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Dome Keeper 掘ったら戻る入り口に! 【レビュー】

ゲームレビュー

こんにちは、ちゃぶ台です。

今回はDome Keeperというタワーディフェンス作品を紹介します。地下を掘り進めて鉱物を集めながら拠点をアップグレードし、襲い来る敵を返り討ちにする作品です。程よいゲームバランスと忙しさで、効率化を目指したり強化を進めることが楽しい作品なので、タワーディフェンスが好きな人にはおすすめできます。

それでは早速紹介していきます!

概要

タイトルDome Keeper
対応機種Steam
価格2,000円
プレイ人数1人
言語日本語対応
ジャンルローグライク, タワーディフェンス
開発元 / 発売元Bippinbits / Raw Fury
一言ここでも活きるブランチマイニング

ストーリー

ストーリーはありません。

こんなゲーム

採掘フェーズと防衛フェーズから構成されるサイドビュー形式のタワーディフェンスです。採掘フェーズでは地下を採掘して鉱石やガジェットを回収し、防衛フェーズではドームを襲撃する敵を返り討ちにします。操作は移動・地面を掘る・鉱石を持つ・ドームの操作(照準合わせ・攻撃)・ガジェットの利用です。

■採掘フェーズ

プレイヤーは地面を掘って地中に含まれている鉱物を採掘します。掘った鉱物は地上のドームに持ち帰ることで素材としてスタックされます。地下には障害物や敵は出現しないため、黙々と掘り進めすることができます。

プレイヤーは地中を掘り進めて鉱物や遺物を探します。
見つけた鉱石は地上まで引っ張って運びます。同時に沢山運ぶと移動速度が遅くなります。

地中にはガジェットというレアアイテムが隠されており、ドームまで運ぶとサブウェポンや採掘用のアイテムがアンロックされます。防衛や採掘の要となるため、見つけたらすぐに持ち帰りましょう。

ガジェットはランダムな3つから1つを選択します。
真上に素材を自動で運ぶエレベーターのガジェット。

ドームに帰ると集めた素材を使ってプレイヤーの移動速度や採掘速度、ドームの攻撃速度や攻撃力の強化が可能です。複数回強化も可能で、徐々に利便性が上がっていきます。

メインウェポンやサブウェポンの攻撃力や利便性の向上、ドームの耐久力の回復など様々な選択ができます。

■防衛フェーズ

採掘フェーズが一定時間経過するとアラートが鳴り、ドームに敵が集まって攻撃してきます。プレイヤーはドームに乗り、ドームからレーザー砲やエネルギー弾、サブウェポンを繰り出して敵を攻撃して撃退します。ウェーブ数が進むと敵の数が増えて、強力な敵が出現するようになるため、装備を強化していく必要があります。防衛フェーズが終わると採掘フェーズに戻ります。

敵は左右の地上/空中から攻めてきます。敵が来るまでの時間や体力は左下から確認できます。
時間はかかるが高密度のエネルギー弾を打ち出す攻撃。
ドームの表面を移動する剣を振り回して近付く敵を斬る攻撃。

ドームの耐久力がなくなるとゲームオーバー、深部に隠された遺物を持ち帰ると始まる最終ウェーブを乗り切るとクリアになります。ワンプレイの長さはステージの広さによって異なりますが、数十分~2時間程度でクリア可能です。

最終ウェーブは大量の敵が出現するので事前に入念な準備が必要です。

ゲーム終了時には新しい装備やステージ、キャラクターがアンロックされます。やり込み要素としてスコアアタックが用意されており、世界中のプレイヤーと競うことができます。

キャラクター毎に掘る方法も異なります。

おすすめポイント

・探索と防衛が忙しいゲーム性

ルールがシンプルで操作も簡単なため遊びやすい作品です。強化のバラエティが多く強力なものも多いため、あれもこれも強化したい!となるためワクワクさせられます。ゲームテンポ自体はゆっくりですが、頻繁に敵が攻めてくるため、常に忙しくて時間を忘れてプレイできます。深く潜るほどドームに戻るのに時間がかかるため、いつ探索を切り上げるか、どれだけの鉱物を持ち帰るかを考慮する必要がありドキドキしました。

中盤以降は上下左右から沢山の敵が出現するため、防衛も緊張感があります。

探索に集中できる自動迎撃モードや最初から装備を持ち込めるモードが用意されている一方、名声チャレンジというとことんやりこみが可能なモードも用意されており、初心者からガチ勢まで楽しむことができるゲーム性に仕上がっていました。

マップのサイズや難易度を選択できます。
クリア時は掘った坑道を俯瞰で確認でき達成感があります。

このゲームに向いている人・向いていない人

こんな人におすすめ

・タワーディフェンスが好きな人
スコアアタックを楽しみたい人

最初はキャラクターもドームの装備が貧弱ですが、少しずつ強化が進んで快適になっていきます。素材管理や時間管理、強化が進むことが楽しい作品なので、タワーディフェンスが好きな人にはおすすめできます。

また、スコアアタック形式の名声チャレンジでは他のプレイヤーとスコアを競うことができます。ゲームクリアだけであればそれほど難しくはありませんが、タイムアタックでとことんやりこむことができるため、スコアアタックが好きな人にもおすすめできます。

一方で、以下の人にはおすすめできないです

・ローグライク成分を重視する人
アクション性や戦略性を重視する人

ランダム成分が鉱石の配置、出現するガジェット程度と少なめです。ドームと採掘道具を並行して強化するパターンに落ち着くことが多く、プレイ方針が固まると毎回同じ立ち回り・展開になりがちです。ゲームテンポも遅いため、ローグライク特有のランダム性が好きな人、飽きやすい人にはおすすめすることができないと思います。

ここに注意!

1プレイが長めで固有イベントもないためスコアアタックを楽しみたい人には少しだけハードルが高い作品かもしれません。

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ゲーム性はほぼ同じです。Dome Keeperの方がボリュームは多めですが、その分若干割高です。

総括

鉱山を掘って装備を強化しつつドームに集まる敵から拠点を守るタワーディフェンスです。集めた鉱石で強化が進みどんどん快適になる点や、探索を切り上げるタイミングが難しく緊張感がある魅力的でした。一方で、ランダム要素が少なく毎回展開が同じようになる点はやや残念でした。とはいえ、アクション要素が少なめでゲームテンポも遅く遊びやすいため、万人に進めできると思います!

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