こんにちは、ちゃぶ台です。
今回は Botany Manor というパズルゲームを紹介します。英国式の庭園の管理人となり、ヒントを元に珍しい植物を咲かせる謎解きゲームです。巨大な屋敷と庭を探索し、ヒントを組み合わせて珍しい花を咲かせることが楽しい作品なので、気になった人は是非覗いてみてください。
それでは早速紹介していきます。
概要
タイトル | Botany Manor |
対応機種 | Steam |
価格 | 2,570円 |
プレイ人数 | 1人 |
言語 | 日本語対応 |
ジャンル | パズルゲーム |
開発元 / 発売元 | Balloon Studios / Whitethorn Games |
一言 | こんなに広いエリアを1人で任されるとか半分ホラーでは…? |
ストーリー
時は1890年。植物学の書籍「過去となったフローラ」を完成させようと研究に励む学者、アラベラ・グリーンの視点でゲームは進行します。(Steam Storeより一部抜粋)
こんなゲーム
ヴィクトリア時代の英式庭園を舞台にした、1人称視点で進むパズルゲームです。プレイヤーは歴史が詰まった英式庭園やその周りの建物を探索して、希少な植物を種から育てる方法を研究します。操作は移動・見渡す・調べる・ノートを見るです。
ストーリーは5つのチャプターから構成されており、各チャプターでは空想上の植物の種を育てて花を咲かせることで次のエリアに進むことができるようになります。花を咲かせるには本や写真などの資料を基に育て方を推理します。育てる方法は種を鉢植えに植えて水をあげるような簡単なものではなく、強い光を瞬間的に浴びせる、特定の木材を使った燻製の煙を浴びせる等のユニークな方法が回答になります。周囲には条件を満たすための機材が用意されているため、鉢植えをセットして条件を満たした状態で機材を実行すると花が咲きます。
時間制限やライフなどの制限はなくのんびりと楽しむことができます。エンディングまでは3〜7時間程度で到達可能です。一部ストーリーに関係のない実績があるもののやり込み要素はありません。
おすすめポイント
・大豪邸で挑む謎解きパズル
倉庫や温室、遊歩道や巨大な庭がついた豪邸が舞台です。大量の植物に囲まれたスローライフな雰囲気を味わうことができるため心地よいです。マップは箱庭形式で広大ですが、それぞれのチャプターが新しいエリア内で完結するため解きやすいです。澄み渡った青空の元、カラフルな花に囲まれて庭を探検するだけでも楽しめます。
謎を解くと隠し部屋が現れて好奇心をくすぐられたり、摩訶不思議な花が咲いて達成感を感じることができます。謎のクオリティや日本語翻訳は上質で散らばった資料から世界観や主人公のバックグラウンドを少しずつ解き明かしていくことが楽しめました。ギミックや世界観を補足する資料が豊富なため、本物の植物学者の気分で解き進めることができました。
このゲームに向いている人・向いていない人
こんな人におすすめ
・のんびりと謎解きがしたい人
広大な庭や洋館を探索して様々な資料を読み込んだり、沢山の小物に触れながら不思議な植物の育成方法を推理することが楽しい作品です。庭や洋館を探検することが心地よく、制限時間に追われずに挑めるパズルのため、のんびりと謎解きを楽しみたい人にはおすすめできます。
一方で、以下の人にはおすすめできないです。
・高難易度のパズルゲームを求める人
・ボリュームを求める人
難易度はそれほど高くはありません。ヒント機能はないもののしっかりと情報を集めきると自然に謎が解ける難易度になっているため、高難易度のパズルゲームを求める人にはおすすめすることはできません。
また、最短3~4時間でクリア可能・やりこみ要素も無しとボリュームはやや少なめです。コストパフォーマンス重視の人の人にもおすすめすることはできません。
ここに注意!
一度入手したヒントを再度確認する場合は入手した場所に再度訪れる必要がある点がやや面倒に感じました。
1人称視点の作品なので人によっては酔いやすいかもしれません。設定から感度を下げることをおすすめします。
類似のゲーム
The Witness・・・同じく広い島を1人で歩き回って謎を解くパズルゲーム。但し、難易度は激ムズ。
総括
英国式の庭園や洋館を歩き回り、独特な植物を育てて進む1人称視点のパズルゲームです。ヒントを組み合わせて謎を解くことで先に進めるシステムで雰囲気的には脱出ゲームのような作品でした。美しい庭園や広い洋館を気ままに歩きつつ、謎を解くことが楽しい作品なので、気になった人は是非覗いてみてください!
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