記事内に広告を含む場合があります。

Blade Assault インフレまみれの高速ローグライクアクション【レビュー】

ゲームレビュー
ゲームレビュー

こんにちは、ちゃぶ台です。

今回は Blade Assault というローグライク形式の 2D アクションを紹介します。疾走感のあるアクションと時間経過で難易度が上昇していくシステムが特徴的な作品です。パッシブアイテムや武器の強化で主人公がどんどんと強化されていくことが楽しい作品なので、気になった人は是非覗いてみてください。

それでは早速紹介していきます。

概要

タイトルBlade Assault (Blade Evolution)
対応機種Steam
価格1,840円
プレイ人数1人
言語日本語対応
ジャンル2D アクション, ローグライク
開発元 / 発売元TeamSuneat / NEOWIZ
一言回避と自動回復を上げまくってお祈りする作品でした。

ストーリー

ミュータントに占領され人影がなくなった地上、化け物から逃げて地下へ入り込んだ抵抗軍たちが住むアンダーシティー、そして世界を統制して支配する空中都市のエスペランザ。

アンダーシティーの抵抗軍となり、エスペランザ軍と立ち向かう。同僚を信じて、強力な力を見つけましょう。 (Steam Store より抜粋)

こんなゲーム

サイドビュー形式の 2D アクションで、世界を支配せんとするエスペランザ軍に立ち向かいます。ローグライク形式なのでプレイヤーは毎回最弱の状態からゲームが開始し、出現する敵やアイテムはランダムに生成されます。操作は移動・(2段)ジャンプ・ダッシュ(回避)、通常攻撃、スキル(2種類)、消費アイテム使用です。

主人公は7つのステージのクリアを目指します。各ステージは複数のエリアから構成されており、各エリアでは敵の全滅と次のステージに続くゲートを起動する事を目標とします。攻撃方法はキャラクターや武器毎に決まっており、ダッシュやスキルは使用後に発生する数秒のクールタイム消化後に再使用可能となります。

通常ステージでは横方向にどんとんと進みながら出現する雑魚敵を倒します。

道中には宝箱から自身を強化するパッシブアイテムが出現します。

エリアの最奥に佇むゲートを起動すると雑魚敵が複数出現し、雑魚敵を全滅させる事で次のステージに進めるようになります。ゲート起動中は時間経過で徐々に、画面右上のリスクレベルのゲージが増えていきます。ゲージが最大まで貯まるとリスクレベルが上がり、敵の攻撃力や体力が増加するといったデメリット効果が発生します。

ゲートを起動すると周りに敵が出現します。迅速に殲滅しましょう。
リスクレベルが上がるたびに1つずつプレイヤーが不利になるルールが追加されます。

エリアのクリア後は通常攻撃やスキル攻撃の強化、体力の回復等を行うことが可能です。炎・氷・雷と三つの属性が存在し、敵を炎や氷といった状態異常にすることもあります。

運がいいとレアリティの高い強化が出現します。

各ステージの最後には強力なボスが待ち受けています。全体的に攻撃力や体力が高いため、万全を期して挑みましょう。攻撃パターンが単調なので、最初は動きを観察することをお勧めします。

どでかい敵が立ち塞がることもあり迫力満点でした。

各ステージのクリア後は主人公の武器の強化、回復アイテムやパッシブアイテムの購入が可能です。複数の選択肢がありますが、いずれもコインやクリスタルを消費するため、使い道に悩まされることとなります。

武器のレベルを上げることでどんどんと強くなります。
パッシブアイテムも複数購入することができます。

ゲーム終了後はゲーム内で稼いだクレジットを消費してプレイヤー自身の強化・武器の強化・持ち込み用のパッシブアイテムの購入等ができます。強化は永続のアップグレードのため、プレイを重ねることでどんどんと強くなっていきます。

プレイを重ねるとプレイヤーの能力を強化できます。

持ち込む武器の永続強化もできます。
拠点にいる抵抗軍たちの好感度を上げることで様々な恩恵を受けることができます。

難易度はノーマル・イージーの2種類から選択することができ、ワンプレイは1時間程度で完了します。一本道ですが、攻撃方法や武器の異なる4キャラクターが用意されているため、クリア後もある程度楽しむことができると思います。

おすすめポイント

・沢山の強化を積み重ねるゲーム性

1つ1つの強化アイテムは性能が控えめですが、沢山のアイテムの入手・強化が可能なのでどんどんキャラクターが強化されていきます。クリティカルや属性攻撃を特化させるといった狙ったビルドに近づけやすい点が魅力的ですし、増加したリスクレベルを下げるといった戦略をとることができるため、色々な立ち回りでクリアすることができます。

中盤以降は目に見えて主人公のステータスがインフレしてきますが、敵のステータスも丁度いい塩梅で強化されていくため、常に緊張感のある戦いを楽しむことができます。レジェンダリーのアイテムを入手できた時など、アイテムの引きが良い時には敵を圧倒できるため、程よいゲームバランスであるように感じました。

1プレイで数十個のパッシブアイテムを入手することができます。

このゲームに向いている人・向いていない人

こんな人におすすめ

・ハイテンポな2Dアクションが好きな人
・インフレの激しい作品が好きな人

操作性は良好、ゲーム性はシンプルで疾走感のある戦闘を楽しむことができます。敵の攻撃にあわせて回避を決めたり、筋道を立てて多数の敵を迅速に倒すことが好きな人にはお勧めすることができると思います。

また、ステージが進む度にプレイヤーの強化が大きく進むため、成長を感じやすい作品です。大量の強化アイテムでインフレを楽しみたい人にもお勧めすることができると思います。

一方で、以下の人にはおすすめできないです

・ランダム要素を楽しみたい人
リアルタイムで難易度が上がる要素を楽しみたい人

ローグライク形式ですがマップ構成や出現する敵はほぼ固定で、アイテムのラインナップもほぼ同じです。アイテムは1つ1つの効果が控えめで、複数の中から選ぶことができるため、自由なカスタマイズができる反面同じ構成に行き着きやすいです。ローグライク特有のランダム要素を楽しみたい人にはお勧めすることができないかもしれません。

また、時間経過で難易度があがるシステムですが、毎回迅速に雑魚敵を倒すことだけを求められます。リスクレベルとアイテムの取得にかかる時間を天秤にかけるような立ち回りや戦略性等は特に無いため、この要素を楽しみたい人にはお勧めすることができないと思います。

ここに注意!

中盤以降はボスの体力が異様に高く、倒すのにやけに時間がかかります。攻撃パターンが単調で間延びしやすいのでかなり残念に感じました。また、雑魚敵・ステージ・ボスの攻撃バリエーションが少ない点も残念でした。

日本語の翻訳が機械翻訳っぽくクオリティは低いです。一部は中国語のまま訳されていないものもあり、完成度はやや低めでした。プレイにはほぼ支障はありませんがやや残念でした。

類似のゲーム

Risk of Rain・・・サイドビュー形式のローグライクアクションで時間と共に難易度が上がっていく点が特徴の作品。紹介はこちら

Skul: The Hero Slayer・・・色々なフォームに変身しながら戦うローグライクアクション。紹介はこちら

総括

サイドビュー形式の 2D アクションで、7つのステージのクリアを目指します。雑な日本語訳や敵・ステージ・攻撃方法のバリエーションが少ない等粗削りな部分も目立ちますが、爽快感のあるアクションとパッシブアイテムを多数集めていくゲーム性が楽しいです。ハイテンポな2Dアクションが好きな人にはお勧めできる作品なので、気になった人はぜひ遊んでみてください!

コメント

タイトルとURLをコピーしました