こんにちは、ちゃぶ台です。
今回は Cuphead の紹介を行います。カートゥーン調の非常に滑らかなアニメーション、見た目に反する難易度の高さがウリの作品です。2015年に発売されて以降、現在までで累計600万本以上売り上げられている超大ヒット作品で、今頃紹介する意義は薄そうですが私の大好きなゲームなので紹介します。
それでは早速紹介していきます!
2021年中に DLC が出るのを今か今かと待ち望んでいます。
概要
タイトル | Cuphead |
対応機種 | PC, PS4, Nintendo Switch |
価格 | 1,980円(PS4, Switch, Steam) |
プレイ人数 | 1 – 2 人(マルチプレイ対応) |
言語 | 日本語対応 |
ジャンル | 2D アクション・2D シューティング |
開発元 / 発売元 | Studio MDHR Entertainment Inc. / Studio MDHR Entertainment Inc. |
一言 | MugManってMegaManにかけてたりするのかな。 製作者は自身の家を抵当に入れてまで開発に励んだそうな。。。 |
ストーリー
むかしむかし、インクウェル島という魔法の島に、カップヘッドとマグマンという2人の兄弟とケトルじいさんが暮らしていた。ある日、2人はケトルじいさんの忠告を破り、デビルのカジノに入ってしまう。
そこで連勝し、気を良くしているとオーナーであるデビルが現れ、「もし自身との賭けに勝てたらこのカジノの金品は全てくれてやる。ただしお前たちが負けたらタマシイを頂く」と賭けを持ちかけられる。
金に目が眩んだカップヘッドはサイコロを振ってしまい、賭けに負けてしまう。何か別の方法で支払いができないかと命乞いする2人にデビルは、「明日の夜12時までにカジノから逃げ出した債務者全員のタマシイを取り立てろ」と命じた。
デビルにカジノから追い出された2人は大急ぎでケトルじいさんの元へと向かい、自分たちの命を賭けた大冒険へと旅立つ。
(Wikipedia より)
これ、たった1日のお話だったのね・・・
こんなゲーム
サイドビュー形式の2Dアクションシューティングです。主人公の カップヘッド / マグマン を操り、借金を抱えるキャラクター達からタマシイの取り立てを行います。基本操作は移動・ジャンプ・ダッシュ・パリィ・通常攻撃・必殺技の6つで、2人のキャラ性能は特に違いはありません。
通常攻撃の弾数は無限の為、基本的には通常攻撃で戦います。敵に通常攻撃を当てると必殺技のゲージが溜まり、必殺技のゲージを使用することで強力な一撃をお見舞いすることができます。必殺技は1ゲージ技と5ゲージ技があり、5ゲージ技は特大ダメージを与えることができます。
パリィは紫色の敵や紫色の敵の弾をジャンプではじくことで跳ね返したり、特定のギミックなどを稼働させることができます。また、パリィすることで必殺技ゲージが大きく溜まるため、上手く活用できれば攻守の要となります。(パリィを狙って被弾してしまうことも多いこと多いこと…)
本作は主にRun&Gunという雑魚敵を倒しながらゴールを目指す形式のステージと、ボス戦ステージの2つで構成されています。大きく4つのエリアから構成されており、ステージ選択画面から好きなステージに挑むことができます。
それぞれのステージについて簡単に説明します。
■Run & Gun(ラン&ガン)
ゴールを目指す形式のステージで、ひたすら右に向かって進みステージの最奥のゴールを目指します。ステージ内には動く足場や、多数の雑魚敵、コインが配置されています。全ての敵を倒す必要はないので、被弾を確実に避けつつ、ゴールを目指しましょう。強制スクロールや特殊なギミックも用意されているので、これだけでも十分楽しむことができます。
■ボス戦
ボスとの1対1の戦闘で、基本的にはこちらがメインのステージです。ドラゴンや人魚、海賊の船長など、多種多様な債務者からタマシイを取り立てに挑み、ボスのHPを削りきることでクリアとなります。画面固定の物、強制スクロールや移動する足場を乗り継ぎながら戦うもの等、様々なシーンで戦います。
時には飛行機に変身して戦うシューティングステージも存在します。ジャンプが無くなる代わりに通常の 2D シューティングのように縦横無尽に移動することが可能となります。ダッシュの代わりに、機体を小さくして高速移動が可能ですが、こちらの攻撃範囲も小さくなるので、使い分けが重要となります。
Run & Gun、ボス戦の双方で残機の概念はなく、常にHPは3からスタートし、死んだら最初から挑む必要があります。死んでしまった際には、全体の進行度に対してどの辺まで進んだところで死んでしまったのかが表示されます。ボス戦の場合は途中に立っている黒のポールのようなものを超えるとボスの行動が変わります。そこからまたひと悶着あることとなりますが、敵の見た目や攻撃方法がガラッと変わるので、遊んでいて全く飽きないです。
クリア時には被弾数や、パリィ回数等に応じてランクが表示されます。ランクA以上を取るには被弾数を減らさないといけないため、非常に難しいです。また、やりこみ要素としてミッション機能も用意されています。歯ごたえがあるものばかりなので、アクションゲームに自信のある人は是非コンプリートを目指してみてください。
また、集めたコインを使ってショップにて装備を購入することができます。通常攻撃や特殊効果を変更できるため、自分のスタイルに合わせて選択することができます。特にショットは2種類の持ち込みができ、戦闘中に切り替え可能なため、当てやすさ優先の物と高威力の物を使い分けるというような柔軟な戦い方が可能です。
ステージは25以上とかなり多めで、ボリュームは十分です。難易度はシンプル・レギュラー・エキスパートの3つから選択することができます。発売当初にクリア後、同じセーブデータで色々遊んだため、クリアまでのタイムは残ってませんでした。難易度選択や腕前に依存すると思いますが、2人プレイでレギュラーで 20 時間以上攻略に時間をかけたように思います。
また、現在はDLCが発売されています。DLCも本家同様、圧巻のクオリティだったので、気になった人は遊んでみてください。
おすすめポイント
・ディ〇ニーを想起させるアニメーション
アニメーションのクオリティが随一です。1900年代中盤のアニメーションを彷彿とさせる、手書き風のセルアニメーション、水彩画による背景の綺麗な塗りが特徴で、フィルムに入り込む塵や埃が投影される様まで見事に表現されております。とにかくアニメーションの枚数が多く、敵がヌルヌルと動くシーンは常に圧巻です。どこもかしこもディ〇ニー映画を(パク)リスペクトしているためか、ユーモアのある変身や攻撃方法が多く見ていて飽きません。
折角なのでボスを倒している動画を撮ってみました。難易度レギュラーのシューティングステージです。ボスの多彩な変身・攻撃が見ていて楽しいですね。
・泣く子も黙る高難易度
可愛い絵柄とは裏腹に難易度は高めの死にゲーです。残機や救済要素の概念はないため、ミスしてしまったら否応なしに最初からのリトライを強いられます。敵の攻撃も多彩で、初見殺しのような要素もあるので、何度も繰り返して敵の攻撃パターンを覚える必要があります。その分、敵の猛攻を耐えきって、敵を倒した時に表示される “KNOCKOUT!!” のボイスは非常に癖になります。
・オフライン2P Coopプレイに対応
本作では2人プレイに対応しており、2人でクリアを目指すことができます。(Steam版であればRemote Play Togetherにも対応しています。)1人が死んでしまっても、死亡時に出てきた魂にもう1人がパリィすることで仲間を復活させることができます。復活は何度でも可能ですが、死ぬ回数が増えると魂が画面外に出ていく速度が速くなり、救出することがだんだん難しくなります。
1人のプレイヤーを狙った自機狙い弾にもう1人が当たってしまったり、死んだ仲間を助けようとしていらぬ被弾をしたりと中々上手くいかない部分がまた面白いです。クリア時には1人でも生き残っていればクリア扱いとなるので、クリアに詰まったら2人プレイで挑むことをお勧めします。
このゲームに向いている人・向いていない人
こんな人におすすめ
・2D アクションゲーム、ボスとの戦いが好きな人
・ディ〇ニーの雰囲気が好きな人
操作性・リトライ性は良好で、アニメーションと軽快な音楽のクオリティも抜群なので、2Dアクションプレイヤーには必見の作品です。ボスとの戦いがメインなので、強敵に挑むことが好きな人には向いていると思います。
また、出てくる敵、世界観がビックリするほど夢の国です。(難易度的に悪夢かもしれませんが…)
ディ〇ニー好きな人は是非楽しめると思います。チケットの4分の1の価格で買えるし。
一方で、以下の人にはおすすめできないです。
・アクションゲームが苦手な人
・死にゲーが苦手な人
かなりの高難易度で、何度も死ぬことが想定されます。アクションゲーム・死にゲーが苦手な人、忍耐威力がない人には向いていない作品だと思います。クリアできない場合は協力プレイで挑むとだいぶ楽になるため、友人を見つけてきましょう。
ここに注意!
1人用だとかなり難しいです。2人だと死んでも助け合うことができるため、クリアできないと感じた人は仲間を探しましょう。2人プレイでもまだまだ難しいので、ある程度の根気と覚悟は必要です。また、難易度シンプルではゲームの仕様上、ラスボスに挑めないそうです。ラスボスまでしっかり戦いたい人は多少無理してもレギュラー以上でストーリーを進めましょう。
敵の攻撃、キャラクターの当たり判定はかなり大きめです、細かい弾幕を避けることが好きな人には向いていないかもしれません。
Run & Gun はややおまけ要素で、ボスとの戦いがメインです。ゴールを目指す形式のステージを沢山遊びたい人には向いてないかもしれません。
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総括
とにかくアニメーションのクオリティが高い2Dアクションシューティングです。難易度はかなり高めですが、操作性・リトライ性は良好でボスを倒すまでついつい長時間遊んでしてしまう作品です。ステージ数も多めで、難易度選択・ランク・ミッション機能も用意されているため、非常に長時間遊ぶことができます。2Dアクション好きならまず間違いなく楽しめる作品なので、絵柄が気になった人は是非遊んでみてください!
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