こんにちは、ちゃぶ台です。
今回は Disc Room という2Dアクションの紹介を行います。狭いエリアの中で動き回るトゲ付きディスクから避けて一定時間の生き残りを目指す避けゲーです。難易度は高めですがやりこみ要素が豊富で、シンプルながら中毒性に溢れた作品のため、避けゲーが好きな人にはおすすめすることができる作品だと思います。
それではさっそく紹介していきます!
概要
タイトル | Disc Room |
対応機種 | Steam, Nintendo Switch |
価格 | 1,520円(Steam, Swicth) |
プレイ人数 | 1人 |
言語 | 日本語対応 |
ジャンル | 2Dアクション |
開発元 / 発売元 | Terri, Dose, Kitty, JW / Devolver Digital |
一言 | 2089年にもなってればもう少し良い探索方法がありそうですが… |
ストーリー
――2089年、木星の軌道上に突如として現れた巨大なディスク。
キミは科学者として調査を行うためディスクへ乗り込むことになる。
しかし、そこに待ち受けていたのは鋭い金属音を立てる無数のディスクと、何度でも死が許される謎めいた空間だった…。
巨大ディスクに秘められた謎を解明するため、ルームごとに設定された試練をクリアしながら新たなルームへと繋がるゲートを開こう!(Steam Store より抜粋)
こんなゲーム
見下ろし型の2Dアクションです。100を超える部屋に訪れて目標の時間を生き残ります。操作は移動とアビリティ使用のみとシンプルです。
各部屋ではトゲのついたディスクがゲームスタートと共に動き出し、徐々にディスクが増えていきます。ディスクに触れるとミスとなり最初からとなるため、触れないように逃げまくります。各ステージには、10秒間生き残る、全ての種類のディスクにやられて死ぬ、ランダムに出現するアイテムを30個集めるといったノルマが用意されており、ノルマをクリアすることで次のステージへ進むことができます。
プレイヤーは複数のアビリティの中から一つだけ選択してゲーム中に使用することができます。アビリティはダッシュで一時的に無敵になったり、周りのディスクを弾き飛ばしたりと様々な効果を持ちます。何度も繰り出せるため使い勝手はいいのですが、アビリティ使用中はノルマ達成までの時間が増えないため、ここぞというところでしか使いません。
ステージは100個程度ですが、ゲームクリア後はステージや敵の動き、ノルマが変わったハードモード(100+α)で遊ぶことができます。ノーマルとハードモードを合わせてクリア時間は4時間弱でした。また、ゲームスピード 200 %でクリアする、15分以内でストーリークリアといった激ムズやり込み要素も用意されています。
おすすめポイント
・気軽に挑めるゲーム性
各ステージでの目標クリア時間が10秒〜30秒とワンプレイが短く、ロードも短いのでミスをしてもリトライしやすい点が特徴です。ノーマルモードは比較的簡単で、避けゲーが苦手な人でも何度か挑めばクリアできる難易度に仕上がっています。一方、ハードモードは10秒すら生き残ることが難しいレベルの絶妙な難易度です。スキルを上手く使って生き残ることが出来たときの喜びはたまらないため、クリアするまでついつい何度も挑んでしまいます。
一部のステージでは特定のアビリティを使ってスコアを伸ばしたり、ノルマをクリアするステージが用意されています。例えば、ステージ開始から0秒台で死ぬことで次のステージがアンロックされるステージが用意されています。普通に死ぬと1秒はかかりますが、上手くアビリティを使うとクリアできるような、閃き力が必要となるパズルもあるため楽しめました。
また、各ステージでは開発チームの生存タイムのスコアが表示されています。どのステージも一筋縄では到達できないスコアが記録されているので、これを超えることを目指して遊んでみても良いかと思いました。
このゲームに向いている人・向いていない人
こんな人におすすめ
・避けゲーが好きな人
・やり込み要素が好きな人
とことん避けることに重きを置いた作品です。10秒や30秒という短い時間が数分に感じられるほど濃密な時間を楽しむことができます。リトライ性にも飛んでおり難易度も難しすぎないので、避けゲーが好きな人にはお薦めすることができると思います。
また、Steamのトロフィーを埋めたりチャレンジをクリアするとなると難易度は激増します。多数のやり込み要素が用意されているので、高難易度アクションやこれらを埋めることが好きな人にもお勧めできると思います。
一方で、以下の人にはおすすめできないです。
・飽きやすい人
・根気がない人
複数のステージが用意されていますが、ステージや敵のバリエーションは少なめで、同じようなステージが多めです。最初は楽しいですが、飽きてしまう人もいるかもしれません。
また、ディスクの動きはランダムなものが多く、完全なパターンを組むことが出来ません。自力での避けが必須であり、後半に進むと何度もリトライが必要となるため、根気のない人にはおすすめすることが出来ないと思います。
ここに注意!
特定のステージをクリアするとストーリーも進展しますが、ストーリーは薄めであってないようなものです。
また、一部のアビリティがパズル専用で実用性に欠ける点がやや残念でした。
類似のゲーム
東方文花帖・・・弾を消す操作は無いですが、短時間の生き残りを目指すゲーム性は似ている。
総括
見下ろし型の2Dアクションで、移動とアビリティを使ってディスクから避けまくります。各ステージでの目標が10秒生き残る等シンプルかつ短時間で達成可能なので、ついつい死んでもリトライしてしまう作品です。ギミックの少なさやステージの水増し感は否めませんが、やりこみ要素が豊富で高難易度の避けゲーが好きな人にはおすすめできる作品なので、気になった人はぜひ遊んでみてください!
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