こんにちは、ちゃぶ台です。
今回は Deep Rock Galactic という3Dアクションを紹介します。ドワーフの鉱夫となって鉱物回収や凶悪な生物の討伐など様々なミッションに挑む作品です。カジュアルなゲームシステムで仲間と協力しながら壁を掘ったり、敵を倒したりすることが楽しい作品なので、気になった人は是非覗いてみてください。
それでは早速紹介していきます!
概要
タイトル | Deep Rock Galactic |
対応機種 | Steam, PS4, PS5 |
価格 | 3,090円(Steam) 3,410円(PS) |
プレイ人数 | 1~4人 |
言語 | 日本語対応 |
ジャンル | 3D アクション |
開発元 / 発売元 | Ghost Ship Games / Coffee Stain Publishing |
一言 | “労働組合に参加する” を押すと公式 Discord に飛ばされて笑いました。 |
ストーリー
銀河系で最も強靭な宇宙採掘企業であるDEEP ROCK GALACTIC社に入社し、鉱夫として冒険をします。
(世界観はかなり練られているものの、ストーリーはほぼありません。)
こんなゲーム
FPS形式の3Dアクションでドワーフを操作して洞窟の中を冒険し、DEEP ROCK GALACTIC社に舞い込んできたミッションをこなします。ミッションは10種類以上用意されており、敵を倒しながらアイテムを回収したり、特定のポイントに訪れて作業を行うといった内容をこなしてから帰還用のロケットに駆け込むことでクリアとなります。洞窟の地形は都度ランダム生成され、ランダムイベントも発生するため同じミッションでも何度も楽しむことができるようになっています。
-ミッションの例:
- 特定の鉱石を回収する
- ボスを討伐する
- 自動採掘するドリルを防衛する
- 壊れてしまったドローンの修理を行う
基本操作は移動、ジャンプ、フレアを投げる、ピッケルを振る、攻撃、武器の変更、マップを見るです。
洞窟内は非常に暗いためフレアを投げることで周りを照らします。フレアは十数秒程度で消えてしまいますが、時間経過で残弾が回復するため何度でも投げることができます。道中には敵が出現し、ミッションを邪魔してくるので返り討ちにしながら先に進んでいきます。
キャラクターには4種類のクラスがあり、クラス毎に持っている武器が異なります。各キャラクターはピッケル+メインウェポン+サブウェポン×3と5つの武器を持っているため、状況に応じて切り替えながら戦闘することとなります。
- ドリラー・・・大型のドリルでどんな地形も迅速に掘り進める。火炎放射器も強力。
- エンジニア・・・即席の足場を作る銃が便利。タレットを設置して戦術的に戦う。
- ガンナー・・・高火力の重火器持ち。ジップラインで谷間や高低差のある場所の移動も容易。
- スカウト・・・高速移動や照明に特化したサポートのエキスパート。
銃火器やドリルにはそれぞれ弾数が設定されており、使い切ってしまうと使用不可となってしまいます。道中に存在する赤く光るナイトラという鉱石をピッケルで掘り出して集めることで、洞窟内に支援物資として体力回復アイテムや銃弾を補給することができるため、重要な戦闘の前には回収をしておくことをおすすめします。
洞窟内は非常に広く入り組んでいますが、全ての地面・床・天井は掘り進めることができます。いつでも地形スキャナーによる3Dのマップで現在地や目的地を確認することができるため、道なりに洞窟を進んでも良いですし、目標に向かって一直線に堀り進めても構いません。帰還用のロケットに乗り込む際以外は時間制限等は存在しないため、自由なプレイスタイルで冒険できる点が魅力的です。
ミッションクリア後は持ち帰った鉱石やお金を使うことで武器や防具の強化が可能で、攻撃力アップや残弾数の増加、スキンの変更といった恩恵を受けることができます。また、特定のミッションを〇回クリアする、〇回ボスを倒すといったミッションをクリアすることでパッシブスキルの獲得も可能です。これらの強化はおまけ程度なので、プレイ時間が少なくてもマルチプレイは十分楽しむことができます。
各ミッションは15~45分程度でクリア可能です。ストーリー(というよりチュートリアルミッション)の数は少なめですが、ランダムなミッションが時間経過でランダム作成されるため、何度も遊ぶことができます。各ミッションは4つの難易度から選ぶことができ、シーズン毎のミッションも用意されています。
おすすめポイント
・カジュアルに楽しむことができるゲーム性
全体的なクオリティが高くチュートリアルも丁寧で、困ってもガイドブックに全て説明が記載されているため、遊びやすい作品です。探索は地形が複雑だが、3Dマップを見ながらひたすら掘り進めればゴールに辿り着けますし、戦闘もそれほど複雑な攻撃を繰り出す敵がいません。探索も戦闘もカジュアル寄りの作風でそれほど高度な立ち回りは不要なため、プレイの敷居が低くマルチプレイに適していました。難易度イージーは非常に簡単ですが、高難易度は常に緊張感があるため、幅広いユーザーが楽しめる良作だと感じました。
また、協力プレイ可能な作品ではあるものの、一緒に行動することや息を合わせた連携は重要ではありません。個別に探索してもOKですし、上手い人が作業をテキパキ進めて他の人は何もせずにゲームクリアということもあります。ゲームが下手でも他に人に迷惑がかからないシステムで、屈強なおっさんが動き回るシュールな図も相まって、終始和やかに遊ぶことができました。
・マルチ協力プレイに対応
本作では2~4人の協力プレイに対応しております。(Remote Play Togetherには対応しておらず、1人1本購入の必要があります。)クラス毎に得手不得手があるため、役割分担しながら冒険を進めることができます。
ランダムマッチでもレーザーポインターやシュールなエモーションのおかけである程度意思疎通を取りながらプレイする事ができます。それほど意思疎通は不要なゲームで誰かがやられてしまった場合も仲間を復活させることができるため、マルチで攻略しやすいゲーム性だと感じました。
このゲームに向いている人・向いていない人
こんな人におすすめ
・マルチ協力プレイ用の作品を探している人
1人でのプレイも可能ですが、1人だとかなり作業ゲー感が強くなるため味気ないです。マルチプレイだと協力しながらわいわい遊ぶことができるため、マルチプレイ用の作品を求める人におすすめすることができると思います。
一方で、以下の人にはおすすめできないです。
・短時間でさくさく遊びたい人
・戦闘に特化した作品を遊びたい人
慣れるまでは1つのミッションに30-60分程かかることが多いです。やや1プレイが長くテンポが悪いため、さくさくミッションを進めたい人にはおすすめできないと思います。
また、クラスによって武器はほぼ固定で敵のバリエーションも少なめです。難易度を上げると緊張感のある戦いを楽しむことができるものの、毎回同じような立ち回りに行き着きがちなので、戦闘特化の作品を求めている人にはあまりおすすめすることができないと思います。
ここに注意!
初回は5-10分程度のチュートリアルをクリアの後、マルチプレイが解放されます。
類似のゲーム
地球防衛軍シリーズ・・・マルチプレイ対応の戦闘に特化した3Dアクション。
PayDayシリーズ・・・マルチプレイ対応で強盗する作品。ゲームシステムは異なるものの、仲間と協力して特定のミッションをクリアする部分は似ています。
総括
FPS形式のアクションゲームでドワーフのおっさんとなって数々のミッションをこなします。戦闘や探索ありのカジュアルなゲームシステムのお陰で友人やランダムマッチで手軽に遊ぶことができます。丁寧な作り込みでストレスなく遊ぶことができるため、マルチプレイ用の作品を探している人は是非遊んでみてください!
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