こんにちは、ちゃぶ台です。
今回は ボムスリンガー という2Dアクションを紹介します。ボンバーマンを強く意識したローグライクアクションで、爆弾を設置しながら敵を倒すアドベンチャーです。ボンバーマンシリーズとの比較がメインなので、ボンバーマンが好きな人は是非ご確認ください。
それでは早速紹介していきます!
概要
タイトル | ボムスリンガー(BOMB SLINGER) |
対応機種 | Nintendo Switch |
価格 | 1,500円 |
プレイ人数 | 1~4人(マルチプレイ対応) |
言語 | 日本語対応 |
ジャンル | 2D アクション, ローグライク |
開発元 / 発売元 | Plug In Digital |
一言 | ラスボスだけ強すぎて焦りました。 ボム使いなら最初からキックくらい使えたらいいのに・・・ |
ストーリー
時は西部開拓時代。
武装強盗団の一味であった「ボムスリンガー」は賞金首がかかった悪党としてその名を馳せていた。
しかし、そんな彼にも愛すべき存在ができ、彼は足を洗って片田舎で妻と結婚して暮らしていた。
幸せな生活を築いていた彼らだったが、持ち逃げされた金を追っていた強盗団に居場所を突き止められてしまう。そして遂には家は焼き討ちにあい、最愛の妻も失ってしまった。
強盗団を地獄に落とすため、彼は1人爆弾を持って冒険にたつのであった。
こんなゲーム
見下ろし型のローグライクアクションで、メインとなるアドベンチャーモードでは、4つのステージのクリアを目指します。完全にボンバーマンをパクってリスペクトしており、ゲーム性は同じです。各ステージは複数のマップから構成されており、マップ内の敵を殲滅することで次のマップに進むことができます。ローグライク形式なので、各プレイは独立しており、出現するアイテムやマップ構成はランダムです。
操作は移動・攻撃・サブウェポン・消費アイテムの利用です。攻撃ではボンバーマン同様、爆弾を地面に置きます。一定時間後に爆発し、上下左右に広がる爆風に敵を巻き込むことで倒すことができます。
敵を倒すと画面下の経験値バーが溜まっていき、レベルが上がります。レベルが上がると、同時に置ける爆弾数が増える・爆発力が1マス分増す・移動速度が上がるといった恩恵を受けることができます。
また、道中で獲得したサブウェポンや消費アイテムを使うこともできます。サブウェポンは気力を消費して銃やショットガンを撃ったり、斧を投げたり、爆薬タルを置くことができます。気力は時間経過や敵を倒した際に出現する青いオーラを取得することで回復可能です。消費アイテムは回復アイテムや飲むまで効果が分からないランダム効果のポーションなどがあります。
敵を倒して得たお金は宝箱の開封やショップでの買い物に使うことができます。宝箱からは消費アイテムやパッシブスキルを獲得することができます。パッシブアイテムは爆弾をキックする能力や障害物を貫通するようになる等のどこかで見たことがある効果を持ちます。ショップでは体力回復アイテムや使い切りのポーション、サブウェポンを購入することができます。
各ステージの最後にはボスが出現します。ボスは攻撃が激しく、倒すには攻撃を4回当てる必要があるので難易度は高めです。一部のステージでは複数の種類の中からランダムで出現するボスもいたため楽しめました。
初期体力は3で、全て失うとゲームオーバーになります。永続アップグレードはありませんが、ボムスリンガーは装備アイテムをダンジョンに持ち込むことができます。装備アイテムには、最大気力増加、攻撃力や移動速度増加といった効果があります。装備アイテムは銃で敵を25体倒す、同時に4体の敵を倒す等のミッションをクリアすることでアンロックされ、一定数アンロックする毎に持ち込み可能な装備アイテム数が増加します。
1プレイは40分くらいでクリア可能です。後述のVSモードも用意されているものの、やりこみ要素はありません。
おすすめポイント
・ボンバーマンを強くリスペクトした作風。
元のゲーム性が面白いということもあり、本作も面白いです。敵の種類は少なめですが、下記のように独自性のある敵キャラクターが出現します。
・こちらの爆弾を突進で押し返してくる動物
・近づくと斧を投げたり、銃を撃ってこちらの爆弾を爆発させてくるおじさん
・ワープしながら遠距離攻撃してくる魔法使い
・盾で爆風を耐える戦士
サブウェポンや消費アイテム、アイテムの持ち込みといった独自要素はボンバーマンのゲーム性を損ねない程度の程よいアクセントとなっていました。ただし、ローグライク要素については本家とシステムがさほど変わらず、アイテム数も少ないため中毒性には欠けるように感じました。
・マルチプレイ対応
本作は1~4人での対戦が可能です(CPUを入れて対戦することもできます)。最後の1人になるまで戦うバトルロワイアルモードと相手を倒した数で競うデスマッチモードが用意されていました。ステージギミックはありませんが、形の異なる12個のステージが用意されています。ボンバーマンのルールと同じなので、簡単操作で、初見でも楽しむことができる内容になっています。
このゲームに向いている人・向いていない人
こんな人におすすめ
・ボンバーマンシリーズが好きな人
見た目や一部システムに違いはあるものの、ほぼボンバーマンのシステムを踏襲しています。ボンバーマンの亜種として楽しむことができるので、ボンバーマンシリーズが好きな人にはおすすめすることができると思います。
一方で、以下の人にはおすすめできないです。
・本作独自の要素を求める人
・やりこみ要素やコスパを求める人
ボンバーマンの要素を色濃く受け継いでいるものの、本作独自の要素が少なめです。敵の種類・マップ上のギミックは特に少ないため、本作独自の要素を楽しみたい人にはあまりおすすめできません。
また、価格の割にボリュームも少なめです。アイテム解放のためのミッションが用意されているものの、ゲームモードややりこみ要素が少ないため、コストパフォーマンス重視の人、何度もプレイできる作品を求める人にはおすすめすることができないと思います。
ここに注意!
アドベンチャーモードは1人用シナリオです。また、ストーリーもほぼないようなものなのでご注意ください。
初期状態だと移動速度が遅く、序盤のゲームテンポが悪い点が地味に気になりました。
類似のゲーム
ボンバーマンシリーズ・・・ゲーム性はほぼ同じです。完成度はボンバーマンの方がクオリティが圧倒的に高いので、お財布事情と相談かと思います。
総括
ボンバーマンをリスペクトしたローグライクアクションです。レベルアップ要素や気力を使ったサブウェポンの要素が用意されていたものの、かなり既視感のある内容で、それ程独自性はありませんでした。正直本作を遊ぶのであればボンバーマンを遊んだ方が良いと思うので、気になった人は動画を見たうえで遊んでみてください!
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