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Biped 声を合わせて1,2,3ハイ!【レビュー】

ゲームレビュー
ゲームレビュー

こんにちは、ちゃぶ台です。

今回は Biped という3Dアクションを紹介します。足の短い2足歩行のロボットを操り、様々なギミックを解き明かしながら先に進むパズルアクションです。可愛らしいデザインが魅力的で、2人協力プレイが楽しい作品なので、気になった人は是非ご確認ください。

それでは早速紹介していきます!

概要

タイトルBiped
対応機種Steam, PS4, Nintendo Switch
価格1,520円(Steam), 1,650円(PS4, Switch)
プレイ人数1-2人(マルチプレイ対応)
言語日本語対応
ジャンル3D アクション
開発元 / 発売元NEXT Studios / NEXT Studios, bilibili, META Publishing
一言若干怪しい日本語がクセになりますね。

ストーリー

『Biped』(バイペッド)は物理ベースの協力系冒険ゲームです。2人のプレイヤーが「アク」と「シラ」という2体の二足歩行型地球外ロボットを操作し、地球上で好奇心がそそられる熱い大冒険を繰り広げます。プレイヤーは、多種多様な景観を持つ秘境に向かい、協力して謎を解き試練を乗り越え、宇宙航路を照らす地球ビーコンを再起動させることを目指します。

物語の舞台はとある美しい惑星です。ここには自然の生態系が手つかずのまま残されています。いたるところにバイペッド星人の作った道や装置があり、時には人工と見られる建築物の痕跡も。2体のキュートなバイペッドはこんな世界で冒険を繰り広げます。人の気配が見当たらない古い遺跡、危険がいっぱいの氷河の絶壁、激しく流れる渓谷の滝、神秘的な森の大自然…… 雰囲気を異にする30の美しく工夫に満ちたステージが皆さまの挑戦をお待ちしています。

こんなゲーム

見下ろし型の3Dパズルアクションで、主人公のロボット「アク」と「シラ」を操り、約30個のステージのクリアを目指します。
#本作は1人プレイ用のコースと2人プレイ用のコースが個別に用意されています。

1人プレイでは「アク」という青色のロボットを操作し、2人プレイでは相方が「シラ」という赤色のロボットを操作します。本作はコントローラーでのプレイが推奨されており、2本のスティックのみで操作します。左スティックで左足を、右スティックで右足を動かし、2つのスティックを交互に倒すことで前に進むことができます。また、片足を地面につけた状態でもう片方の足を振り回すことで蹴りを放ったり、両スティックを同時に倒すことでダッシュすることができます。

チュートリアルコースで練習してからビーコンの再起動に向かいます。

ステージは一本道で、出現するギミックを乗り越えながら先に進んでいきます。ステージ毎に出現するギミックが異なるため、一部のギミックを下記にて紹介します。

■シーソーギミック

下記は1人プレイ用のギミックで、不安定な足場の上を歩いて対岸に渡ることを目的とします。自動で歩くNPCと対角線上に位置するように移動することで、足場が傾いて落ちることを避けています。

自動で進む NPC(画面奥) と足並みを揃えて歩いていきます。

■二人三脚ギミック

下記は2人プレイ用のギミックで、着地するたびに色が赤色と青色に交互に代わる床を踏みながら先に進んでいきます。床と同じ色のキャラクターで着地する分には問題がありませんが、違う色のキャラクターで着地すると足場が消えてしまいミスとなってしまいます。そのため、2人で声を掛け合いながら交互に足をつけて先に進んでいくこととなります。

テンポ良く進んでいくのがコツです。

■制御系ギミック

足でレバーを操作して回転する柱を動かし、左上から落ちてくるボールを転がして右側のパイプに入れることが目標です。レバーの回転方向はいつでも切り替えることができるので、ボールが落ちそうになったら反転させて、柱を逆回転させることで食い止めます。時には隣の柱にボールを渡すために、勢いよくレバーを回したりと思い切りの良さも必要となるため、緊張感があります。

玉が落ちないようにゆっくりと運びましょう。

また、下記は2人プレイ用のギミックで1人が足を使ってスイッチを時計回り・反時計回りに回すことで足場を回転させます。もう1人は落ちないようにしながら前に進んでいます。

この後、先に渡ったプレイヤーがスイッチを回す側になり、手前のプレイヤーが同じ足場を渡ります。

■ロープギミック

2人プレイ用のギミックで、1人が壁に張り付き、もう1人が2人の身体を繋ぐ命綱を振り子のように使って足場を渡っています。同じ足場に長時間張り付いていると足場が落ちるので、渡ると直ぐに役割を入れ替えて次の足場に渡る必要があります。

足を吸盤のようにして青い床に次々と貼り付きます。

各ステージには収集要素としてスターが隠されています。また、クリアタイムや穴に落ちた回数が計測されており、ノルマを達成するとクリアマークがつきます。

スターは取り辛いところや分かり辛い所に配置されています。

目標タイムやミスの回数をクリアできなくてもステージをクリアすれば次のステージに進めます。

また、ステージ内で獲得したコインで帽子やアクセサリーを購入することができます。スキンなので特にステータス等は上下しませんが、可愛らしいアイテムが沢山あるため、集めがいがあります。

デフォルト(左上)の主張が強くて笑えます。

各ステージは10分前後でクリア可能で、時間制限や残機はありません。全て(1人プレイ・2人プレイ)のステージクリアまで7〜10時間程度遊ぶことができると思います。

おすすめポイント

・協力プレイに特化した作風

2人協力プレイ対応の作品で、Steam版では Remote Play Together にも対応しています。2P プレイではパズルでもアクションでも2人の協力が必須のステージが用意されているので、1人プレイと違った楽しみ方で遊ぶことができます。声を掛け合って難しいステージをクリアした時やクリア時間のノルマを達成できた時の喜びはたまりません。

・ステージ毎に異なるギミック

操作は若干クセがありますが、スティック2本しか使用しないため、すぐに慣れることができます。頭を使う要素はなく、タイミングよく足を動かしたり、スイッチのオンオフを切り替えるようなシンプルなゲームシステムで、直感的に次に何をすればいいのか分かる構成となっているため取っつきやすいです。セーブポイントがこまめに設けられており、残機や制限時間などもないため、気軽に楽しむことができます。

また、ステージ毎に出現するギミックが異なるため、常に新鮮さを感じることができます。時に役割分担をしたり、時に2人で動きをぴったりと合わせたりと色々な連携が求められるため、最後まで楽しむことができます。操作はシンプルですが自由度が高く、一部のステージは複数の解法が設けられていたり、ミラクルな方法でクリアできることがある点も高評価でした。

NPC を助ける水上ステージも完備

このゲームに向いている人・向いていない人

こんな人におすすめ

・2人用のアクションゲームを求めている人

2人で交互に歩いたり、役割分担でギミックを解きながら先に進んでいく作品です。ゲーム上で二人三脚を遊ぶようなイメージで、密なコミュニケーションが必須なので、2人プレイで遊べる協力アクションを求めている人にはおすすめできます。

一方で、以下の人にはおすすめできないです

・アクションゲームが苦手な人
・1人でのプレイを検討している人

通常ステージでも難易度はやや高めで、ステージスキップのようなアシスト機能もないため、一度ハマると延々と同じ場所で立ち往生します。若干操作にクセがあり慣れるまでは苦労するので、アクションゲームが苦手な人にはおすすめすることができないかもしれません。

また、1人用のステージはボリュームが少な目で、単調なため味気ないです。1人プレイでのみ出現する固有のギミックも殆どないので、1人プレイで遊ぶことを検討している人にはおすすめすることができないと思います。

ここに注意!

プレイに支障は一切ありませんが、不自然な命令口調で話しかけられることが多く、日本語訳が怪しいように感じました。

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総括

見下ろし型の3Dアクションで2足歩行のロボットを操り様々なギミックを乗り越えていきます。2本のスティックのみで操作するシンプルなゲーム性ですが、ステージ毎に登場するギミックが異なり、自由度も高いため最後まで楽しむことができました。2人でのコミュニケーションを楽しむ作品だと感じたため、2人協力プレイ用の作品を求めている人は是非遊んでみてください!

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