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DANDARA 壁を飛び回り世界を救うスタイリッシュ 2Dアクション【レビュー】

ゲームレビュー
ゲームレビュー

こんにちは、ちゃぶ台です。

今回は、DANDARA という 2D アクションゲームについて紹介します。黒人女性の主人公が重力を操り、壁から壁へ飛びまわり、敵を倒していくゲームです。大ボリュームのドット絵テイストの作品となり、ちょっと不気味なメトロイドと雰囲気は似ているように思います。

それでは早速紹介していきます。

概要

タイトルDANDARA
対応機種Steam, Nintendo Switch, PS4, IOS, Android
言語日本語対応
ジャンル2D アクションメトロイドヴァニア
開発元 / 発売元Long Hat House / Raw Fury
一言壁から壁へ移動しまくる爽快アクション、広大で不気味なダンジョンを探索しまくれ!

ストーリー

Salt は幻想的で独創的な世界だった。
しかし、世界はある時から抑圧され、市民たちは孤立を余儀なくされた。
世界中を絶望が支配し、崩壊が訪れる瀬戸際に DANDARA という女性が立ち上がります。彼女は壁や床、天井を飛び回る重力を操る能力を持っており、住人たちの最期の希望だった。DANDARA と共に、抑圧に執着している者たちに立ち向かおう。

登場人物も中々ユニーク(どうやって入ってきたんだろう)左右の手の大きさを考えると遠近法説も・・・

こんなゲーム

2D の探索型アクションゲームとなります。なんとこの DANDARA、普通に歩いて移動することは一切できません。移動は全て壁から壁への張り付きのみで行われます。さながらスパイダーマンですね。十字キーの左右でカーソルを動かすことで方向を決定し、ジャンプボタンで移動先の壁に張り付きます。ジャンプは一定の距離までしか飛ぶことができず、移動先に壁がない場合や壁まで飛距離が届かない場合はそもそもジャンプが発生しないので、移動するのも最初は一苦労です。(敵を無視すれば)進みたい方向にカーソルを向けつつジャンプを連打することであれよあれよと移動できるので、それっぽく上級者感が出せます。

壁の白い部分が移動できる範囲です。空に落ちながら扉に入ることも多々。

また、攻撃ボタンを長押しし、離すことでチャージショットを打つことができます。こちらも少し癖があり、貯め始めると移動することができなくなるため、慣れるまでは被弾が多いです。射程が短いのである程度的に近づかないといけないので、一方的に倒すことは難しいです。うまく調整されてますね。バトルの動画をとってみました。

ボス戦はこんな感じ。不気味な敵や巨大な敵が DANDARA の前に立ちはだかります。最初は移動に徹して攻撃パターンをしっかり見定めよう。

常に移動を余儀なくされるので、焦らないことが大事

ギミックも色々あり、チャージショットの反動で移動・回転する足場や長距離ジャンプできる大砲、足場がすべて上下反転するスイッチなど、壁ジャンプを活かしたものが多くて楽しめます。また、特定のアイテムを用いて進むギミックも多々あるので、攻略できるアイテムをゲットできた時の嬉しさに磨きがかかります。

ソルトの粋を使うことで体力を回復することができます。持てる最大値が決まっており、道中では一切補給されませんが、キャンプに戻ることでいつでも体力とソルトの粋個数を最大まで回復することができます。レベルを上げることで回復量が上がっていくので、どんどん使っていきましょう。(ダクソのエスト瓶の様なシステム)

体力回復アイテム(アイコンがリンゴにしか見えない。)

また、お金を集めることで、キャンプで体力・エネルギー(特殊攻撃に使用)・回復アイテムの回復量等のパラメータを強化することができます。道中で死んでしまった場合、持っていたお金をその場に落とし、最後のセーブポイントに戻されます。再度その場に戻ってきて、落ちているお金に触れることで、回収できます。(ダクソのソウルの様なシステム)回収の際に体力が全快するので回復のタイミングはうまく調整しましょう。

強化はキャンプでいつでも実施可能、ダクソのような(略)

おすすめポイント

・壁移動の爽快感

最初は難しいですが、慣れると颯爽と壁から壁に飛びまくれるようになり、スパイダーマンや Ninja みたいになりますwうまく移動できた時の爽快感は半端ないです。もちろん、敵もたくさんいるので、基本はサクサク移動し、要所要所で丁寧に立ち回る必要があります。後半では高速な移動を頻繁に求められるので、無我夢中で動きまくって後から自分の操作に感激することもあります!移動に重きを置いたアクションはあまりないのでとても斬新でした。

・マップが広大

マップは超広大で探索のしがいがあります。マップにはキャンプや扉の位置などが記録されていくので迷子になることはありません。最初は進めるところが少ないですが、アイテムをゲットすることで探索範囲がどんどん広がっていきます。移動を制限するギミックもマップに表示されるので、アイテム取得後にどこに行けばいいのかわかるのはありがたいですね。因みにそれぞれのマップには “推論の鍵” や “孤独の景色”、”選べぬ三叉路”等、やけにかっこいい名前がひとつひとつについており楽しませてくれます。

ネタバレ回避のためにマップのごく一部を載せときます。実際にはこれの数倍あります。

このゲームに向いている人・向いていない人

こんな人におすすめ

・ハイスピードアクションや爽快アクションが好きな人
・昔ながらの 2D 探索アクション(メトロイドヴァニア)が好きな人

ゲームテンポや爽快感は太鼓判です。全方向に飛び回り敵を制圧していくのは非常に絵になります。また、マップが超広大・ドット絵が綺麗・丁寧なので、昔ながらの 2D アクション・ダンジョン探索ゲームが大好きな方にもおすすめです。

一方で、以下の人にはおすすめできないです

多彩な攻撃方法や謎解き要素を求める人

基本的には攻撃はチャージショットだけなので、攻撃方法のバリエーションについては少し物足りないところがあります。また、色々なギミックはあるものの、使うアイテムはすぐにわかるので、頭を使う要素などはほぼありません。ゼルダの伝説のような謎解き要素を求めている人には物足りないかもしれません。

ここに注意!

全体的に次にどこに行けばいいかの情報が少なく・アクション要素も難しいです。颯爽アクションを謳っていますが、敵の前では超慎重に立ち回り、一体ずつ個別に撃破することをお勧めします。(複数体まとめて相手するのは滅茶苦茶きついです。)後半は難しいですが、沢山お金を稼げばどんどん強化できるので、詰まったらレベル上げに専念してもいいかも。どうしても行き詰った場合には、難易度を変更できるようなので、アクションゲームが苦手な人も安心ですね。

短所はあまりありませんが、ストーリーが少しわかり辛い点と、セーブポイント間をワープできるアイテムをもう少し早くゲットできるとよかったと思います。

類似のゲーム

2Dメトロイド・・・壁を起点に移動する動作は無いですが、ドットの雰囲気・マップ探索の様子など、結構似ています。

総括

壁移動と探索に重きを置いた 2D ドットベースのスタイリッシュアクションとなります。マップが広大で、様々なギミックがあり、新たなアイテムをゲットすることで新しい地に踏み入ることができる様はメトロイドやゼルダの伝説を想起させます。徹頭徹尾壁から壁への移動なので、本記事の画像や動画をみてピンときたら是非購入ください!

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