こんにちは、ちゃぶ台です。
今回は、Carto というパズルゲームを紹介します。カートという少女が、不思議な力で地図の欠片を組み替えて、世界の地形そのものを変化させながら、離ればなれになってしまったおばあちゃんとの再会を目指す作品です。可愛らしいデザインと温かみのあるストーリー、今までありそうでなかった面白いゲームシステムが特徴なので、パズルゲームが好きな人は是非遊んでみてください!
それでは早速紹介していきます!
概要
タイトル | Carto |
対応機種 | Steam, Switch, PS4 |
価格 | 2,050円(Steam, Switch), 2090円(PS4) |
プレイ人数 | 1人 |
言語 | 日本語対応 |
ジャンル | パズルゲーム |
開発元 / 発売元 | Sunhead Games / Humble Games, X.D. Network Inc. (China) |
一言 | 凄くどうぶつの森に出てきそうなキャラデザですよね めっちゃ好み。 |
ストーリー
とある事故でおばあちゃんと離れ離れになってしまった少女「カート」は、とても不思議な力を持っていた。それは、地図の欠片を組み替えて、世界の地形そのものを変化させる力!
その力を使って、島で出会うたくさんの人たちを助けてあげよう!
温かい気持ちが巡り巡って、きっと誰かがカートのことを助けてくれるはず。
冒険の途中で出会った友達と一緒に船に乗っていろいろな島を訪れながら、大切なおばあちゃんとの再会を目指そう!
(Nintendo Store より抜粋)
こんなゲーム
見下ろし型の2Dパズルゲームです。主人公のカートを操り、おばあちゃんを探して様々な所を探検します。操作は移動・調べる(話す)・地図を開くと非常にシンプルです。
フィールドは地図上で格子状にマス目が区切られており、地図を開くことで各マスを移動、回転させることができます。地図上の変更が現実世界にも反映されて、新しいエリアを探索したり、離れたマスにショートカットすることができます。
動画の方が一目瞭然なので15秒程度のキャプチャを貼ってみました。地図上で離れ小島のマスを現在地のマスの横に配置して探検しています。
マスの配置は同じ地形同士が繋がっていれば、自由に配置することができるため、時にはショートカットに使えたり、同じ問題に複数の解法が用意されることもあります。
マップを探索したり、謎を解いたり、人助けをすると地図の欠片が手に入り、行動範囲が徐々に広がっていきます。アイテムが手に入ることもありますが、シーンに併せて自動的に使用されることが殆どなので、操作するのは基本的にマップのみです。
例として最初のパズルを紹介します。
自分の家に帰れなくなってしまった男性。今いる場所や方向が一切わからないが、草原の東側の海沿いに自分の家があるとのこと。家に連れて帰ってほしいとのこと。
上記は最初の問題なのでシンプルですが、様々な種類の問題が出題されます。本作は計10個のチャプターで構成されており、1つのチャプターは 30~60(+α) 分程度でクリア可能です。また、隠し要素も存在しているので、ストーリーに関連しない部分にも怪しいところがあれば調べてみましょう!
おすすめポイント
・閃き力が求められるパズルの数々
見た目は可愛らしいですが、一筋縄ではいかない謎が多数出てきます。カートのアクションは地図上のマスを回転・移動させる、何かを調べる・話しかけるしかありませんが、意外性、バリエーションに富んだ問題が多く用意されており、舌を巻くことが多いです。風を起こしたり、川の流れを変えたり、オアシスを見つける等、様々な奇跡を起こして周りの住人を助けましょう。
ストーリーを通して難易度にはややムラがありますが、意地悪な謎、高難易度の謎はありませんでした。ヒント機能はありませんが1つの謎で10分以上悩むことはなかったため、子供から大人まで楽しむことのできる作品だと思います。
・のんびりとした雰囲気
火山や砂漠、氷山など様々な所を探索し、沢山の人と出会い、交流を重ねます。絵本のような温かみのあるストーリーで悪者等は一切出現せず、手軽にプレイ可能です。
時にはみんなで一緒に歌ったり、釣りの大会に参加したり、一緒にご飯や温泉を楽しんだり、ひたすらのんびりとした展開が続き、プレイしているだけで優しい気持ちになれます。
また、カートは無口ですが、非常に表情豊かでプレイしていると凄く愛着が湧きます。ユニークな住人とのやりとりやカートの可愛さ、温かい雰囲気に癒されて元気になれる良い作品だと感じました。
このゲームに向いている人・向いていない人
こんな人におすすめ
・のんびりとした雰囲気を楽しみたい人
・パズルゲームが好きな人
可愛らしい絵のタッチとほんわかしたストーリー、シンプルなゲーム性で万人受けするタイプの作品です。謎の難易度も丁度いいレベルで時間制限も無いため、のんびり探検することができます。ゲームにあまり慣れていない人でも楽しむことができる作品だと思うので、ゲーム初心者にはうってつけの作品かもしれません。
一方で、以下の人にはおすすめできないです。
・高難易度の謎を求める人
・ボリュームやコスパを求める人
ゲーム性、難易度、ストーリーの全てがシンプルで優しめです。コアなゲーマーは満足できないかもしれません。また、内容は面白く、クオリティも高いですが、ボリュームはやや少なめです。値段もやや高いので、コスパを求める人には向いていないと思います。
ここに注意!
序盤の謎がやや難しく、パズルに慣れるまで少し時間がかかるように感じたため、ヒント機能があるとなお良かったように感じました。
様々なバリエーションの問題が出題されますが、マップが変わっても基本的にやることは同じなので、飽きてしまう人もいるかもしれません。
類似のゲーム
ゲーム性は全然異なりますが、雰囲気としてはどうぶつの森シリーズですね。
他に思いついたら追記します。
総括
見下ろし型のパズルゲームで地図を回転・移動させて、現実世界の地形を変化させることで人助けを行う作品です。絵本のような可愛らしいイラストのタッチ、独特だけど温かみのある世界観・ゲームシステムが特徴で大人から子供まで楽しむことができます。のんびりパズルを解きたい人、人との出逢いや繋がりで癒されたい人、様々な所を探索したい人にはおすすめできる作品なので、気になった人は是非遊んでみてください!
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