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Dungeon Warfare2 怒涛の攻勢をジューシィな血肉に!【レビュー】

ゲームレビュー
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こんにちは、ちゃぶ台です。

今回は Dungeon Warfare 2 というタワーディフェンスを紹介します。多数の敵を倒しまくる爽快感溢れる作品ですが、以前紹介した前作にあたる Dungeon Warfare とはややゲームシステムが異なるので注意が必要です。前作との比較を基準に記載していくのでまずは1の紹介記事に目を通しておくことをおすすめします。
それでは早速紹介していきます。

概要

タイトルDungeon Warfare 2
対応機種Steam
価格1,520円
プレイ人数1人
言語日本語対応
ジャンルタワーディフェンス
開発元 / 発売元Valsar / Valsar
一言敵の血肉が今日もジューシィ!

ストーリー

前作同様、トラップを配置してダンジョンに挑む探索者達を返り討ちにしましょう。

それ以外は特にありません。

こんなゲーム

見下ろし型のタワーディフェンスです。前作同様、プレイヤーはダンジョンの床や壁にトラップを設置することで、侵入者を排除します。各ステージ毎に敵が攻めてくるウェーブ数が決められており、そのウェーブ数を乗り切ることでクリアとなります。敵は設置されたゲートを目指して突撃してきます。敵がゲートをくぐってしまうとライフが減ってしまい、一定数ライフが減るとゲームオーバーとなってしまいます。

敵の通り道に罠を設置、床や壁に設置することで自動的に敵を攻撃してくれる。

各トラップは攻撃範囲が決まっているので、敵の進路を基に効率よくダメージを与えるトラップを探します。時にはバリケードを設置して敵の移動進路を誘導することもあります。敵を倒すことでコインを入手できるため、新しいトラップを設置したり、設置済みのトラップを強化しましょう。時間経過で無料で配置できるトラップもあるためゲーム中は忙しいです。

重要な拠点のトラップは強化してダメージ効率を高めましょう。

配置できるトラップの多くは前作から引き継いでいます。敵を押し出して穴やマグマに落とすもの、敵を凍らせたりカエルに変身させるもの、敵の移動速度を遅くするもの、悪魔を召喚して冒険者と戦わせるものなど様々です。それぞれコストや攻撃範囲、効果等が異なるため、特性を考えて配置する場所、タイミングを見極めましょう。

敵が同時に複数の拠点から攻めてきたり障害物のトロッコが走っていたりと全体的にカオスです。

ダンジョンをクリアすることでダイヤを入手することができ、ダイヤを使用することでトラップの強化を行えます。ダイヤの配分は何度でも変更することができるため、各ダンジョンで有利なトラップを見つけてがっつりレベルを上げましょう。
#後半になるとダイヤの数が膨大になるので少し振り直しが面倒でした。

ダイヤを使ってトラップを強化。ダメージアップやクールタイム短縮などの恩恵を受ける

前作と大きく違う点として、レベルシステムがあります。敵を倒すことで経験値が貯まり、レベルが上がります。レベルが上がるとスキルポイントやダイヤを入手でき、スキルポイントを割り振ることで各トラップのクールタイムの短縮、攻撃力の増加、入手コインの増加といった恩恵を受けることができます。こちらも自由に再割り当て可能なので、気軽に色々試せます。

スキルはフロー形式で3つの系統に分かれており、自由に配分することができます。

また、ステージを攻略中に装備アイテムを入手することがあります。各装備アイテムにはランダムで能力が割り当てられており、1度に9つまで装備する事ができます。体力が10%未満の敵を問答無用で倒すオーブや、トラップのコストが○%オフになるなど、強力な効果をもつアイテムが多いため、集めがいがあります。

レベルの他にレアリティの概念もあるため、強いものを見かけたらどんどん乗り換えましょう。

ステージ数は 96(+α) と大ボリュームです。エンディングまでは30時間以上要しました。周回プレイやエンドレスモード、外部で公開されているマップの取り込みにも対応しているので、何十時間も遊ぶことができる作品です。

おすすめポイント

・柔軟な遊び方に対応した作品

トラップの攻撃力も敵の体力も加速度的にインフレしていきますが、順番に解放されるステージを選んでいくと常にちょっと苦戦するくらいの丁度いい難易度で遊ぶことができます。敵が強すぎてクリアできない場合はレベル上げをすることで調整が可能ですし、敵が弱すぎると感じた場合には、ルーンという難易度上昇アイテムを使用することでより多くの経験値を稼ぎつつ難易度を調整できます。

ダンジョン内のシステムは前作と変わらず、大量の敵が押し寄せます。ハマれば大量の敵を纏めて薙ぎ倒す事ができるため爽快感は抜群です。ただ、今作はレベルを上げてしまえば多少強引にクリアが可能なので、より難しいバトルを楽しみたい場合には前作を遊んでもいいかもしれません。

敵を連続で倒すと 「肉汁が流がれる!」 、追加でコインと経験値をゲットできるため、まとめて敵を倒したいところ。

また、次のウェーブをまとめて呼び出したり、倍速機能で時間を進めることもできるため、自分のペースで楽しく遊ぶことができます。ゲームシステムはしっかりしていて特に不便な点も無いので、前作と共にタワーディフェンス作品としておすすめできる作品だと感じました。

後半は物量が圧倒的でカオスです。お金もどんどん入ってくるため忙しいです。

このゲームに向いている人・向いていない人

こんな人におすすめ

・オーソドックスなタワーディフェンスが好きな人
RPGが好きな人

レベルの要素はありますが、いたって普通のタワーディフェンスで、クオリティは高いです。大量に出現する雑魚敵を倒しまくるゲームであるため、上手くトラップを配置できると爽快感があり、ギリギリの戦いを制した時は達成感を感じることができます。また、レベルアップでどんどん攻撃力や資金繰りの能力が高くなるため、レベルを上げること自体が楽しいです。スキルの割り当ても自由自在なのでRPGやレベリングが好きな人にも向いていると思います。

一方で、以下の人にはおすすめできないです

・あまり時間を割けない人

1プレイは 10~20 分程度あればクリア可能ですが、中盤以降はレベルを上げて物理で殴るスタンスとなりレベル差があるとまともに太刀打ちできない難易度となります。レベルを上げることが前提となるので、ある程度まとまった時間を持てる人がプレイすることをおすすめします。

ここに注意!

レベルシステムの導入により、自分よりレベルが低いダンジョンに挑むと圧勝してしまう、高いダンジョンに挑むと苦戦することが多いです。RPG要素が強くなった作品なので、前作と全く同じゲームシステムに期待している人は少し戸惑うかもしれません。

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本作の前編。レベルの概念がなく、きまったリソースの中で何とかする必要があるため、詰将棋的な要素があります。

総括

見下ろし型のタワーディフェンス作品です。前作は詰将棋的なゲーム性でしたが、今作はRPG的な要素が加わりました。レベリングやステータスの配分をステージ毎に行う必要がありますが、レベルを上げることでどんどん成長してくので、レベルを上げるのが楽しくなり長時間楽しむことができます。

ダンジョン内でのゲームシステムは前作とほぼ変わらず、苦戦しますが上手くハマると爽快感溢れるゲームに昇華するので、非常に楽しい作品です。タワーディフェンスが好きであれば1と共に是非遊んでみてください!

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