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Blossom Tales ゼルダの伝説インスパイア作品!【レビュー】

ゲームレビュー
ゲームレビュー

こんにちは、ちゃぶ台です。

今回は Blossom Tales というアドベンチャーゲームの紹介を行います。2D 版ゼルダの伝説ライクな作品で、爆弾や弓矢といったお馴染みのアイテムを用いてギミックを動かしたりパズルを解きつつ先に進んでいきます。本家をがっつりとリスペクトした作品で、あちこちに溢れた作品なので気になった人は是非ご確認ください。

それでは早速紹介していきます。

概要

タイトルBlossom Tales: The Sleeping King
対応機種Steam, Nintendo Switch
価格1,480円(Steam, Nintendo Switch)
プレイ人数1人
言語日本語非対応(Steam 版)
日本語対応(Switch 版)
ジャンル2D アクション
開発元 / 発売元Castle Pixel, LLC. / FDG Entertainment
一言The Legend of Blossom ではありません

ストーリー

ブロッサム王国(Kingdom of Blossom)を治めるランの王(King Orchid)に永遠の眠りの呪いをかけ王国を支配せんとする王の弟の魔法使いクロッカス(Wizard Crocus)の野望を阻止するべく、新米騎士の少女リリー(Lily)が冒険する。リリーは、王の目覚めに必要な3種類の植物を求めて各地を巡り、謎解き要素のあるダンジョンを攻略することになる。こうした本作の物語は、とある老翁が孫のリリーとクリス(Chrys)に聞かせるおとぎ話という劇中劇の形式になっている。(Wikipedia より)

こんなゲーム

見下ろし型の 2D アクションで、2D版のゼルダの伝説(神々のトライフォース)を強くイメージした作品です。主人公のリリィを操り、呪いにかかってしまった王様を救うため5つのダンジョンを攻略します。操作は移動・剣での攻撃、サブウェポンと非常にシンプルです。基本的に3ボタン制(剣+2つのサブウェポン)でサブウェポンはいつでもメニュー画面から変更することができます。

剣はシンプルに前に振る攻撃に加えて、長押しによって回転斬りと飛び込み斬りを使うことができます。サブウェポンは盾や弓矢や爆弾、ブーメランといったおなじみの武器が用意されており、冒険を進めることで使用可能なものが増えていきます。サブウェポンは残弾の概念がない代わりに、エナジーゲージを消費して攻撃を行います。エナジーゲージは時間経過で回復するため、貯まり次第どんどん使用することができます。

剣の繰り出しが速いため、テンポよく敵を倒すことができる

ストーリーは広大なフィールドを自由に駆け巡りつつ、王様を助けるために必要となる、伝説の植物が眠るダンジョンに挑みます。冒険を進めることで様々なサブウェポンを入手し、より行動範囲が広がっていきます。ストーリー上の目的地はマップからいつでも確認可能なため、次に何をすればよいか分からなくならない点が助かりました。

サブウェポンは戦闘は勿論、謎解きにも使うことができます。
よくある一筆書きのパズル。
サブウェポンはメニュー画面からいつでも変更することができます。

フィールド上はダンジョン間の繋ぎの為のマップという訳ではなく、ショップや隠し通路、NPC 等が多数存在しています。NPC からクエストを受けて特定のアイテムを収集して渡したり、ミニゲームで遊んだり、ひびの入った壁を壊して中を探索したりと、様々なイベントが用意されており、ハートの欠片やポーションといった攻略に繋がるアイテムを入手できるため、探索のし甲斐があります。

何気ない草を刈ると地下に続く穴が!
ショップ。品揃えはいまいちですw

ダンジョンの最奥にはボスが待ち構えています。ボスもこれまでに獲得したアイテムを駆使して戦うとこととなります。厳しい戦いを強いられますが、ボスを倒すことで最大体力が増加するハートの器を獲得することができます。

どこかで見たことあるような気もするボス。

ストーリーでは5つのダンジョンをクリアすることが目標となり、エンディングまでは 6-8 時間程度で到達可能です。サブクエスト等を含めると15時間程度楽しむことができると思います。

おすすめポイント

・ゼルダの伝説ライクな王道アドベンチャー

操作感や見た目、システムは2Dゼルダの伝説を踏襲しており、本家の面白さである下記のような要素を本作でも楽しむことができます。ストーリーも王道で癖が無いため、戦闘パートも探索パートも楽しむことができ、ゼルダの伝説ライクな作品としてしっかりと作られているように感じました。

  • ストーリーを進めつつ、フィールドを自由に駆け巡って冒険することができる点
  • クエストをこなしたり、隠されたマップを探し出すことで主人公が強化されていく点
  • 新しいアイテムを獲得して行動範囲や戦略が広がっていく点

また、個人的にはレースや NPC の防衛といったミニゲーム・イベントなどが豊富に用意されている点が高評価でした。

すべる床や敵を回避しながらタイムアタック

動く的を矢で射抜くミニゲーム。

このゲームに向いている人・向いていない人

こんな人におすすめ

・ゼルダの伝説ライクなアドベンチャーが好きな人

雰囲気はゼルダの伝説神々のトライフォースに非常に似た形式で、ボリュームをやや薄味にした作品です。操作はシンプルで、難易度も一部のボスを除き比較的簡単、ストーリーも王道展開なため、ゼルダの伝説ライクな作品を探している人にはお勧めできるかもしれません。

一方で、以下の人にはおすすめできないです

・複雑な謎解きを求めている人
英語が苦手な人(Steam版のみ該当)

パズル要素はありきたり且つ簡単なギミックしか用意されておらず、パズルで苦戦することは一切ありませんでした。ぱっと見で何をすればよいかわかってしまうパズルが多く、謎解きで爽快感を得ることはできなかったので、謎解きを楽しみたい人にはお勧めできないと思います。また、難しい英単語などは殆ど使われていませんが、NPC との会話やサブクエストが多いため、英語が 苦手な人にはスイッチ版をプレイすることをお勧めします。

ここに注意!

ダメージを受けた時の硬直が長く、ダメージの受け方次第では死ぬまで連続でダメージを受けてしまう点が気になりました。

また、登場する主要なアイテムが爆弾・弓矢・ブーメラン+1つと最低限のみでボリュームや謎解きの幅がやや少ない気がしました。また、本作独自の要素もあまり見受けられない点が少し残念でした。

類似のゲーム

Ocean’s Heart・・・同じくゼルダの伝説ライクなアドベンチャー。紹介はこちら
Blossom Tales 2・・・2022年以内に続編発売とのこと。紹介するかどうかは不明。
ゼルダの伝説 神々のトライフォース・・・本作の基となった作品。ボリュームも面白さもピカイチ。 

総括

見下ろし型の 2D アクションで、ゼルダの伝説シリーズを強く意識した作品です。本家システムを忠実に再現しており遊びやすい点、サブクエストやミニゲームが豊富な点は高評価でしたが、アイテムの種類や謎解きのバリエーションが少ない点がやや気になりました。Steam 版は日本語に対応していないので、気になった人は日本語対応済みの Switch 版を購入することをお勧めします。

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