こんにちは、ばとです。今回はChronoArkについてご紹介になります。2019年末にリリースされたこの作品ですが、この手のローグライクのゲームをプレイするのは初めてでした。
私の性格上、ローグライクのゲームは死んだ瞬間の「あっ、また最初からやり直し。。。」となる感覚が耐えられなくて敬遠してましたが、このゲームは最初からとなっても同じことの繰り返しにならずに済む(後述)ところもあり気持ちを新たにプレイできるので、今のところは心も折れずクリア目指してプレイしています。
概要
タイトル | ChronoArk |
対応機種 | steam |
価格 | 2000円弱 |
プレイ人数 | 1人 |
言語 | 日本語/英語/中国語/韓国語 |
ジャンル | RPG、ローグライク、カードゲーム |
開発元 / 発売元 | Al Fine, BADA Games |
一言 | ローグライク×カードゲームだけじゃない、ストーリーもあるよ! |
ストーリー
遥かな昔、世界は黒い霧で包まれ、歪み始めました。霧から現れた全てが人々を攻撃し、地上は人が住めない場所になりました。この世界で安全な場所は空の島、’アーク’だけです。主人公ルシ―はアークの下、歪みの地で目を覚まします。’アーク’にある時計塔を起動させよという謎の記憶だけを持ったまま…(Steam ストアより)
主人公である少女ルシーは不思議なペンダントを持っていて、アークの外の世界を仲間とともに冒険します。
パーティが全滅すると時を遡るような演出が入ります。目が覚めるとアークの部屋で目を覚まします。
時計塔を起動させるとともに、ルシーの過去について追いかけることが本作のメインストーリーとなりそうです。
こんなゲーム
超ざっくり書くと「敵を倒したり、宝箱から得られる玉を消費して、キャラのレベルを上げて強いカードを集めてデッキを作って敵を倒す。」となりますが、あまりにも雑なので、①カードゲーム、②ローグライクでそれぞれ紹介していきます。
ちなみに、最初のチュートリアルは超ざっくり、しかも微妙な日本語でしか説明されないのでゲーム性を理解するまでに私は30分ほどかかりました。初めてプレイする人はご参考にしていただければと。
①カードゲーム
各キャラクターのスキルカード(攻撃・防御・支援の役割)を集めたデッキとして、使用することになります。主人公自身も固有カード(ドロースキル)を持っています。各キャラクターとスキルカードは一番最初は基本攻撃と基本回復という共通スキルですが、レベルを上げることによってキャラが持つ固有カードを取得することができます。キャラクター毎に特色があるので、いろいろと試しながら自分好みのデッキを作ることになります。
レベルを上げる方法ですが、敵を倒すかマップの採取ポイントで取得できる霊魂を消費することでレベルを上げることができます。(画像を差し込む)
それぞれのキャラクターが特殊な能力を持っています。
一度そのカードを取得しないとカードの効果については確認することができません。
デッキの枚数は最初9枚です。(2キャラ×4枚/キャラ+ルシーのドロースキル1枚)
ドロースキルと各キャラクターのカードはレベルを上げるごとに増やすことができます。
カードがなくなった場合は、捨てたカードをシャッフルして再度山札にします。
ドロースキルについても何種類かバリエーションがあります。
例:「1枚ランダムで捨てて、3枚引く」、「山札から任意のスキルを1枚引く」など
また、ローグライクということもありレベルアップ時に取得するカードはランダム3種類から1つ選ぶ形になります。完全に運です。
また、各カードはコストが決まっています。
下の画像の左中央が手札の一覧で、一番右に書いてある数字がコストを表しています。(例えば、上から2番目の「一時しのぎ」ならコストは0)
コストはマナを使うことで支払うことができます。下の画像の手札の上にうっすら見える4の数字がマナを表しています。よくあるシステムですが、同じキャラクターのカードを同じターンで使用する場合、コストが1ずつ増加するのでカードを使用する順番など、結構頭を使うことになります。
マナもレベルを上げることで増やすことができます。
②ローグライク
ゲーム開始時にプレイヤーは2人好きなキャラクターを選びます。
ゲームを進めることで最大4人まで増やすことができます。
また最初は5人の中からしか選べませんが、ゲームを進めるて条件を満たすことで徐々に解禁されていきます。
バージョンが上がって最初に選択できるキャラクターも変わってきていますので、私が解放できたキャラクター含めて改めて簡単ですがご紹介します。
キャラクターの左上にアイコンがありますが、それぞれタイプを表してます。
各キャラクターには固有の能力があり、キャラクター選びでもプレイヤーの好みが問われます。どのキャラクターが強いといったことは攻略サイトを見れば載っていそうですが、私個人としてはアザールが性能的に強いかなと感じています。
アタックタイプのヘイン
自分のHPを削って敵に大ダメージを与えるスキルを持っています。
サポートタイプのジョイ
初期メンバー唯一の回復スキル持ち、レベルが上がるとランダムでポーションを入手できます。
回復アイテムはそこまで貴重ではないので、個人的には微妙かなと。
ディフェンスタイプのミス・チェーン
固有スキルで攻撃時にメラメラ状態(与えた分のダメージ回復)状態になります。
アタックタイプのアザール
自分のターン開始時に一番上にあるカードを使用すると幻影の刃という攻撃カードを入手します。
このカードはコストを消費せず使用できるのに加え、アザールのスキルには幻影の刃の分だけ追加効果を得ることができるので、戦略の幅がかなり広がるかと思います。
ディフェンスタイプのリーアン(2021/1現在ではデフォルトでは使用できません。)
攻撃を受けた際に自分の持っている攻撃カードで反撃することができます。
手に入れられるアイテムはすべてランダム。マップもランダムです。出現する敵についてはバリエーションはありますが限られています。ボスについても同様です。
同じ場所でも2パターンのボスが構えています。
下の画像は2面のボスですが、戦車と女の子2人組の2パターンです。
戦車はターン開始時に大ダメージを与えてきます。
女の子二人組はHPを共有していて、スキルを使うたびにHPを減らす、もしくはスキルのコストを上げるといった妨害をしてきます。(個人的には女の子二人組の方が強いです。)
おすすめポイント
・Goodビジュアル
私が絵を気に入ってこのゲーム買ったというのもありますが、かわいいキャラ、カッコいいキャラクターが多いです。また、マップ移動中のデフォルメされたキャラクターもかなり可愛く描かれています。
・ゲーム性が良い意味で悪い
難易度は正直高めだと思います。一応3段階ですが、私はノーマルですら6時間やってクリアできていません。。。初見で見るボスには、まぁ勝てないです。(日本語訳がいまいちなのもありますが、敵の特殊能力は食らわないと理解できないです。)
ボスの特殊能力を理解して対策を打ったとしても、次の周回でも同じボスになるとは限らず、立てた対策が通じないこともしばしば、、、要するに簡単にはクリアさせてくれません。しかも、ローグライクなので1度死んだら即終了ということもあり、雑魚敵との戦いも気が抜けないです。
・ストーリーがしっかりしている
あらすじにも記載されている「時計塔を起動させること」が今作の目的になりますが、その裏で主人公ルシーの過去を遡ることになります。ダンジョンで手に入れた過去の記録を集めることで、回想シーンを見ることができます。
このゲームに向いている人・向いていない人
こんな人におすすめ
・自分の戦略を立てるのが好きな人
キャラクターごとの特性、カードのバリエーション、敵のバリエーションを鑑みると色んな戦略を立てることができると思います。鉄板パターンもあると思いますが、カードの引きは完全に運となるので完璧なデッキを作るのはなかなか難しいかと思います。
・ローグライクのゲームが好きな人
ローグライクとして良くあるアクション要素は無く、あくまでカードゲームがメイン になりますが、楽しめる内容かと思います。
・カードゲームが好きな人
カードの能力を見ながら、組み合わせてコンボを考えたりするのは楽しかったです。極めると「ずっと俺のターン!」もできるようですが、私はまだそこまで至っていません。
一方で、以下の人にはおすすめできないです。
・運ゲーが嫌いな人
カードの引きはある程度運になるので、運が悪いと欲しいカードが全く出てこない場合もあります。(3種類から1枚選ぶ形となっているのでめったに起きないですが。)
・ターン性のゲームが苦手な人
カードゲームがメインということで、完全ターン性になります。
ここに注意!
・日本語が若干変
昔のグーグル翻訳というほどでは全然ないですが、若干日本語がおかしい部分があります。特に敵の特殊能力はただでさえ複雑なのに、変な日本語で書かれていることもあり初見殺しの一因になっている気がします。
・たまに挙動がおかしくなる
まだ致命的な不具合に遭遇したことはないですが、いきなり画面が真っ暗になるみたいな事象はありました。(アーリーアクセスなので仕方なし。)
類似のゲーム
・Slay the Spire
ローグライク×カードゲームでまずヒットするのはこのゲームなのかなと
総括
ちょっと長めに書いてしまいましたが、カードゲームということもあり戦術がかなり幅広くなっています。敵のバリエーションもそれなりにあり、特にボスに関してはかなりイヤらしい能力を備えていることがほとんどです。
さらにストーリーもそれなりに続きが気になるレベルなので、飽きることなく長時間プレイすることができるゲームになっているかと思います。(あと女の子たちが可愛い)
最近アクションゲームばかりで頭を使って戦略を立てるというよりは、感覚でゲームをすることが多かったという人に是非一度プレイしてみていただきたいです。
コメント