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Dead Estate 死の館に迫る影!【レビュー】

ゲームレビュー
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こんにちは、ちゃぶ台です。

今回は Dead Estate を紹介します。見下ろし型のローグライク3Dシューティングで不思議な洋館からの脱出を目指します。シンプルなゲームシステムながら、200種類を超える武器やアイテム、8種類の性能の異なるキャラクターや80種類以上のミッションとやり込み要素がモリモリのおすすめな作品なので、気になった人は是非ご確認ください!

それでは早速紹介していきます!
#日本語非対応の作品ですが、中学生レベルの英語力があればプレイは可能です。

概要

タイトルDead Estate
対応機種Steam
価格1,520円
プレイ人数1人
言語日本語非対応
ジャンル3D アクション, ローグライク, 3D シューティング
#厳密には2.5次元シューティングかと思います。
開発元 / 発売元Milkbar Lads / 2 Left Thumbs
一言期待の3倍くらい面白い作品でした。
一回色がバグって凄く焦ったけど・・・

ストーリー

雨の降る晩、Jeffは一人で森の中でトラックを走らせていた。
そこで、Julesという女性が傘もささずに道端に立っているのを見つける。
JeffはJulesをトラックの中に招き入れ、仲良く談笑しながら運転を続けていた。

しばらく進んだのち、不幸にもトラックのタイヤがパンクして、走れなくなってしまう。
途方に暮れる2人であったが、近くに人影があるのに気がつく。

声を掛けようとした2人であったが、それは人間のものとは思えない色の肌、血走った色の目、意味をなさない唸りのような声を放っている人型の怪物であった。

いつのまにか怪物達に囲まれていた2人はトラックを捨てて一目散に走り出す。
沢山の怪物達に追われながら、2人は目についた薄気味悪い洋館に逃げ込むのであった。

(ストーリー上は2人で館に駆け込んでいますが、冒険は1人で行います。)

こんなゲーム

見下ろし方のシューティングで計5つのステージをクリアして洋館からの脱出を目指します。操作はツインスティックシューティング(移動+照準合わせ)・攻撃・武器の切り替え・ジャンプです。

斜め上からの見下ろし型シューティングです。

ローグライク形式なので、プレイヤーは必ず最弱の状態からゲームが開始され、各ステージは下記の複数の部屋からランダムに自動生成されます。

  • 雑魚敵部屋・・・出現する雑魚敵を全て倒すことで他の部屋に移動することができます。
  • アイテム部屋/武器部屋・・・それぞれパッシブアイテムとサブウェポンを獲得することができます。
  • ワープ部屋・・・緑のクリスタルを壊すとステージの最初の部屋に戻ることが出来ます。探索時間の短縮やChunksを撒くために使用します。
  • 鍵部屋・・・ボス部屋の鍵が置かれています。
  • ボス部屋・・・ボスを倒すことで次のステージに進むことができます。ボス部屋に入るにはボス部屋の鍵が必要です。
  • ショップ部屋/武器商人部屋・・・ショップでパッシブアイテムやマップ、回復アイテムを購入することができます。武器商人部屋ではサブウェポンを購入できます。
  • 強化部屋・・・集めたお金でステータスの強化を行うことができます。
  • ミッション部屋・・・40秒以内に出現する敵を全て倒すことで、パッシブアイテムを獲得することができます。
  • 隠し部屋・・・マップには表示されませんが、一見何もない壁から入ることができます。武器やアイテムが隠されています。

メインウェポンは弾数制限の無いショットガンやライフルで、キャラクター毎に持っている武器が異なります。サブウェポンは魔法の杖や爆弾、ガトリング・ライトセーバーなど様々なものがありますが、弾数制限があります。サブウェポンは同時に1つしか持てないので使いどころや取捨選択が重要となります。

箒やバットといった近接武器もあります。

部屋には沢山の壺が並んでおり、壊すことでお金やハート(体力の回復アイテム)を獲得することができます。集めたお金はショップでのアイテム購入や、強化部屋でのステータスの強化に使用することができます。パッシブアイテムは敵が死亡時に爆発するようになる、攻撃が貫通するようになる、最大体力が増加する等、様々な効果を持ちます。

ツボを壊すのは簡単だが、時間はかかります。
各フロアに隠し部屋があります。よく壁を見ていると薄っすら足場が見えることもあります。
上3つがパッシブアイテム、マップと1番下の回復アイテムは固定です。

本作にはステージ毎に時間制限が設けられており、ステージ開始から一定時間が経過すると謎の大男であるChunksと言うキャラクターから追いかけられます。Chunksは倒すことができず、他の部屋に逃げても追いかけてくるので迅速な探索が必要となります。Chunksの攻撃は単調で、ボス部屋やショップ部屋には出現しないので、攻撃を避けながらも探索を続けることもできます。

隣の部屋に逃げ込んでも間髪入れずについてきて攻撃してきます。

キャラクターは最初は2人しか使うことができませんが、最大8人まで使用可能となります。また、”20分以内でクリアをする”、”3000コインを持った状態でクリアする” といったミッションが用意されています。

どのキャラクターも見た目のクセが強いです。
ミッションは80種類以上と豊富。

クリアまでは30分程度ですが、隠しステージや周回要素なども用意されているため、1周1時間以上要することもあります。難易度は Too Young To Die(Easy), Normal, Painfull(Hard、クリア後にアンロック) の三段階から選択可能です。

おすすめポイント

・周回性に長けた作品

キャラクター毎に最大体力や攻撃方法、特性などが大きく異なります。高威力低射程のパンチで戦い、サブウェポンを拾うことができない(お金に換金される)キャラクターや、メインウェポンが非常に強力だが最大HPが少ないキャラクターなど、プレイスタイルに合わせてキャラクターを選択することができます。

バットを振り回してコンボを繋げる少年。

また、お金やハートの補給のために壺をどんどん壊したいのですが、時間をかけ過ぎるとChunksに追われるため、調整が難しいところで悩みがいがあります。難易度Normalだとギリギリ全ての部屋を周り少し前頃にChunksが攻め込んでくるので、緊張感のある戦いを楽しむことができます。早々にボスを倒して次の階に進むことも、Chunksに追われながらも探索を進めることも可能なので、探索方法の幅が広い点も高評価でした。

意外と逃げながらの戦闘も何とかなります。

武器は70種類・アイテムは170種類以上と豊富です。アンロックや強化のための周回は不要ですが、アイテムの種類や個性豊かなキャラクター、プレイスタイルによるプレイの幅が多く、やり込み要素のミッションも豊富なので、自然と何度もプレイしたくなるように感じさせてくれる作品でした。

通常のエンディングはやや物足りない部分もありますが、トゥルーエンディングは達成感が格別なので、後から入室可能となる隠しステージに挑んでみてください!

このゲームに向いている人・向いていない人

こんな人におすすめ

・ローグライク形式のアクションゲームが好きな人
周回前提の作品が苦手な人

ゲームシステムはシンプルながらアイテムの種類が多く、キャラクターの性能差も大きいため、何度遊んでも楽しい作品です。トゥルーエンドに辿り着くには厳しい戦いを強いられることとなり、ミッションの数も多くやり込みがいがあるため、ローグライクアクションが好きな人にはおすすめできる作品だと思います。
また、昨今のローグライクに見受けられがちな、永続アップデートやアイテムのアンロックといったシステムはなく、全てのアイテムが最初から出現します。腕前次第では1~2回でゲームクリア、2~3回でトゥルーエンドに辿り着くことも可能なので、周回前提の作品が苦手な人にはおすすめすることができると思います。

一方で、以下の人にはおすすめできないです

・アクションゲームが苦手な人
時間に追われずにゆっくりプレイしたい人

永続アップグレードはないため、プレイヤーの腕前・成長力が問われる作品です。イージーモードはありますが、全体的な難易度はやや高めかと思うので、アクションゲームが苦手な人にはおすすめすることができないかもしれません。

また、部屋の探索は制限時間が設けられているため、のんびり攻略したい人にもおすすめすることができないと思います。

ここに注意!

ステージを斜め上から見下ろしている関係上、宙に浮いている敵や奥にいる敵の遠近感が分かり辛い点がやや残念でした。

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総括

ローグライク形式の3Dシューティングです。永続アップグレードやアンロック要素のないシンプルなアクションですが、武器やアイテムの種類の多さ、個性豊かなキャラクターと80種類以上のミッションによるやり込み要素により、何度遊んでも楽しい作品に仕上がっています。現段階では日本語非対応でややハードルは高めですが、トゥルーエンド到達時の達成感は格別で、非常に面白い作品に仕上がっているので、ローグライクシューティングが好きな人はぜひ遊んでみてください!

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