こんにちは、ちゃぶ台です。
今回は Coffee Talk Episode 2 を紹介します。以前紹介した Coffee Talk の続編にあたるビジュアルノベルで、前作の雰囲気そのままに新要素が足された正統派の続編となっています。ゲームシステムはほぼ同じですが、前作との違いや新要素を紹介するので、気になった人は是非覗いてみてください。
それでは早速紹介していきます!

概要
タイトル | Coffee Talk Episode 2: Hibiscus & Butterfly |
対応機種 | Steam, PS4, PS5, Nintendo Switch |
価格 | 1700円(Steam), 1,980円(PS4,PS5. Switch ) |
プレイ人数 | 1人 |
言語 | 日本語対応 |
ジャンル | ノベルゲーム |
開発元 / 発売元 | Toge Productions / Toge Productions |
一言 | 売り上げヤバいと見せかけてドリンク1杯の単価が滅茶苦茶高い説。 |
ストーリー
誰もが孤独を抱えている時代──“コーヒートーク”で温かな一杯を飲みながら、心と心を結びつける会話に浸りませんか。
深夜にしか開かないコーヒーショップを再び訪れ、心癒される飲み物と共に、幻想世界の友人たちと旧交を温めましょう。マスターであるあなたが接客するのは、人間だけとは限りません。彼らの話に耳を傾け、心を揺さぶる自慢の一杯を提供してください
(Steam Storeより)
こんなゲーム
Coffee Talkのマスター、バリスタとしてお客さんと話をしながら依頼されたドリンクを提供します。前作終了後から時間は経っているものの、前作に登場した人物は健在で今作でも登場します。ストーリーは今作から新たに登場するバンシー(妖精)等の新たなお客さんも交えて会話が進んでいきます。

注文は前作同様、依頼されたメニューや客の気分に見合ったメニューを察して提供します。今作は新たにお茶の素材であるハイビスカスとブルーピーの素材が増えており、より幅の広いメニューを出せることができるようになっています。一度作ったドリンクは手持ちの端末からレシピを確認することができる他、前作同様ラテアートも可能です。


また、今作では会話の流れからお客さんのアイテムを預かることがあります。 他の客へのドリンク提供の際にアイテムを渡すかどうかを選択できるようになり、選択に応じてその後のストーリー展開が変化します。

その他のゲームシステムは前作を踏襲していて新しい要素はありません。エンディングまでは10時間程度、前作同様マルチエンディング制で15時間弱程度で全ての要素を回収することができます。
おすすめポイント
・やっぱり美味しい小粋なトーク
前作の魅力的なポイントである個性豊かなキャラクターとの落ち着いた会話や不思議な世界観が本作にも継承されています。前作から登場する人物はその後の状況を語ってくれます。がっつり変化がある人物は少ないですが、お馴染みのメンバーがドリンクを飲みながら温かく会話を交わすシーンは読んでいて安心感があります。
新キャラクターも落ち目のインフルエンサーやオペラ歌手を夢見る妖精等、個性豊かで世界観にマッチしています。各々が持つ悩みや特別なバックグラウンドを打ち明けながら互いに助け合う姿やジョークを言い合う姿に元気づけられました。

本作で追加されたアイテムを渡す要素も、シナリオ分岐のための小粋なアクセントとして高評価です。前作同様コーヒー片手にのんびりと楽しめるヒューマンドラマの作品として、満足できる仕上がりでした。

#このゲームに向いている人・向いていない人 の項目は前作と同様なので割愛します。
ここに注意!
登場する人物が繰り広げる物語や時系列は前作の続きからとなっています。前作をプレイしてから今作をプレイする事をおすすめします。
また、新キャラクターは3キャラクターと少なめです。新キャラクターばかりという訳ではないためご注意ください。
類似のゲーム
VA-11 Hall-A・・・サイバーパンクな世界でバーを経営するよく似た作品。紹介はこちら。
コーヒートーク・・・本作の前編。紹介はこちら。
Necrobarista・・・同じくカフェの店主となって死者との会話を交わビジュアルノベル。紹介はこちら。
総括
カフェ “Coffee Talk” のマスターとなり、幻想世界のお客さんと会話しつつドリンクを提供します。ゲームシステムは前作とほぼ同様で、前作の温かみやユニークな世界観が本作にも継承されていました。順当に進化した続編といった印象なので、前作が好きな人はぜひ遊んでみてください!
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