こんにちは、ちゃぶ台です。
今回は Critadel というローグライクアクションを紹介します。多数の銃を切り替えながら戦う全方向シューティングで、中毒性のあるゲームシステムと絶妙なゲームバランス、高いクオリティが魅力的な傑作です。難易度は高めですがローグライクアクションが好きな人にはおすすめの作品なので、気になった人は是非覗いてみてください。
それでは早速紹介していきます!
概要
タイトル | Critadel(クリタデル) |
対応機種 | Steam, Nintendo Switch |
価格 | 2000円(Steam), 1,980円(Switch) |
プレイ人数 | 1人 |
言語 | 日本語対応 |
ジャンル | 2D アクション, 2D シューティング, ローグライク |
開発元 / 発売元 | Pixelian Studio / Nicalis, Inc. |
一言 | めっちゃ面白しくてハードモードクリアまで駆け抜けました! でも突き詰めるとメイン武器が毎回初期武器になってしまう問題 |
ストーリー
「バベル」とは「タマシイ」の世界に作られた巨大な塔であり、古代の知識を保存・継承することを目的とする研究施設でもある。しかし、カルト集団の「ノア教団」に占拠され、その機能は奪われてしまい、今や彼らの兵器工場へとなり果ててしまった。ノア教団は、戦いに敗れ死んでいった者達のタマシイを捕らえ、実験・改造の末、機械兵団に変えてしまう。
「バベル」に拘束された家族や仲間のタマシイを解放するためには、 塔の最上階にある「羽化の扉」へ向かう必要がある。今、選ばれた3人の戦士が立ち上がる・・・(Nintendo Storeより抜粋)
こんなゲーム
サイドビュー形式の全方向シューティングで、計10個のステージのクリアを目指します。操作はツインスティックシューティング(左スティックで移動、右スティックで照準)で、(2段)ジャンプ、ローリング(回避)、ボム(手榴弾)です。各ステージは雑魚敵部屋やショップ、イベント部屋等がランダムに配置されており、マップ画面から進路を選択しながら進んでいきます。
武器は弾数無制限の初期武器と合わせて、同時に9つまで待つことができます。武器には単発やショットガン、エネルギー、燃焼、氷結、爆発などの系統があり、同じ系統のものを複数集めることで様々な恩恵をうけることができます。
初期装備以外の武器は強力ではあるものの、耐久力が設定されており、耐久力が無くなると利用できなくなります。耐久力は部屋をクリアした時にドロップするアイテムで回復できますが、入手タイミングが限られるため複数の武器の使い分けが重要となります。
また、道中ではパーツという装備アイテムを入手することがあり、各銃に2つのパーツを装備することができます。パーツにはクリティカル発生率アップや攻撃力アップ、特定の系統をその銃に付与させるといった恩恵があります。
ステージの最後にはボスが待ち受けています。攻撃パターンはやや単調ではあるものの、よけにくい攻撃が多く緊張感のある戦いを楽しめます。多くのステージでは2種類のボスが出現したりと、手の込みを感じました。
ゲームクリア後はプレイ状況に応じて新しい武器やアイテムがアンロックされたり、初期武器の違うキャラクターやキャラクターの特性を追加することができたりとプレイするたびにクリアに近付くようなゲームシステムとなっています。クリア後もハードモードやボスラッシュが用意されているため、やりこみ要素としては十分だと感じました。
おすすめポイント
・多数の武器を集めるゲームシステム
武器は70種類以上、パーツは49種類、アーティファクトは130種類と豊富です。シナジーの効果が攻撃速度100%増加、攻撃力が50%増加等と影響が大きいため、必然的に同じ系統を武器を中心に集めることになります。Sランクの武器は各周回で1~2個しか手に入らない+武器毎に耐久力もあるため、プレイするたびに使う武器やビルドが変化する点が楽しいポイントでした。
また、全体的にアイテムや武器を得る機会が多く、メイン武器が決まった後もシナジー効果によって主人公が強化される点が魅力的です。中盤以降はローグライクらしい派手なインフレで、引きによっては雑魚敵やボスを瞬殺できることもあります。常に2段ジャンプ可能、連続ローリング可能と操作性は良好、難易度は高めですが、ゲームバランスが絶妙で倒されてしまっても再度リトライしたいと感じさせてくれる作品でした。
このゲームに向いている人・向いていない人
こんな人におすすめ
・ローグライクアクションが好きな人
・高難易度アクションが好きな人
複数の強化システムと適度なゲームバランスによって程よいインフレを楽しむことができます。操作性は良好でゲームバランスも絶妙、多数の種類の装備やシナジー効果によってプレイする度にプレイ感が異なるため、中毒性のある作品を求める人にはおすすめすることができます。
一方で、以下の人にはおすすめできないです。
・高難易度アクションが苦手な人
・武器の使い分けが苦手な人
難易度は高めで中盤以降は敵の攻撃が弾幕となって降り注ぎます。オートエイム機能があるため、回避に専念することができるものの、高難易度アクションが苦手な人にはおすすめすることはできないと思います。
また、初期武器を除く全ての武器に耐久力があるため、同じ武器を使い続けることはできません。ある程度ゲームを進めると耐久力無限の初期武器もメイン武器として十分に活用できるようになるものの、メイン武器ばかり使うと面白さは半減なので、武器の使い分けが苦手な人にはおすすめすることはできないと思います。
ここに注意!
射程の長い武器で画面外の敵を攻撃することが多いのでスティックでカメラを動かせると嬉しいと感じました。
バランス等、一部のパラメーターの詳細が不明な点が気になりました。
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総括
全方向シューティングのローグライクアクションで、10個のステージのクリアを目指します。アイテムの種類が多くプレイ毎に違った体験が可能+ゲームバランスが絶妙で何度もトライしてしまう作品です。難易度は高めですが、繰り返し挑むことでクリアしやすくなる+ハードモードやボスラッシュ等のやりこみ要素も完備されているので、コアなローグライクアクションが好きな人は是非遊んでみてください!
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