Dicey Dungeons 勝敗の行方はダイスのみぞ知る!【レビュー】

ゲームレビュー
ゲームレビュー

こんにちは、ちゃぶ台です。

今回は Dicey Dungeons というローグライク形式のカードバトルの紹介を行います。ダイスを用いたターン制のバトルゲームでルールのシンプルさ、長時間遊べるボリュームが特徴です。手軽に遊べる難易度やルールとダイスに翻弄されるゲームシステムが面白く、中毒性の高い作品です!ローグライク形式のカードバトル作品が好きな方にはハマる作品だと思うので気になった人はプレイしてみてください!

それでは早速紹介していきます!

概要

タイトルDicey Dungeons
対応機種Steam, Nintendo Switch
価格1,520円(Steam, Switch)
プレイ人数1人
言語日本語対応
ジャンルローグライク, カードゲーム
開発元 / 発売元Terry Cavanagh /
Terry Cavanagh
一言プレイヤーもダイスと共に転がされます。

ストーリー

ゲームを勝ち抜くことで、望むものを何でも手に入れることができるという、夢のようなテレビ番組に出演することとなった主人公。番組の開始と共に「レディラック」という司会の女優によって、主人公は姿をダイスに変えられてしまいます。主人公はダイス姿のまま、無事にゲームを勝ち抜き、望むものを手に入れることができるのでしょうか・・・

こんなゲーム

ダイスとカードを使ったターン制のバトルゲームです。ストーリーは6つのチャプターに分かれており、各チャプターで5(+ボス)階層をクリアすることが目標となります。

各チャプターは戦闘パートと非戦闘パートに分かれているため、それぞれについて解説します。

■戦闘パートについて

戦闘は自分のターンから始まります。最初にデッキ内のカードが全て表示され、既定の数のダイスが振られます。プレイヤーがダイスを選択し、カードにセットすることで、ダイスがコストとして消費されてそのカードがプレイされます。下記の画像の場合、「4」のダイスを左の “ブロードソード” に使用することで敵に 「4+2(6)」 ダメージ与えることができます。使用したダイス、カードはそのターンには使えなくなるため、どのダイスをどのカードに割り当てるかよく考えなければなりません。

最もダメージ効率の良い使い道を考えることが大事

中には偶数・奇数の目のダイスでしか発動できないカードや、最大「2」(1 or 2)や「4」以上(4 or 5 or 6) でしか発動できないカードもあります。ダイスを振りなおしたり、目を変更するカードもあるので、上手く活用して敵にダメージを与えていきます。

また、敵から一定数のダメージを受けると Limit Break (必殺技)を出すことが可能です。キャラクターによって効果がバラバラですが、全てのダイスの目を「6」にする、追加でダイスを3つ振るといった強力な効果が多いです。自分と敵の HP を見ながら、使うタイミングを決めることが重要となります。

カードを使用できるかどうかはダイス次第!

ダイスを使い切る / カードを使い切る / 使用できるカードが無くなって自分のターンが終了すると、敵のターンとなります。敵も同様にダイスを振り、ダイスをコストとしてカードを使用します。
敵のターンが終了すると再度自分のターンに戻ります。これを繰り返して HP を削りあい、自分か敵が倒れるまでバトルを続けます。

敵のターンではダメージが少なくなる出目になることを祈りましょうw

戦闘に勝利すると経験値とコインが得られます。レベルアップすると体力が最大まで回復したり、自分のターンに振るダイスの数が増えたりといい事が沢山あります。コインはショップで装備やアイテムの購入に使用可能です。倒れてしまった場合は、チャプターの最初からやり直しとなります。

■非戦闘パートについて

マップ画面ではキャラクターを移動させて次に進むマスを選択することができます。ローグライクゲームの為、マップの配置や出現する装備等はプレイするたびに変化します。それぞれのマスについて簡単に説明します。

・青色のダイス(プレイヤー)・・・現在地です。隣り合っているマスに自由に移動することができます。アイテムやショップは通り抜けることができますが、敵は通り抜けることができません。

・宝箱・・・カードが入っています。非戦闘中であれば、入手したカードはいつでも装備可能です。

・りんご・・・回復アイテムのマスです。レベルアップすると自分の体力が最大まで回復するため、取得するタイミングをよく吟味する必要があります。

・敵のいるマス・・・表示されている敵との戦闘が始まります。

・ショップ(ワゴン)・・・敵から得たコインを用いて買い物が可能です。カードを購入したり、りんごを入手することができます。

宝箱・戦闘・ショップなどで手に入れたカードはバックパックから確認・装着可能です。デッキには装備スロットが6マス分あり、カードは1マス使用するものと2マス使用するものがあります。手持ちのカードの中から6マスを超えない範囲で自由にカードを組み合わせることが可能です。

サイズが大きいカードの方が効果は強い。
上のカードはこのような効果。ローリングはキャラクター(戦士)の固有能力です。

また、時には強化のイベントも存在します。与えるダメージが増えたり、コストに使用できるダイスの目が増えたり、装備のマスが小さくなるなど、様々なメリットがあります。

与えるダメージが1増える

6 階層にはボスだけが控えています。(個人的な体感ですが)ここまで来るのは難しいですが、ボス自体はさほど難しいようには感じませんでした。負けたらここまでの努力が水の泡なので油断しないようにしましょう!

チャプターは各キャラクター毎に 6 つずつ用意されています。いずれのチャプターも6つの階層をクリアすることには変わりませんが、徐々に敵が強くなったり、特殊ルールが発生したりと飽きさせないような仕組みになっています。後半は難しいため、何度もプレイが必要となることもあります。

かなり特殊なルールも!

1つのチャプタークリアには 30 分前後でクリア可能ですが、上記のように非常にボリュームが多いため、エンディングまでは35時間程度要しました。加えて、ミッション形式の収集要素も存在するため、非常に長時間遊べるゲームだと思います。

おすすめポイント

・シンプルなゲーム性と様々な遊び方

この手のゲームにしてはゲーム性が非常にシンプルで手軽にクリアすることができます。最初は簡単で徐々に難易度が上がっていく点、1プレイ30分前後の短さから初心者でも始めやすい点が特徴です。また、カードについては最初から全てアンロックされており、周回プレイを前提としていない部分がありがたいと感じました。(その分チャプター数は多いですが。)

本ゲームには 6 人のプレイヤーがおり、それぞれ使用するデッキや特性が異なります。キャラクターによって大きく違う遊び方となるため、沢山のプレイスタイルを楽しむことができます。

例えば発明家は、バトル終了の度にカードを解体して毎ターン使用可能なガジェットを作成します。ガジェットは強力ですが、カードが次々と変更され、弱いカードも戦術に組み込む必要があるため、不安定な戦い方を常に強いられます。

3つの装備のうち、1つが無くなってしまう
ガジェットは毎ターン使用することが可能。

一方、道化師は大量のカードをデッキに組み込むことが可能です。ただし、全てのカードを任意に使用できるわけではなく、デッキからランダムに引いた3枚のカードのみがプレイ可能で、カードを使用する度にデッキからプレイ可能なカードが一枚追加されるというシステムになっています。発動条件の厳しいカードばかりで固めてしまうと何もできないターンが発生する等の事態が発生するため、取捨選択を常に意識する必要があります。

枚数が 20 – 30 枚に届くことも

ダイスの目に左右されがちな運ゲーのように思えるかと考えますが、どのダイスの目が出ても戦えるようにデッキを構築するため、実際には意外とランダム性はありません。状態異常によって自分のダイスの目が全て 「1」 にされることもしばしばあるので、柔軟なデッキ構築が必須となります。多くのチャプターでしっかり体力管理・デッキ構築をすることで、ある程度余裕をもってクリアできるような難易度になっているため、遊びやすいと思います。

このゲームに向いている人・向いていない人

こんな人におすすめ

手軽にローグライク、カードゲームを楽しみたい人
・長時間プレイしたい人

1プレイが30分で終わり、あまり複雑ではないため、手軽に遊ぶことが可能です。(もちろん適当にプレイしていると死にますが。)難易度も段階的に難しくなっていくため、初心者から上級者まで楽しめる作品だと思います。
また、記載の通りエンディングまでは 30 時間程度要しそうです。長時間プレイを楽しみたい人にはお勧めできる作品だと思います。

一方で、以下の人にはおすすめできないです

・ストーリーに期待している人
・自由度の高いゲームを楽しみたい人

ストーリー自体は非常によくできているのですが、ストーリーのボリュームは無いに等しいです。
#最初のチャプターと最後のチャプターだけ見ればストーリーを把握できるレベルです。

下記の項目に記載の通り、エンディングまで時間が異様にかかるという点も踏まえて、ストーリーを読みたくてプレイする人や時間が取れない人にはお勧めできない作品だと思います。

また、同じキャラクターを使うと大体同じデッキ構成に行き着くため、一度クリアしたチャプターをリトライすることはあまりないと思います。様々な方法でクリアしたい人には少し向いていないかもしれません。

ここに注意!

エンディングに到達するには 6 人× 6つ + 1 のチャプターをクリアする必要があります。1つ最低30分は掛かり、ミスしてしまうとやり直しになるので、かなりの時間がかかることが想定されます。最後のチャプターは個人的にとても楽しく、最後までプレイしてよかったと感じましたが、最後のチャプターを開始するまでストーリーは全く進展しないので、ストーリーの展開が気になる人は、長期プレイの体制を整えておくことをお勧めします。

また、一部のチャプター(5,6)はかなり難易度が高く、最善を尽くしてもクリアできないことがあります。並行して別のチャプター、別のキャラクターのチャプターもプレイ可能なので、気持ちを切り替えて未クリアの部分を遊ぶことをお勧めします。

類似のゲーム

Slay the Spire・・・ローグライク形式のカードゲーム。自由度や戦略性が非常に高い。紹介はこちら

総括

ダイスを用いたデッキ構築型のカードゲームバトルです。1プレイ30分程度でシンプルなゲーム性、様々なルールで長時間遊べるボリュームがお勧めの非常に楽しいゲームになっています。目立った問題もなく、軽快な BGM とポップな演出も良好です。

装備やカードの選択に悩まされたり、ダイスの出目を手に汗握って見守るところが楽しいゲームなので、興味を持った方は是非遊んでみてください!

コメント

タイトルとURLをコピーしました