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DEEEER Simulator もう鹿になるしかないじゃない【レビュー】

ゲームレビュー
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こんにちは、ちゃぶ台です。

今回は DEEEER Simulator という3Dアクションのバカゲーを紹介します。首がキリンよりも長く伸びて二足歩行も可能なごく普通の鹿を操り、街を闊歩するオープンワールド形式のバカゲーです。バカ100%で作り出された愛すべき作品なので、日常に疲れてしまった人は是非覗いてみてください。

それでは早速紹介していきます。
#本稿にはDLCの内容は含みません。

概要

タイトルごく普通の鹿のゲーム DEEEER Simulator
対応機種Steam, Nintendo Switch, SP4
価格1480円(Steam), 1,980円(Switch, PS4)
プレイ人数1人
言語日本語対応
ジャンル3D アクション, バカゲー
開発元 / 発売元Gibier Games / PLAYISM
一言東大寺に行って鹿を見たら笑っちゃいそうです。

ストーリー

主人公が歩いていると、そこには横断歩道を渡る1匹の鹿が。
鹿に突っ込むトラックを見つけ、主人公は体を投げ出して鹿を押し出して救います。

鹿の代わりに轢かれてしまった主人公、そこで彼は鹿として転生するかどうかの選択を強いられます。
鹿として転生した主人公は自由気ままに街を闊歩するのでした。

こんなゲーム

TPS 形式の3Dアクションで普通の鹿を操り、街の中を闊歩します。操作は移動・攻撃・ジャンプ・ダッシュ・首を伸ばす・アイテムを拾う(使う)です。ストーリーは特に無く、オープンワールドを自由に探索します。

見た目だけは普通の鹿

攻撃では前足でパンチを繰り出します。車に乗って街中を爆走したり、銃やロケットランチャーを拾ってぶっ放したり、車と同じ速度でダッシュしたりと普通の鹿が出来ることは大体できます。

車道を爆走する普通のしか。
首を伸ばして捕まった先にぶっ飛ぶことができます。

人を攻撃したり車や施設を破壊すると徐々に画面右上の”鹿災害レベル”のゲージが上昇します。ゲージが一定まで溜まり、鹿災害レベルが上がると警官に扮した動物が治安維持のために主人公を攻撃してきます。

銃を持った羊や犬が治安維持のために突撃してきます。
街中でドンパチする警察と鹿。脅威レベルAまで到達すると…?

他にも人間にツノを生やして仲間にしたり、一緒に踊ったり、合体ロボに乗り込んだり、街を更地にしたりとやりたい放題することができます。

“リバウシ”や”どうぶつパズル”等のミニゲームも完備。
仲間(鹿)にした人間と共に巨大ロボの討伐を目指す鹿。

ストーリーはほぼありませんが、20個程度の実績要素が設けられているのでゲーム中の目標とします。殺人レーザーをぶっ放すジャイアントコアラと戦ったり、未来にワープしたりとぶっ飛んだ展開が満載で楽しむことができました。

書いてあることが中々酷いです。

おすすめポイント

・愛すべきバカゲー

バカゲーに振り切った作品です。鹿になったときのシミュレーションができるだけではなく、車や銃を持って警官に突っ込んだり、スパイダーマンのように木や建物の間を飛び回ったり、マグロに乗ってサーフィンしたりと様々なことができます。警官達の間抜けな鳴き声や鹿のコミカルな動き、シュールな絵面でで明るい気持ちになり、ストレス解消もできるバカゲーだと感じました。

車に乗ると何故か一体化して走り出す鹿。

このゲームに向いている人・向いていない人

こんな人におすすめ

・バカゲーが好きな人

まじめな要素は殆どなく、おバカな要素がふんだんに散りばめられています。シュールな展開や斜め上の展開が多数用意されているので、バカゲーで笑いたい人や日常に疲れてしまった人にはおすすめすることができると思います。また、アクション自体もそこまで難しくなく、自由に街中を探索する作品なので、気楽に楽しみたい人にもおすすめすることができると思います。

一方で、以下の人にはおすすめできないです

・ボリュームを求める人
ゲーム性を求める人

ネタが要所要所に散りばめられてはいるものの、ボリュームは少なめで早い人は2-4時間も遊べば十分に感じてしまう人もいると思います。値段も安くはないのでコストパフォーマンス重視の人にはおすすめすることができないと思います。

また、戦闘要素も設けられてはいるものの、ゲーム性としては単純で自由度は低いです。プレイヤー自身が目標を見つけることも必要なので、本格的な作品を求める人や飽き性の人にはあまりおすすめすることができないと思います。

ここに注意!

ミニゲームを遊ぶ際にも鹿災害レベルが下がってしまう点が残念でした。

また、ゲーム性はシンプル・ボリュームも少ないのでそこだけ注意だと思います。

類似のゲーム

Goat Simulator・・・ヤギになった時のことをシミュレーションできるありがたい作品。紹介はこちら

総括

鹿の姿で街を闊歩するバカゲーです。人や動物を車で轢いたり、銃や刀を持って暴れまわったり、首を伸ばしてスパイダーマンのように街中を飛び回ることができます。一発ギャグのような作品で、序盤は楽しめるものの飽きやすくボリュームも少ない点から、プレイ動画で十分という人も多そうです。ストレス発散や笑いたい人にはおすすめすることができる作品なので、気になった人は是非遊んでみてください。

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