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Clone Drone in the Danger Zone 手に汗握る刹那の見切り【レビュー】

ゲームレビュー
ゲームレビュー

こんにちは、ちゃぶ台です。

今回は Clone Drone in the Danger Zone という3Dアクションを紹介します。人間の心をインストールされたロボットを操り、ディストピア世界のアリーナで生き残りをかけてバトルロイヤルに挑みます。一撃で勝敗が決まるゲーム性で、駆け引きと緊張感満載のバトルが特徴的な作品なので、気になった人は是非覗いてみてください

それでは早速紹介していきます。

概要

タイトルClone Drone in the Danger Zone
(クローンドローン - デンジャーゾーン -)
対応機種Steam, Nintendo Switch, PS4,PS5
価格2,050円(Steam), 1,980円(Switch, PS4)
プレイ人数1~2人(マルチプレイ対応)
言語日本語対応
ジャンル3D アクション
開発元 / 発売元Doborog Games / Doborog Games
一言ボスよりも蜘蛛の方が強くない…?

ストーリー

主人公は邪悪なロボットの帝国に囚われてしまった元人間。
今は人の心をインストールされたロボットの剣士です。

ロボット達の観客が見守るコロシアムで、主人公は理不尽な殺し合いバトルに参加させられます。斬られたら即廃棄のプレッシャーを跳ね除けて主人公は生き残りと脱出を目指します。

こんなゲーム

TPS形式の3Dアクションで、人間の思考をインプットされたロボットとして殺し合いのアリーナに参加させられます。メイン操作は移動・近接攻撃、矢を放つ、ダッシュ、ジャンプです。ストーリーモードでは下記の4つの武器を使いつつ、敵のロボットの全滅を目指します。

  • 剣・・・オーソドックスで使いやすい基準となる武器
  • 弓・・・エネルギーを消費するが遠距離攻撃ができる
  • ハンマー・・・攻撃が遅いものの、敵のガードを打ち破ることができる
  • 槍・・・ガードしながら敵を攻撃できる
敵ロボットも同じ条件で剣・弓・ハンマーで攻撃してきます。
近接武器は縦振りと横振りを使い分けます。

戦闘では敵も自分も基本的に攻撃を一発受けるとやられてしまいます。腕や脚に攻撃がかすった場合はその部分のパーツを失うだけで済むこともありますが、両手を使う弓が利用不可になる・移動が大幅に遅くなるといった大きなデメリットになるため、常に敵の攻撃を回避したりブロックする立ち回りが求められます。

一部の敵はアーマーを着ていたり、乗り物ロボに乗っており、部位破壊が必要です。
攻撃を出さない基本体勢では敵の弓矢を跳ね返したり、敵の剣を受け止めることができます。

ストーリーモードでは最初は剣だけを持った状態から戦闘が始まりますが、戦いに勝つたびに1つアップグレードを獲得して、下記のような新たな攻撃手段の獲得やパラメーターの強化ができます。プレイヤーが負けると最初からになりますが、強化の代わりにクローンを作って残機を増やすこともできます。

  • 敵の飛び道具を剣で弾く角度を広げる
  • ダッシュに使うエネルギーゲージの最大値を増やす
  • 壊れた手や脚パーツを修復する
  • キックで相手をダウンさせられるようになる
  • ジェットパックで飛べるようになる
  • 自分のクローンを作る(残機を増やす。)
1試合終える毎に強化フローから強化内容を選択できます。

ストーリーモードの一部チャプターではライフが設定されており、自キャラクターが倒された場合は自キャラクターを倒した敵キャラクターを乗っ取り、操作を引き継いでプレイを進めます。ライフが無くなった場合はゲームオーバーとなり、直近のセーブポイントから再開となります。

盾持ちなど、強そうな敵がいたら敢えて残機を消費して強いキャラクターにチェンジしてもOKです。

メインとなるストーリーモードはノーマル・ハード・インセインの3つの難易度から選択できます。私はハードでプレイしましたがクリアまで3時間程度とボリュームはやや少なめでした。他にもアリーナに挑み続けるエンドレスモードや特定の条件下でアリーナ10連勝を目指すチャレンジモードが用意されています。

チャレンジでは特殊なステージギミックや使用武器が縛られるようなモードでクリアを目指します。

おすすめポイント

・一撃で勝負が決まる緊張感

アリーナでは一対多での戦いが基本で、敵が使う武器も同じリーチのため、闇雲な攻撃はできず間合いや敵の動きを見切る必要があります。敵の同士討ちやキックでマグマに敵を落とす等、ステージギミックで敵を倒すこともできるため、様々な戦術で使えます。敵も自分も一撃で死ぬため、コミカルな見た目に反して常に緊張感のある戦いを楽しむことができました。

火のブレスで攻撃してくる恐竜。尻尾攻撃も厄介なため、間合いの取り方が重要です。

クローン作成で残機を増やすこともできますが、その分強化が進まないため、いつクローンを用意するか・強化を進めるかが常に悩ましいです。1チャプターでの戦闘が10回とステージ数が少ない分、1度の強化で大きく強化が進む点も魅力的でした。

チャレンジモードをクリアすると新しい強化がアンロックされます。

また、ディストピア世界独特なダークで壮大な世界観も特徴的です。ずっと同じ展開が続くと思わせつつ、脱出に向けて少しずつ物語が進んでいきます。ストーリーはコンパクトにまとまっているものの、大作映画のようなは壮大さが含まれていて楽しめました。セリフは何故か日本語フルボイス完備で翻訳クオリティも高めでした。

解説ロボットのアタリが強い辛口コメントが癖になりました。
スターウォーズに出てくるような大規模な敵の巨大基地。

・マルチプレイ対応

本作ではフレンドとの1対1での決戦や、最大15名で生き残りをかけて戦うオンラインサバイバルモード、フレンドと協力で挑むエンドレス/チャレンジモードが用意されています。NPCのAIもレベルは高めでしっかりとこちらの攻撃を避けてくるため挑みがいがありますが、人間相手の方がより白熱した戦いを楽しむことができるとおもいます。

このゲームに向いている人・向いていない人

こんな人におすすめ

・テンポの良いアクションが好きな人
緊張感のある戦いを楽しみたい人

武器の振り合いによって一撃で勝負が決まるため常に緊張感があります。1試合が1分未満で完結し、チャレンジモードも10分前後で完結するため、テンポの良いローグライクやシンプルなアクションが好きな人にはおすすめできます。

一方で、以下の人にはおすすめできないです

飽きやすい人
・世界観や
ストーリー重視の人

攻撃は近接武器を振る・矢を放つだけのシンプルな戦闘です。ステージギミックや敵の種類は少なめで、全体的にシンプルなゲーム性です。武器に制限がかかるチャレンジモードやエンドレスモード含め、アクション性は基本的に同じなので、凝ったアクションを求めるや飽きやすい人にはおすすめすることはできません。

また、ディストピアやロボット世界の掘り下げはそこまで無いので世界観の掘り下げに期待している人にもあまりおすすめできないと思います。

ここに注意!

マルチプレイはオンラインモードのみとなっており、ローカル協力プレイに対応していないのでご注意ください。時間帯によるかもしれませんが、オンラインではなかなかマッチしないため、友人かソロでプレイすることとなるかと思います。

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見つけ次第追記します。

総括

ディストピアなロボット世界の反逆者として殺し合いアリーナに挑むアクションゲーです。剣・弓・ハンマー・槍で戦いながら、アップグレードを重ねてていく一撃必殺のチャンバラアクションが特徴的でした。シンプルなゲーム性故に駆け引きが楽しいですが、強化要素やステージギミックが少ないため人によっては飽きやすいかもしれません。人を選ぶ作品ではありますが、気になった人は是非遊んでみてください!

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