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Core Keeper サンドボックスゲーの傑作!【レビュー】

ゲームレビュー
ゲームレビュー

こんにちは、ちゃぶ台です。

今回は Core Keeper というサンドボックス形式の2Dアクションを紹介します。見下ろし型のテラリアやMinecraftを彷彿とさせる作品で、高クオリティ・ハイボリューム・マルチプレイ対応の良作です。サンドボックス系の作品が好きな人はぜひ覗いてみてください!

それでは早速紹介していきます!
#本稿は2023年8月のアーリーアクセス段階の記事となります。

概要

タイトルCore Keeper
対応機種Steam
価格1,800円
プレイ人数1~8人(マルチプレイ対応)
言語日本語対応
ジャンル2D アクション, サンドボックス
開発元 / 発売元Pugstorm / Fireshine Games
一言ボスは完全に命のバトンを繋いで倒してました。

ストーリー

あらゆる文明から遠く離れた場所。
探索隊の一員であるあなたは、森の中を進んでいた。
未知なるものの存在を感じたあなたは森の中に何かが潜んでいるのに気づく。
まるで惹きつけられるかのうようにあなたはその奇妙なレリックに近付き、手をかざす。
表面に触れた瞬間、岩のあなたは目映い光に包まれる。
(ゲーム内より抜粋)

こんなゲーム

サンドボックス形式の見下ろしアクションで、2D版テラリアのような作品です。現在は6(+α)のボスを倒すことが目標で、操作は移動・持ち物変更・持ち物を使うとシンプルです。まずは主人公がワープしてきた場所の近くにある、巨大な石を動かすための動力を見つける+拠点を作ることから始めます。

何度かこの岩を訪れるため、初期リスポーン地である岩の周りに拠点を作ることが一般的です。

操作は単純ですが、沢山のアイテムが用意されています。テラリアやマインクラフトに似たサンドボックスといったゲーム性で、下記のように様々な事に挑めます。

  • ツルハシやシャベルを持って壁や床を掘る
  • 作った松明や掘った壁や床、オブジェクトを配置する
  • 武器や防具、アクセサリーを装備して戦闘する
  • 食物の栽培や釣りで得た食糧を料理する
  • トロッコやボート等の乗り物を作成する
  • ベルトコンベアやドリルで素材を自動回収する
  • 家畜の入手と連れ歩き可能なペットを育成する

序盤はどこも暗く、周囲は沢山の壁で埋め尽くされているので、松明を置いて明るくしたり、壁を掘りながら辺りを探索します。時には敵を倒したり、壁から銅や鉄などの鉱石を獲得することもあるため、戦利品や素材を使って新しいアイテムをクラフトします。

壁や松明の素材は大量に手に入るので気兼ねなく使うことができます。
進んだ場所や建てた壁や床はマップに残ります。
得た鉱石はかまどに入れて精錬します。
作業台を作ってアイテムを作成します。冒険が進むと新しい作業台で新しいアイテムを作成できます。

武器は剣や斧、魔法の杖やパチンコ、弓矢等が用意されています。装備には耐久力が設定されており、耐久力がなくなった場合は作業場で修理する必要があります。プレイヤーには体力と満腹度というパラメータがあるため、食事やポーションを使用することでこれらを回復しながら冒険します。

槍で敵と戦うシーン。攻撃には通常攻撃+一部の武器に固有スキルがあります。
遠距離攻撃できる魔法の杖。攻撃は全方向に繰り出すことができます。

敵を倒しても素材が出るだけで経験値は得られませんが、近接武器や遠距離武器の攻撃回数、採掘回数、調理回数、クラフト回数、移動距離等に応じてレベルが上がり、一定数レベルが上がるとスキルポイントを獲得できます。スキルを強化することで最大体力や攻撃力、ボスへのダメージの増加、壁を掘る速度の向上等様々な恩恵を受けることができます。

スキルはフロー形式。どの項目もレベルを最大に上げるには数十時間はかかります。

明確なストーリーはありませんが、ボスを倒すために辺りを散策しながら冒険の準備を整えます。良質な装備を整えたり、強力なバフがかかる料理を作ったり、ボスの所在を探したりとやるべきことがたくさんあります。ボスは遠方にいるので、トロッコやポータルを使った移動手段も用意することもあります。

アイテムと装備欄。鞄を作ると一度に持てるアイテム数が増えます。
使う釣り竿や釣る場所で得られる魚が異なります。
食べ物の種類は多めで、それぞれ食べた時の効果が異なります。

ボス戦は大迫力で挑みがいがあります。体力が莫大で攻撃だけでは削り切ることが難しいので、トラップや爆弾などの消費アイテムを使って戦うこともあります。入念に準備してもボスの攻撃で周りの地形が変わったり、雑魚敵が召喚されて作戦が機能しないことも多いので、事前に下見しておくことをおすすめします。

ボス戦では全員集合して総力戦になります。通り道に棘のトラップを敷き詰めた図。

難易度はノーマルとハードの2つから選択可能で、死んだ際に全てをロストするハードコアモードも用意されています。現在もアーリーアクセス版ですが、4人プレイで6ボスクリアまでは40時間+αとボリュームは十分でした。今後も継続的なアップデートが予定されており、ボスも増えると思います。

おすすめポイント

・戦闘特化のサンドボックスアクション

サンドボックス作品としての自由度が高く、アーリーアクセス版ながら完成度が高いです。アイテムや敵の種類は豊富で、序盤は遊べば遊ぶほど世界が広がるため、ワクワク感を感じることができます。敵を倒したり素材を集めて上位の装備を作り、新しいバイオームを探検する過程が楽しいです。その過程で、ポータルや自動化のための仕組みを考えたり、必要な素材を延々と集めたりと、辞め時を見失ってしまう中毒性がありました。

家畜部屋(左)と自動で敵を倒して素材を回収する部屋(右)

中盤以降はメインコンテンツであるボス戦が楽しい作品です。生半可な準備で挑むとすぐに返り討ちにあうため、入念な準備が必要ですが、その分討伐できた時の喜びはひとしおです。通常ボス以外にも召喚で戦えるサブボス等も用意されており、そちらも難易度が高いので挑みがいがありました。

敵の攻撃は激しく、攻撃力も高いです。
やられても直ぐに戦線に復帰できるように、ボスの近くにベッドを配置している図。

・マルチプレイ対応

本作はマルチプレイに対応しており、1〜8人でプレイ可能です。(Remote Play Together や)役割分担して戦闘・クラフト・探索・整地等、各々がやりたいことに勤しむことができます。ボス戦は声を掛け合って戦うことが楽しく、人数が多いほどクリアしやすくなるので、マルチプレイをおすすめします。

このゲームに向いている人・向いていない人

こんな人におすすめ

・サンドボックス形式の作品が好きな人
マルチプレイで遊ぶ作品を探している人

サンドボックス系の作品としてボリュームは十分でクオリティも高いため、楽しむことができます。流石にMinecraftやテラリア程のクオリティではないのですが、十分に差別化されているので、サンドボックス形式のアクションが好きな人にはおすすめすることができると思います。

また、役割分担をして複数人で遊ぶことが楽しい作品です。マルチプレイ用の作品を探している人にもおすすめすることができると思います。

一方で、以下の人にはおすすめできないです

・1人でのプレイを検討している人
アクションが苦手な人

クリアするためにやるべきこと、出来ることが莫大で、1人でクリアするには体感100時間以上はかかると思います。複数人で挑む前提のシステムなので、マルチプレイでの攻略をおすすめします。

また、ボスは攻撃パターンが少ない分、ランダム攻撃が多めで攻撃の密度も高いです。マルチプレイで挑めば連続で死んでもそこまで問題はありませんが、避けゲーやアクション要素が苦手な人はボス戦を楽しみづらいと思います。

ここに注意!

ボス戦含め戦闘重視のシステムですが、アクションに関してプレイヤーがとれる行動は少ない(攻撃と特殊なスキルしかない)点がやや残念でした。難易度ハードだと、厳しい戦いを強いられるため、何度も死にながら挑むこととなります。

また、一部のエンドコンテンツは広大なマップから特定のオブジェクトや建物を見つける必要があります。攻略サイトを見なければ探すだけで1人で5〜10時間程度かかるレベルなので、適度に攻略サイトを見ても良いかもしれません。

類似のゲーム

・Minecraft・・・説明不要のFPS形式のサンドボックスアクション。
・テラリア・・・同じく説明不要のサンドボックスアクション。クラフト要素は似ています。
・Stardew Balley・・・釣りや農業部分をもっと本格化した作品。

総括

見下ろし方のサンドボックスアクションで、2D版のテラリアやマインクラフトのようなイメージで1~8人で遊ぶことができます。拠点作りや冒険、戦闘・調理・クラフト等、クオリティは十分で手広く楽しむことができます。序盤~中盤はとても楽しいのですが、若干後半のボスの難易度が異様に高い点、主人公や敵の戦闘の戦略性が少ない点、エンドコンテンツのヒントが少ない点が気になりました。

とはいえ、現状でも価格以上に楽しむことができるうえ、今後も継続的なアップグレードが見込まれているので、気になった人は是非遊んでみてください!

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