていきましょう。ストーリーは全編を通してこれだけです。

#初期のお金少なすぎですね。ダンジョンも財政難なのかな・・・

こんなゲーム

見下ろし型のタワーディフェンス形式のゲームです。プレイヤーはダンジョンの床や壁にトラップを設置することで、侵入者を排除します。各ステージでは敵が攻めてくるWave数が決められており、そのWave数を乗り切ることでクリアとなります。敵は設置されたゲートを目指して突撃してきます。敵がゲートをくぐってしまうとライフが減ってしまい、一定数ライフが減るとゲームオーバーとなってしまいます。

左から攻めてきているのが冒険者。真ん中のトゲの床や大砲がこちらのトラップ。画面右上の太陽のような場所がゲートです。

敵が進行するルートは予め表示されるため、バリケードを設置して敵に遠回りを強要させたり、最も効率がいい場所にトラップを配置していきます。例えば、下記のダートトラップ(下記画像内の中央の緑で囲まれた罠)は正面3マスに攻撃可能です。3マスとも敵の進路となっているため、多くの敵に攻撃できる配置であることとなります。

左上がダンジョンの入り口で敵が出現します。右下のオレンジ色に敵が到達するとライフが減ってしまいます。

敵を倒すことでお金が貯まり、新しいトラップを設置したり、既存のトラップを強化することができます。ゲーム開始時のキャプチャを切り抜いてみました。お金の消費ではなく、時間経過で配置できるトラップもあるので、結構忙しいです。

ゲームの進行は倍速で進めたり、一時停止をすることも可能。

上記動画のように、ステージ内には一定の間隔で走ってくるトロッコやマグマ等のギミックがあります。敵をうまく巻き込むことでダメージを与えたり即死させることができるので、体力の高い敵には押し出したり引き寄せることも効果的です。

最初は使えるトラップの数が少ないですが、ステージをクリアしていく毎に使用できるトラップの数がどんどん増えていきます。敵を押し出すトラップ、移動速度を低下させるトラップ、敵を入り口に戻すトラップなど様々な種類があります。
また、ステージのクリア報酬の宝石で既存のトラップの強化や最初に所持するお金を増やすことも可能です。宝石の割り当てはいつでもリセットできるので各ステージに適した構成を敷くことができます。

ダンジョンクリア時に入手できる宝石を用いてそれぞれのトラップを強化することができる。

全体のステージ数も 45 以上とかなり多めです。本作一本でかなり長時間遊べる良い作品だと思いました。後半に行くほど難しくなり、開始後すぐにゲームオーバーとなることも多々ありました。

怒涛のダブルミーニング

おすすめポイント

・豊富なゲームシステム

ゲーム性はシンプルですが、様々な要素やギミックが用意されており、飽きることのない作品に仕上がっています。まず、敵の種類が多く、弱いけれど移動速度が速いもの、行動パターンが他の敵と異なるもの等、多数用意されています。Wave毎に出てくる敵が異なるため、前Waveでは余裕で対応できていたのに、次のWaveに入った途端急に厳しくなったという事態も往々にして発生します。

図鑑もあります。中には超強敵も存在します。バリケードを壊すドワーフが憎いです。

また、トラップのバリエーションも豊富で様々な挙動を取るものが用意されています。ダンジョンの構成に合わせてどれを使用するのか、沢山敷き詰めるのか、数を絞って強化を重ねるのか等、考慮する点が多くあり、様々なプレイスタイルで楽しむことができました。ダイヤの強化もいつでもリセット可能なため、手軽に様々な構成を試せる点は魅力的でした。

普通に攻撃するものだけでなく、悪魔を召喚して探検者を攻撃させるものなどもあります。

後半から出現する敵のタイプがガラッと変わり、使っていたバリケードが唐突に突破されたり、強敵が出現しててんやわんやすることも多々あります。順調でも一気に崩されてゲームオーバーになることが多いため、最後まで油断できず緊張感のある戦いができます。時には時間を止めて最前線のトラップを全て売り払って別の場所で立て直す等、大胆な作戦が有効な場合もあり、作戦を組み立てることも楽しいです。

プロのアドバイス。というか豆知識。

また、ステージ開始時にルーンを設定することで無限モードや高難易度モードで遊ぶことが可能なので通常の難易度では物足りない人は試してみましょう。ルーンを使用することでスコアに倍率を駆けることができるため、スコアアタックにも適しています。

重ね掛けで難易度を爆上げすることも可能

更には、ゲーム内にはミッション機能も用意されています。ハイスコアを目指すのも楽しいですが、こちらを埋めるのも楽しいと感じました。後半のものは詰将棋のように難しいものが多く、やりがいがありました。

このゲームに向いている人・向いていない人

こんな人におすすめ

・タワーディフェンスゲームや頭を使うパズルが好きな方

シンプルですが癖が無く、クオリティの高いタワーディフェンスゲームです。基本的には大量に出現する雑魚敵を倒しまくるゲームになるため、上手くトラップを配置できると敵を纏めてなぎ倒せるため爽快感があります。難易度も丁度いい感じに難しく、ステージ数ややりこみ要素等のボリュームも十分なため、タワーディフェンスゲームが好きな人にはおすすめの作品だと思います。

こんな大群もまとめて返り討ちに!

一方で、以下の人にはおすすめできないです

・楽にクリアしたい人
・あまり時間を割けない人

正直難易度はやや難しめです。序盤はチュートリアルの意味合いを兼ねてかかなり簡単ですが、後半に進むにつれて難易度が跳ね上がり、クリアはおろか、最初の数ウェーブでゲームオーバーとなることも多々あります。ステージの後半に死んでしまうとリトライに相応の時間を要するため、ある程度クリアに時間がかかる点も注意しましょう。スムーズに進むと1ステージ10分弱でクリアだと思います。

ここに注意!

日本語対応ですが、翻訳が不自然な部分が散見します。プレイに支障をきたすことはないので、その点はご安心ください。

リアルタイムにトラップを設置することができる性質上、操作の取り消しができません。常に1つのプレイミスがゲームオーバーに繋がることもあるため、操作ミスには気を付けましょう。

類似のゲーム

勇者のくせになまいきだ。シリーズ・・・こちらは敵の進路を誘導できるタイプ。名作ですね。
Dungeon Warfare 2・・・本作の続編。本作から一部システムの変更があり、賛否両論に。紹介はこちら

総括

(いい意味で)オーソドックスなタワーディフェンスゲームとなります。ダンジョン内にトラップを敷き詰めて、冒険者共を蹴散らしていく作品です。難易度的にも手ごたえがありますが、綺麗にハマった時の爽快感は中々なものです。また、敵やトラップ・マップの数が豊富でやりこみ要素も沢山用意されており、目立った欠点もありません。王道のタワーディフェンスを楽しみたいという方にはぴったりの作品なので、気になった方は是非プレイしてみてください!

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