こんにちは、ちゃぶ台です。
今回は Blazing Beaks という見下ろし型の2Dローグライクシューティングを紹介します。ゲームシステムはシンプルながら、強化のためにデメリット効果を持つアイテムをたくさん集めるというシステムが特徴的です。豊富な武器やキャラクター、特徴的な成長要素により中毒性が高い作品なので、気になった人は是非遊んでみてください!
それでは早速紹介していきます。
概要
タイトル | Blazing Beaks / ブレイジング ビークス |
対応機種 | Steam, Nintendo Switch |
価格 | 1,520円(Steam), 1,500円(Switch) |
プレイ人数 | 1-4人(マルチプレイ対応) |
言語 | 日本語対応 |
ジャンル | 2D シューティング・2D アクション・ローグライク |
開発元 / 発売元 | Applava / Applava |
一言 | 無理な欲張り、ダメ、絶対! |
ストーリー
一切ありません。戦っている原因は謎ですが、出現する敵を元の世界に追い返してあげることが目的とのことです。
こんなゲーム
見下ろし型の全方向シューティングです。主人公の動物を操り、計5つのステージのクリアを目指します。ローグライク形式なので、ステージは毎回自動生成され、各プレイは必ず最弱状態から始まります。操作は移動・照準合わせ・発砲・特殊スキルの使用と非常にシンプルです。
攻撃は装備した銃を発砲します。弾薬数の概念はなく、ショップや隠し部屋で他の銃を発見することで銃を変更することができます。銃毎に攻撃力や弾速、一度に発砲する弾数、攻撃範囲、特性などが異なります。
特殊スキルは装備中のスキルを発動します。初期スキルはスティックを倒した方向にダッシュするスキルです。道中では一定時間バリアを貼ったり、敵を自キャラクターから遠ざけたりと様々な効果のスキルが発見できるので、それらのスキルに変更することができます。使用後は既定の秒数待つことで再使用可能となるため、何度でも使うことができます。
各ステージは 6~9 個程度のフロアから構成されており、各フロアでは出現するすべての敵を倒すことで次のフロアに進むことができます。
敵を倒すとコインやアイテム部屋に入ることのできる鍵、アーティファクトというアイテムがドロップします。アーティファクトにはデメリット効果があり、「コインや鍵が拾えなくなる」、「攻撃力が30%低下する」といった効果を持っているだけで発揮します。各アーチファクトにはリスク値が設定されており、リスク値が高い程、強力なデメリット効果が付与されます。
道中ではフロアクリア時にショップに進む扉を時々発見します。ショップでは集めたお金で銃を買うことができます。また、集めたアーティファクトをカラスに渡すことでパッシブ効果を持つアイテムに変換することができます。交換先のアイテムは射程や射撃速度を向上させるもの、ハートやコインのドロップ率を上げるもの、最大体力を増加させるもの等様々なものからランダムで決定されます。
保持するアーティファクトのリスク値が大きい程、多くのアイテムをもらうことができるシステムのため、ある程度のデメリットを許容してショップを目指す事となります。
各ステージの最後のフロアにはボスが出現し、ボスを倒すことで次のステージに進むことができます。強力な敵ですが、討伐時にはアーティファクトやスキル、大量のハートとコインを獲得することができます。行動パターンが2~3パターンしかないのでまずは相手の動きを見極めましょう。
プレイアブルキャラクターとして11種類のキャラクターが用意されています。最初はアヒルしか使うことができませんが、プレイを重ねることで他のキャラクターがアンロックされていきます。それぞれ初期武器や特殊能力、初期体力が異なるため、自分のプレイスタイルに合ったキャラクターを探すところから始めましょう。
1週は30分程度でクリア可能で、クリア後は周回プレイに突入します。難易度はイージー・ノーマル・ハードの3段階から選択が可能で、デイリーモードや難易度の上がったチャレンジモードも用意されているため、やりこみ要素は多めです。
おすすめポイント
・特徴的な強化システム
デメリット効果を持つアーティファクトを自分の腕前やステータスと相談して取捨選択を判断する点が面白い作品です。
アーティファクトはゲームクリアまで持つ必要はなくショップで手放す事ができる点が重要で、「敵に触れたら即死する」、「回復アイテムが取れなくなる」といった難易度が激増するアーティファクトも「次のショップまで耐えればいいなら…」と取ってしまいがちです。
ショップは1ステージで 1~2 回出現しますが、どのフロアで出現するかわからないため、リスクが高いアイテムを取っても運が良ければ次のフロアで直ぐにショップを見つけることができます。一方で、引きが悪いとリスクの高いアイテムを持ったまま、沢山のフロアを戦ったり、ボスに挑まねばならない時もあります。何度も死ぬこととなるのですが、一回のプレイが非常に短い事と、大体身の丈に合わないアーティファクトの回収が死因となるため、あまり理不尽さは感じません。「次は立ち回りでカバーしよう」とか「ここでショップがあったらなぁ~」と言いながらついついリトライしてしまう魅力があります。
また、武器やアーティファクト、強化アイテムの種類も豊富でランダム性が高い点も魅力的です。
入るために運と実力の双方が必要となる隠し部屋や、お金やハートを使ってランダムなアイテムを獲得できるルーレット、特殊イベント等といった要素も用意されているため、クリア後も何度も遊べる作品となっています。
・マルチプレイの協力プレイに対応
本作では2~4人の協力プレイに対応しており、ダンジョンを同時に探索することができます。Steam版ではRemote Play Togetherにも対応しています。体力やお金は独立していますが、異なる武器や能力を使用することができるので、1人で挑むよりクリアしやすいと思います。
また、アーティファクトも「ハートを拾うと相方がダメージを受ける」、「同時に発砲することができない」といったマルチプレイ専用のアイテムも用意されているため、シングルプレイとはまた違ったプレイ感を楽しめました。
このゲームに向いている人・向いていない人
こんな人におすすめ
・手軽に2Dシューティングを楽しみたい人
・何度も遊べる作品を求める人
周回要素はありますが、1週30分程度でサクッとクリアすることができます。ロードやリスタートの読み込みも一瞬で、操作もシンプルなため、手軽にシューティングやローグライクを遊びたい人にはおすすめできると思います。
また、アーティファクトによる強化のシステムと多数の武器・アイテムによるランダム性によって何度遊んでも楽しい作品なので、繰り返し遊べる作品を求める人にはおすすめできます。
一方で、以下の人にはおすすめできないです。
・2Dシューティングが苦手な人
敵の攻撃が激しいわけではないのですが、敵の攻撃力が高く、初期体力の少ないキャラクターでは被弾=即死となります。(初期体力は1~4ですが、敵の攻撃は1~3ダメージ)全体的に難易度は高めで、死にながらアイテムの特性や敵の動きを覚える必要があります。ある程度の運要素も必要となるので、2D シューティングが苦手な人、根気のない人には向いていないと思います。
ここに注意!
アイテムの数は豊富ですが、ステージ数や敵の種類は少なめです。敵の攻撃パターンを覚えてクリアできるようになると少し物足りなさを感じるかもしれません。
また、個人的にはボス戦の攻撃パターンがシンプルかつ簡単でやや物足りなさを感じました。
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総括
見下ろし型のローグライク×2Dシューティングです。道中で出現するデメリット効果を持つアーチファクトを拾い、ショップまで運ぶことでメリット効果を持つアイテムに変換される点が特徴的です。
操作とゲーム性がシンプルで30分程度でクリアできるため、手軽に友人と遊ぶことができます。難易度とランダム性が高く、上記強化システムも魅力的で、ついついリトライしてしまう作品なので、気になった人は是非遊んでみてください!
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