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ロードス島戦記ーDeedlit in wonder labyrinthー 横スク大冒険

ゲームレビュー
Deedlit in Wonder Labyrinth
ゲームレビュー

こんにちは、ばとです。Touhou Luna Nightsを制作されているladybugsさんが2020年3月に早期アクセス版でリリースされ、その1年後の2021年3月に完成版としてリリースされる「ロードス島戦記ーDeedlit in wonder labyrinthー」をプレイしましたので、感想書いていきたいと思います。
ドラゴンがボスで何度か登場しますが、どれもドット絵でカッコよく描かれています。
ボスキャラ

2020/3/27にフルリリースしました。(おめでとうございます。)

ロードス島戦記、、、どこかで目にしたことがあるなと思い調べてみると原作はやはり小説でした。
(公式サイトはこちら
私が小学生くらいの時に、図書室に並んでいたような気もしますが読んだことはなくどんなストーリーなのかもあまり知りませんが、このゲームでは正直おまけ程度かと感じています。
もちろん原作を知っていれば、作中に登場するキャラクターが分かるのでより楽しめるかと思いますが、今回はストーリーよりゲームの中身をメインで紹介させていただきます。

概要

タイトルロードス島戦記ーDeedlit in wonder labyrinthー
対応機種Steam
価格2200円
プレイ人数1人
言語日本語/英語/中国語/韓国語/ドイツ語/フランス語
ジャンル2Dアクション
開発元 / 発売元WHY SO SERIOUS?Team Ladybug
一言炎と風と弓を使いこなしてギミックを攻略するテクニカルなゲームです

前作であるTouhou Luna Nightsは時間を操ってギミックを攻略していましたが、今回は炎と風と弓を操ってギミックを攻略することになります。頭を使うのは勿論、所々細かい操作も求められるので難易度は結構高めだと感じました。

ストーリー

突然見知らぬ場所で目を覚ましたディードリット
ここはどこなのか? なぜここに居るのか?
問いかけても誰も答えてはくれず、ただ静寂があるのみ

ディードは答えを求め、おもむろに歩き出すのであった…(Steamより)

ゲームを進めると、ディードリットと共に旅をしてきた仲間と出会います。ちょっとしたイベントが発生し、少しずつディードリットの記憶を取り戻していくことになります。
また、ショップやサイコロを使ったギャンブルの役割を持ったキャラクターもいます。

とある島のある場所で目を覚ますところからスタートします。

スタート地点

ボスが強力で結構苦戦することになるかと思います。ごり押しでも勝てるのですが、攻略法を見つけると簡単に勝てたりするので試行錯誤が楽しかったです。
ボス戦1

こんなゲーム

難易度は少し高めの横スクロールのアクションゲームです。特徴は炎と風の精霊の力を使ってダンジョンギミックを攻略する点です。特に弓を使ったギミック攻略は頭を使うことが多かったです。
「ロードス島戦記」という原作がある作品ではありますが、ディードリット1人を操作することになるのであまりストーリーに触れられることはなく、原作を知らない方でも楽しめる作品になっています。

精霊の力について
 ディードリットは炎の精霊「サラマンダー」と風の精霊「シルフ」の力を使うことができます。常にどちらかの精霊の力を借りることになりますが、それぞれで使える能力が異なります。
・風の精霊は移動に特化しており、空中を浮遊することができるようになります。
・炎の精霊は一部の障害物を破壊することができます。
また、それぞれ同一属性の攻撃を吸収し、MPを回復することができます。
反対に一部の敵も風・炎の属性を持っているため、こちらの攻撃が効きません。


風の精霊は移動に特化していて、空中浮遊で移動がスムーズになります。


炎の精霊は障害物を破壊することができます。

弓について
 武器として弓が出てくるゲームは多いですが、ギミックの攻略にも使うゲームはそんなに多くないと思います。個人的に弓ギミックが一番難しいと感じたので個別にピックアップしました。
矢を当てておもりのついた紐を切ったり、歯車を回すことで扉を開けるギミックが登場するのですが徐々に難しくなります。
矢を壁に当てて上手く反射させたり、磁石を使って上手く曲げたりといった箇所が幾つかあります。

道中に出てくる雑魚敵も一撃では倒せないのでちょっと面倒で、ボスまでたどり着くのも簡単ではないです。死んだ場合は直前のセーブポイントからやり直しになりますが、難所を超えると大体セーブポイントがあるのでストレスは少なめだと感じました。
ワープポイントも所々に配置されているので、戻って散策をするストレスも少なめです。

おすすめポイント

・ちょうど良いボリューム
 アクションゲームが苦手な方にはちょっと難しいくらいの難易度かと思います。横スクロールゲームは数本しかやっていない私も、それなりに苦戦しました。
セーブポイントは結構用意されているので難しい箇所も何度もやり直しして慣れるとクリアできるようになるので程よい達成感を得ることができます。

ボス部屋付近には必ずセーブポイントが設けられているので探すようにしていました。
せーぶぽいんと 

・ギミックの豊富さ
 弓を使ったギミックのバリエーションが多いこともありますが、精霊を活用したギミックも豊富に用意されています。頭を使うだけでなく、多少テクニカルな操作も求められるので慣れていない方にとっては中々一筋縄ではクリアできないかと思います。
ゼルダの伝説とまではいきませんが、ちょっとしたギミックにも苦戦することが多々あります。

このゲームに向いている人・向いていない人

こんな人におすすめ

・難易度高めの横スクロールアクションゲームを求めている方
 道中でも絶妙なタイミングでジャンプが求められたり、敵の配置が嫌らしいといった場面は多々あります。死んでしまうと直前のセーブポイントまで戻されてしまうのでHP管理も結構重要になってきます。

一方で、以下の人にはおすすめできないです

・ロードス島戦記の内容が好きで購入を考えている方
 ロードス島戦記の要素はそんなに強くないと感じました。(原作を知らなくても十分に楽しめる)逆にストーリーはあまり用意されておらず、あくまでメインはアクションなのでストーリーを楽しみたい方にはあまりお勧めできないと感じました。

ここに注意!

・マップ移動で敵が復活するのでテンポが悪くなる
 マップ移動することで倒した敵も復活するので、探索のテンポはあまりよくありません。
レベル上げの観点では「セーブポイントで回復⇒隣のマップで敵を倒す⇒セーブポイントに戻る」で簡単にレベル上げができますが、先に進めたい時には敵がいちいち復活するのでストレスが溜まります。

類似のゲーム

Touhou Luna Nights
 開発元が同じLadyBugさんです。東方を原作にした横スクロールアクションで本作と操作感もよく似ています。難易度も同程度かと思います。

総括

炎と風の属性を瞬時に切り替える操作や、弓を使ったギミック攻略は簡単そうに見えて意外と難しくテクニックを求められますが、上手くいったときはそれなりの達成感が味わえます。
道中の雑魚敵も一癖(姿が見えない、特定の攻撃しか当たらない)あり、ボスが結構強く正面からやり合うと大変なので攻略法を考えるといった所は大変ながらも達成感がありました。
敵の強さ、ギミックはちょっと難易度高めと感じましたが、キャラ操作は分かりやすく、移動もスピーディに進められるのでストレスはあまり感じなかったです。
クリアにかかる時間は大体5~10時間程度かと思いますが、プレイ時間の割にボリュームがあると感じる作品でした。

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